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2004.03.29

リフォーム工事

 そろそろ楽しい話や趣味の話を書きたいので、その前に「俺メモ」的なエントリーをまとめておきましょ。
 
 少し前に本サイトの両脇を整理しました。微妙なリフォームですが、ココログへの引越しのきっかけとなったような、いろいろなツールを導入。「MT使い」やブロガーな人には書く必要がないような内容ですが、ユーザビリティの一環として簡単に書いておきます。
 
 ちなみに、格好いいブロガーの皆さんのページを見ていると、サイト全体のデザインもいじりたくなるってもんですが、そこは我慢我慢。ブログを始めた時から「ちゃんとしたコンテンツを書けるようになってからにしなさい」と自分に言いきかせて来たので、当分、デフォルトのデザインで行きます。少しはまともなエントリーが溜まってきたかなと思ったら、やっとデザインをいじるかもしれないです。それにしても、ココログ界隈を散策するとデフォルトでも特定のデザインに人気が集中しますね。統計を取って人気のあるデザインに近いテイストのものをもっと供給したらどうなのかな。
 
 さて、デザインをいじらないもので、サイドバーの細かい字が本文の醜さ(おっと誤変換>見にくさ)を加速させている気がしますが、とりあえず使いたかったツールはほぼ入れたかな。あ、後はアマゾンのアフィリエイトだけ導入して、著作権の問題をクリアしたいと思ってます。CDジャケットや本の表紙の画像を使いたいので。ただし、ココログの容量上限が厳しいので、半年内に予定のプロバイダ移動後、画像データの置き場所を確保してからですかね、本格的に画像をバンバン入れるのは。今の上限が30MBなのにいきなり半分近く消費してるので、それまで画像関係は切り詰め政策で行きます。
 
 サイドバーの左上→下から右上→下の順に説明文。
 
最近の記事: 10件だけ表示。
 
Now On My Turntable!: 
 誰が見るんだという気もしますが、最近聴いたCD。本文更新しなくても、意外と更新してたりします。プライベートは非公開気味ですが、ここだけは覗き見的にどうぞ。
 
プロフィール: プロフィールになってません。
 
最近のコメント・トラックバック: 
 知らん内に「最近のトラックバック」がココログで実装されていたので追加。ユーザー要望へ対応しているのは、いい感じですね。
 
使用中
 いろいろ便利ツールを作っている方がいらっしゃるので、有名どころを導入。ココロガー他に常識的なものも多そうですが、知らない方のために解説文を付けておきました。
 
・MTはどうも過去エントリーが見にくいので、「ココホレ」や「ココログル検索」を利用すると、本ブログの過去エントリーのタイトルを見ながら面白そうなのをチョイスできます。

・「何かオモシレェことねぇかな~」という方は、「Similarity Search」と「ココドコ」で新たな出会いをどうぞ。でも、これってブログを書いている自分に一番楽しい機能な気がします。特に、Similarity SearchはDoblog時代から、ちょっと興味深々だったので。なぜか、よく宗教系エントリーがヒットするのが謎。トピックになっている特殊な単語より、一般的な語を拾うみたいですね。
 
・ココログ界隈で少々前に話題となったアクセス解析についてもポリシー文追加。こんな文章でいいのかな?結局、悪用するような人間は口と行動が裏腹な筈なので、他人の目から見るとこういった文章が本当に信用できるのかという問題はありますが(サイト上の情報からの人間性判断しかないんですよね)、僕は嘘はついていないつもりです。
  
カレンダー・バックナンバー・カテゴリー
 
Link List: 整理中。
 
Doblog Walker
 古巣Doblog内で、よく見させていただいているブログ群。Doblogはユーザーが少ないので、ポータルサイトのランキングをぶらつくと目ぼしいブログは一通り見られますが、一応自己便宜。リストから抜けている所もありそうなので、随時追加予定です。最近始めた人達は入っていない模様。
 
JapanMusicBlog: 
 JMさん(@jm's myTaste)主催の音楽好きブロガー結社です。入会させていただきました。音楽好きを自負するブロガーの方は、ぜひ入会をどうぞ。

MyBlogList・BlogPeople
 これも前々から利用したかったところですね。会員になって放っておきぱなしだったので、一気に追加。2サービスの両方で登録されている方を、どうリスティングするかが悩みの種です。どちらかのサービスだけ使えばいいのかな......有名どころのブログをざっと見ながら、ピンと来たところをピックアップしていったんですが、まだまだリストに入っていない面白そうなブログもいっぱいありそうです。リスティングした方々のブログについても、ゆっくり過去エントリーを眺めさせてもらおうと思っているので、楽しみが一気に増えましたね。でも、人気ブロガーのセンスを見せつけられてしまうと、自分の文章が書けなくなってしまう恐れアリ。
 
 
 元々、リンクの表示は、何だか自分のセンスや家の中を見せるようで、ブラウザのブックマーク利用の秘密主義だったんですが、今回一気にリンクを自ブログ側に移してしまいました(まだ少々残ってますが)。これだけ一気にリンクを増やすと、ちょっとぐらいヤバイところが混ざっていても分らないからいいですねw (実際はそんな危険なところは入ってません)。個人的には他所様のブログを見に行っても、リンク先が沢山あり過ぎるるとどれも見に行かないタイプだったんですが、やっぱり一般的に自分向けの便利さっていう方が設置の理由なのでしょうかね。
 
 ちなみに今回、MyBlogListやBlogPeople人気・定番を眺めていて、ネット上でも話題になっていた2つの記事を思い出しました。
 
 一つ目がWIRED NEWS「人気ウェブログは頻繁に「無断引用」-ウェブログ間の情報の流れを解析」。ちと煽り気味の記事だけど、「弱小サイトが取り上げたホットなネタが有名サイトで引用無しにネタにされて流行になることが多い。その情報の流れを探る技術を開発した」というお話。確かに、日本で実際に特定の話題を追っかけてみても、どこがブレークポイントかの特定は難しいですね。でも、日本の人気サイトは「経由」等の表現で出典(というか発見者)を明確にしていることが多い気はします。
 
 リストに加えるため、いろいろな人気サイトをお邪魔中、同じ話題がアチコチで取り上げられている度合いを見て少し感心。特に、「六本木ヒルズの事故」の話の取り上げられ度合いが凄かったですね。確かにココログルの「話題のキーワード」を見て納得しました。しかし、ココログル作成者のCurryさんがコメント欄で「(話題のキーワードへ)いまいちアクセス数が少ない」(3/3)と書かれているようなところを見ても、ほとんどのブロガーは「今、何が話題になっていて、取り上げれば人がやって来るだろう」と図ってるというのよりも、単に多くの人の興味を呼ぶ話題は多くのブロガーが取り上げる率も高いということの気もします。
 
 二つ目は、Passion For The Future「ブログのタイトルのネーミングに見る傾向と対策」。乱暴にまとめると、最近のトレンドとして、ブログのタイトルは日本語にした方がよい、というお話。マーケティング上でも、商品名に横文字=格好いいという時代が終わりつつある気もしますしね。このエントリーの基準によると、このブログのタイトルは成功例になるらしいです。ココの場合、肝心の内容が伴っていないから意味ないような。トレンドという話なので、今後はまた古臭くなる可能性もあるということですしね。
 
 今回、一からリンク・リストを作るべく、ランキング上位の数百の人気ブログ・リストを眺めて拾っていったわけですが、橋本大也さんの書かれている通り、「名前~~」「何とか+blog」「::、.使用」「内容が分りにくいタイトル」多いです。そういったものよりも、日本語タイトルの方がパッと目に入ってチェックしたくなったのは確か。日本語ネイティブということに加えて、アルファベットの羅列よりも表意文字の漢字の方が、瞬間的に意味も目に飛び込んで来るというのは大きい気が。「日本語フォントの方が大きくて目立つ」というのも、ナルホドというところ。変な語感のあるタイトルは、違和感を持たせて印象に残りますね。
 
 でも、面白さとネーミングはまた別と言えば別。実際の右のリンク・リストを見ても、意外と「優れたブログ=○なタイトル」ってわけでもない気がします(ここでいう「○」とは上記記事の評価基準に従った場合)。偉大な小説家ながらネーミング・センスがてんで駄目だったので、実は絶妙な才能を持った編集担当者がタイトルを全部付けていたという小話をどこかで聞いた気がしますしね。カタカナのみのタイトルが余り無かった気がするので、これからブログを始めようと思っている方はどうでしょう?しかし、浅学なものでちょっと疑問が生じたのですが、意外に多かったタイプのタイトル "XXYYZZ::Weblog" の"::"って何がオリジナルなんでしょう。やっぱり、プログラミング言語で使う"::"から来ているのかな、それともオリジネータみたいな有名な人が使ったから?

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2004.03.28

CCCD賛成派6割とか

 何か他人の誤りに突っ込んでばかりで非生産的な気がして嫌だし、もっと見識・知識がある方がCCCDについてネット上でしっかりとした議論をなさっているのを知っていますので何だとは思います。おそらく、この報道について書かれている方も多いでしょう。でも、CCCD反対票1票として「重複ウンザリ~」という声を覚悟で書かせていただきます。
 
 元の話はCKさんのブログ「デジモノに埋もれる日々」の”CCCDに「消極的賛成」な人が多いらしいのですが?”。(社)日本レコード教会が発表した2003年「音楽メディアユーザー実態調査」に関するお話です。日本レコード教会のウェブサイトへのリンクは「許可制」らしいので、CKさんのブログ→AV Watch記事→04.03.24 プレスリリース(PDFの報告書本体もあり)でどうぞ。
 
※アップ後、誤字があったので訂正いたします。(誤)日本レコード教会→(正)日本レコード協会です。失礼いたしました。
 
 
 
 CKさんが既に看破されている通り、結論「コピー防止機能付きCDの賛成派は6割」の元データ(P.21)を眺めると、
 
 
「賛成する」 16.1% + 「積極的には賛成しないが、仕方がないことだと思う」 38.9% = 賛成派6割 
 

らしいです。あの~、「賛成しないが」っていうのは、日本語でいうところの「反対」のことじゃないんですか?

 古典的な統計データの操作法としてアンケートの質問文のニュアンスをいじるというのがあります。有名なのは「新薬の副作用で10%の患者は死ぬか病状が悪化しますが、新薬認可に賛成ですか?」vs「新薬を導入すれば、9割方問題なく患者の病気を完治できますが?」というような例。ネガティブな方向を避けたいという人間心理を利用した例ですね。昔、朝日と読売で同じようなアンケート結果の微妙に異なるYes/No率を眺めていて、やはり質問文のニュアンスの違いによる効果に気付いた事例があるんですが、資料がどっかに行っちゃったんだよな~。ここに挙げられれば面白いんですが。
 
 話が逸れましたが、今回のプロパガンダ手法はかなり稚拙な事例。結論の前で強引に方向転換【下注参照】。他にも報告書を見ていて疑問が生じたもんで、まとめてメモしときます。
 
 
 p.21 CCCD評価 2002年 賛成する+積極的に賛成しないが... = 58.5%
             2003年 賛成する+積極的に賛成しないが... = 57.9%
 
  
 あの~、その教会流集計手法で行くと、賛成派が減ってますが...この場合は統計上の誤差という結論でしょうか?
 
 報告書では同時にDVDに関する統計も取っていて、そちらは「DVD再生機器保有者」内での統計(p.12)なんですが、CDの方はアンケート回答者全員に対しての統計。50代、60代のCD購入経験の無い方も含めてよろしいのでしょうか?データを見るとこんな感じなんですが...
 
 
 p.7 50代のCD購入経験者 男性 43.1%、女性 23.2%
    60代のCD購入経験者 男性 38.3%、女性 34.5%
 
 
 ま、買ったことがなくても高い関心と知識を持った方がいるかもしれないですね~
 
 
 p.17 総数      CCCD知らなかった 42.3%
     CD非購入層 CCCD知らなかった 57.5%
 
(ここでの数字は上記p.21のデータの場合と違って、さらに今年度から新たに統計を取った55歳以上を含む。)
 
 
 え?こんなにいる「CCCDを知らなかった」方々に、どうやって賛成・反対の意見を聞いたんですか?アンケート用紙に何やら啓蒙解説文章でも書いてあったんでしょうか?
 
 
 
おまけ: CCCDと関係ないところで気になったのは、以下の部分。
 
 
p.5 「音楽関連支出合計はエンターテイメント関連支出全体の30%を占める」
 
 
 質問している支出内訳項目が、「音楽関連支出」=「CD・カセット等購入」+「コンサート・演奏会等」+「音楽教室・音楽サークル活動」+「カラオケ」+「録音用メディア購入」+「音楽ビデオ購入」+「CD・カセット等レンタル」+「有料音楽放送」+「音楽専門書籍・雑誌購入」+「有料音楽配信(携帯)」+「アーティスト関連グッズ」+「音楽ビデオレンタル」+「有料音楽配信(PC)」、計13件。対して、他のエンターテイメント項目、ザクッと7件。あの~、いろいろ抜けてそうですが。後は、もう1箇所。
 
 
 p.21 録音経験者 MD 21.6%、カセット 14.5%、CD-R 11.5% 

 
 え?っと一瞬思いますが、「経験者」ですから、まぁ正しいのかと。でも、
 
 
p.21 過去半年間に音楽用にコピーされたCD-R/RWの1人あたり平均録音枚数
    =録音経験者 11.5%×平均枚数11.6枚=1.33
    この1.33を用いて、いろいろ計算、最終的にCD-R/RWの約57%が音楽
    複製用と結論
 
 
 「経験者」てのは累計の人数ですから、「過去半年の経験者率」を使わなければ駄目なんじゃないですか?それとも、そういう意味の「経験者」なのかな?でも、そうすると、少なくともカセットの経験者率(データでは14.5%)よりCD-Rの経験率(11.5%)の方が高くなりそうですよね、ここ最近の使用率を考えると。
 
 う~ん、何だか難しい統計手法でいっぱいです。どなたか頭の悪い僕のために、そこに潜むマジックについて教えてくださいませんか?
 
※たびたびの誤字で失礼いたしました。(誤)マジック→(正)ロジックです。
 
 
 
 
【ちょっと蛇足 @03-29-2004 05:15】
 
  「積極的には賛成しない」という「消極的に反対」とも取れるような表現を「仕方がない」という表現で和らげて印象を操作しているわけですね。「ない」の否定が「積極的に」にかかっているとすると、意味的には「消極的に賛成」と取れるわけですが、これをそのまま文にして「消極的には賛成である」としてしまっていたら、選択者が減っていたかもしれないということです。
 
 おまけに、アンケートによる評価ランク付けでは、しばしば7段階評価というのが心理学的な面で採用されたりします。これは人間は両極端の評価を避けるという傾向から、最高・最低ランクの2段階を5段階にプラスするやり方。欧米ですらそうなので、Yes/Noの他の「わからない」に票が集まりやすいような日本人の場合、なおさら極端な表現には票が集まりにくい筈です。そういうことを頭に置いて眺めてみると、中間的な選択肢のオブラートにくるんだ「積極的な賛成ではないが、仕方がないと思う」と「どちらかといえば反対」の恣意的な表現の差の効果は明白。データの公正を保つならば、「どちらかといえば賛成」と「どちらかといえば反対」の2つとして表現するべき。
 
 ま、調査と統治の機関を別にするというのは全てにおける鉄則なので、調査結果に信頼性が無いのは当たり前と言ってしまえば、それまでの話ですがね。

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2004.03.27

AOLダイアリー!!!!!!!

 元はyasu-boxさんのCHANNEL50%で知ったのですが、最近始まったブログサービス「AOLダイアリー」に「トラックバックカフェ」という、ココログで言えば「トラックバック野郎」とほぼ同じような企画ページがあるそうです。どれどれ...
 
 え~~、yasu-boxさんのところのコメントに残した内容そのままなんですが、どうも突っ込みたい気分なので、ちょっと繰り返してよろしいでしょうか?
 
 そのAOLの「トラックバックカフェ」曰く、
 
 
   2004/3/24 1:00 今週のテーマは「食べれません。」 
 
 
さてさて、
 
  
 その一、今流行りの「ら」抜き言葉?早速、トラックバックを打っている方々から訂正が入って、
 
 
 みなさんのタイトルがみんな「食べられません」になっていた。
 間違っとるぞ。>Wasabi」とみんなからツッコミをうけたようでちょっと気持ちイイ(笑)

 
 
 だそうです。気持ちイイそうなので、僕も突っ込ませていただきます。間違ってます。
 
 
 
 その二、ココログのトラックバック野郎:過去のお題「これだけは食べられない!」 (2004/3/9 11:00 AM)
 
 え~っと、2週間前ですか・・・・・・そっくりのお題ですが、こちらはちゃんと「ら」入り。
 
 
  
 その三、Doblog内では少々有名なjinさんのブログ「melody of life」には毎週お題を出して皆がトラックバックを打つという企画があります。
 
 スタートが2004/1/17で、本文中に「つまり、ココログのトラックバック野郎みたいなものです」という一文が加わっていますが、1/20よりは少し前なんですね。僕も一度参加したことがあります。その企画名が
 
 
      「トラックバックカフェ」
 
 
 3/16にサービス開始のAOLの企画と全く同じです。偶然というのは恐ろしいですね。僕も偶然に同じタイトルを付けるブロガーが出て来ないかとドキドキ、ワクワクするようになってしまいました。

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2004.03.26

世界征服への道

 2つぐらい前のエントリーで実際に旅行等で来訪した国を塗りつぶした白地図を作ってくれるサイトを紹介したんですが、そこに書いた通り、これ以上赤色が劇的に増える気も全くしないわけなんですよ。
 
 そこで、勝手にルール変更。ココログに引っ越してきてから、このブログにアクセスがあった方々の国を塗りつぶして世界制覇を目指します。毎日、日本語でない言語使用中の方々が、日本語オンリーのこのブログへ迷い込むんですよね。検索サービスのマジックでしょうか。
 
 厳密に言えば、ドメインでも調べて国まで特定すればいいんでしょうが、そんな無茶な汗をはかくのはさすがに無理。使用言語=その国の人とは限りませんが、とりあえず使用言語に基づき、その言語を公用語としている国を塗りつぶしてみました。こんな感じ。
 
 
     worldlanguage.jpg
 
 
 当然、スペイン語・英語・仏語の威力が凄いわけですが、世界への道としてはスロベキア語がレア・アイテム、ゲットだぜって感じです。以上、公用言語情報はWikipediaコチラより。
 
 
 アフリカの国々に関して勉強になりましたが、加えてもう一つ。皆さん、「インターリングア語」ってご存知ですか?当ブログにアクセスしてくださった方で、「インターリングア語」使用の方がいらっしゃったんですが、ウェブ上でも「何コレ?」と悩む方、結構いるみたいです。エスペラントは知っていましたが、この現代ラテン語的人造語、初耳でしたね。読みにくいんですが、ココの解説が一番まとまっていましたので、興味があったらどうぞ。
 
 でも、PCをその言語に設定しているってスゴイなぁと思っていたところ、「インターリングア使い」な方もいらっしゃるようですね。>レウクス・マン氏
 
 
レウクス·マン
 
私は馬鹿なアメリカ人です。日本語をわかりませんが、勉強しています。 英語とフランス語とエスペラントを話します。エスペラントもインターリングアもノルディエンも人工語です。

インデクスへ行ってください
 
 
 日本的な謙遜の精神を分ってらっしゃるとは凄いんですが、何か冒頭の文章がホノボノと微笑みを誘いました。ここのサイトでインターリングアによる文章の他、人工語の文章が見られます。やっぱり世界は広いですね。

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ニューオリンズ紀行

 正味2日+αほどだが、ニューオリンズを観光してきたので、その顛末を簡単に記録。
 
 西海岸・東海岸、中部、カナダ・メキシコと北米の主な地域を駆け足で観光して来たが、合衆国南部がこれまで未踏の地。今回初めて訪れてみたが、やはり雰囲気は独特。住民の大半がアフリカン・アメリカンであるわけだが、街には白人客ばかりでサーブする側が皆アフリカン。他の都市ならば飲食店や清掃員にはラティーノが多いのだが、ニューオリンズでは見事に黒白が分かれていた。テキサス辺りの空港からそうだが、アフリカン・アメリカンに靴を磨いてもらう白人という風景がかなり一般的。そもそも西海岸界隈じゃ靴磨き自体、あまり見ない気もするし。でも、サービスのレベルは圧倒的に平均的なアメリカのレベルより遥かに高い。朝食でマクドナルドに入った時も、その余りの手際の良さに感動(日本人の目で見ると、アメリカの一般的なレベルは凄いです、もう慣れたけど)。
 
 特に、観光地にもかかわらず、白人客の身なりがかなりキチッとしている。Tシャツ姿のラフな格好がまじるのがアメリカの観光地の常だが、どこへ行っても襟付きのシャツを着ている率が相当高くて少し意外だった。フォレスト・ガンプが現代らしからぬ格好をしているが、結構あんな感じ(もっと普通の格好だが)。元々地方都市にもかかわらず、ドレスコードがあるようなレストラン(でも値段はそれ程でもなかったりする)も多く、そこら辺は軽装で出かけた誤算でもあった。
 
 空港にはところどころ日本語表示があって、「あぁ日本人もいっぱい来ているんだな」と思わされたが、街中の黄色人種率は相当低く、ハイシーズンでないためかバックパッカーのような学生達がチョボチョボ程度。もっといるのかなと思っていたけれど、考えてみればLAと組み合わせてベガス、LAとサンフランシスコ、ワシントンとNYみたいに周遊で組み合わせるような観光スポットが近くにないんですねぇ。ヒューストン?ダラス?う~ん・・・
 
 スペイン、フランスの文化の影響下にあったため、ごちゃごちゃした街並みにはヨーロピアン・テイストが漂う感じ。夜遅くまで人であふれかえる一角があって、治安もそこそこ。その界隈はストリップ小屋にバーが立ち並び、深夜まで騒ぎが続き、道に山積みになった生ゴミがプ~ンと臭うという、正に歌舞伎町的な雰囲気。もっと観光客向けに安全だけど。面白いのは、スペイン風の建屋のため、2階や3階に細工のきれいな鉄柵のあるバルコニーが必ずあること。このテラス部分も、立ち飲みもしくはテーブルのバーになっていて、皆、道を見下ろしながら酒をあおっている風景。こんな感じ。
 
 
        bourbon.jpg
 
 
 夜が始まるにはまだ早いので、人もまばら。
      
 他にめぼしい観光といえば、郊外に広がるBayouと言われる沼地のボート・ツアー。もっと鬱蒼とした感じをイメージしていたけれど、意外と植生上、木の丈が低くて視界は良好。ワニも時々見かけた。
 
 
        alligator.jpg
 
 
 客も期待していたけれど、意外と小さい赤ちゃんサイズ。大きいワニも目の辺りしか出していないで淀みに潜んでいるから、こんなもんなのかな、って感じなんですよね。それよりも、ボートが1隻通れるようなルートに分け入ると、向こうから次から次へすれ違いのボートが現れるのが印象的でした。排気ガスを垂れ流し、草木をなぎ倒し.......っていいんですか?さっき「自然保護地域」って看板が出ていましたが?アメリカの国立公園でありがちな風景ですが。途中で草むらに寄せて小さなカエルを拾うのも環境保護的にどうかと思ったけれど、勢いあまって足をもいじゃうツアー・メンバーの方、お願いしますよ。不器用にも程があります。
 
 その他は「タラのテーマ」が流れてきそうな、かつての農場主のお屋敷を訪ねるプランテーション・ツアー。一帯で20~30ぐらいの屋敷が観光資源として保存されているようだけど、訪ねた屋敷で訪問客が平均600人/日。ここ数日は1,000人/日というから大したもの。都会っ子な都市の離れた若奥様が街で遊び呆けて家に帰って来ず、旦那は農場で鬱状態になって夭折。その後、子供の代には残った奥様の浪費で家も破産、という典型的な南部の没落史がもののあはれ。
 
 これからニューオリンズに行く方がいらっしゃったら、ミシシッピ川のディナー・クルーズは飛ばしてもいいのでは、とご提案。北米の観光産業に興味があるので出かけた際にディナー・トレインを利用してみたりするのだが、今回のクルーズは値段の割りに何とも。船上のジャズ演奏も街中で十分楽しめるような内容だし、夕食の内容が少々ひどい。土地の料理は余り無いし、セルフサービスで混雑がもの凄くて整理もせずに大混乱。夜の眺めもよくないので、ボリまくりでしょ。電話をかけたら土曜日売り切れだったぐらいなので、観光地の伝統の威力で売れるんだろうけれど、営業努力が足りな過ぎるから、恐らくその内廃れていくんじゃないのかな。ミシシッピ上の汽船というのは絵になる体験だけど。

 後は、ツアーに参加している最中に話しかけてきたアメリカ人が「いいから、行ってみなよ」と教えてくれた、ダウンタウンから路面電車で20分ぐらい行ったところにあるGarden Districtへ。古いお屋敷が並ぶ郊外で何かラブリーな住宅地だった。そのアメリカ人曰く、アン・ライスの生家があるらしいんだけどよく分からず、別に思い入れもないし、適当に辺りをウロウロして雰囲気を楽しんでお茶してた。その近くの小さなショッピング・モールに写真のギャラリーが入っていて、ニューオリンズで昔撮ったというモノクロの写真がRobert Frankの「アメリカ人」にありそうな感じでナイスだったので購入。こういうお土産はイイです。ダウンタウンには有名なアンティーク屋とギャラリーが立ち並ぶRoyal St.があるけれど、そこの絵や写真にピンと来るのは無かった。意外と欧州趣味が多かったけれど。
 
 
        jazz.jpg

 
 大したネタがあるわけでは無いけれど、ジャズの話は別エントリーに。それにしても何故か、行く場所行く場所でかぶりつきの最先頭に座ることになったので、ちょっと落ち着かず。写真は老舗のArnaud'sにて。ここのカキがそこそこ有名なので飛び込みで堪能。まずいというかマトモな料理の無いアメリカでは南部料理というものは、数少ない美味しい料理の代表格なわけだが、ニューオリンズのケイジャン、クレオールは確かにまぁおいしい。少し味が濃すぎてしつこいけれど。いつも思うのだが、「ダシ」という観念が無いからアメリカ、イギリス等々の料理は不味いのだろうか。
 
 ルイジアナの魚介類消費量はアメリカ全体の40%前後とかで、ザリガニ・ワニ・カメ・エビ・カキ・カエル辺りが普通にレストランで食べられる。皆、濃厚なスパイスで煮込んだ感じで味が分かりにくいので、別にゲテモノ食いな感じもしないしね。ワニだけはソーセージ等で食べるのが普通みたい。これも臭い等々よく分からなかった。
 
 他に立ち寄った有名な老舗レストランのメニュー曰く、
 
  
   「Brennen's(そこのレストラン名)でワイン無しの朝食なんて・・・」
 
 
 何だかクリープの宣伝みたいだけど、お言葉に甘えて朝から晩まで飲んだくれてました。妻の白い眼を軽く流してね。珍しく旅先では車の運転ゼロの旅行だったし。

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2004.03.25

ブログ周辺散歩

 昨日は過去のエントリー「日本の音楽産業の将来展望」をあちこちでリンクしていただいたお陰で、アクセス数が自ブログ内プチ・バブル状態(訪問者数:約1400/閲覧数:約1500)でした。取り上げていただいた場所が、
 
  「カトゆー家断絶」(何と言ってもココの威力は凄まじいです)
  「choiris~ちょいりす~」
  「iPod Style」
  「OTO-NETA」
 
 その他、数々のブロガーの皆様、この場に挙げ切れず申し訳ありません。どうもありがとうございました! 
 
 
 しかし、ちょいと複雑な気分なのは、このエントリーが少し前に書いたものな点。実はDoblogで書いている時にアップして、その後、ココログへの引越しで移した内容です。引越しの際、尻切れトンボだった最後に文章を加えただけでその他はほぼ変らない内容なので、サービス間の環境の違いを思うと感傷的になるってもんなんですよ。切込隊長BLOG曰く
 
 
NTTデータ様が渾身の力で繰り出し目下閑古鳥絶賛合唱中のBLOGサービス「ドブログ」
 
 
とのことですが、ブログ「クネアシ」のエントリー「ブログ支援サービスを行っている所の会員数」によると(元データは「フジサンケイ ビジネスアイ(2004年3/22)」、16日現在のデータ )
 
 
   はてな(開始 2003年1月)   30,000
   Doblog(    2003年11月)  6,300
   ココログ(    2003年12月)  21,000
   ライブドア(   2003年12月)  12,000
   エキサイト(  2004年2月)   9,600
 
 
 
 JUGEM、MyProfile辺りがないし、会員数が指標として必ずしも正しいとは言えないとは思いますが(Bulkfeedsのような別の指標も統計データとしてアリ)、う~ん、Doblog、寂しい限りです。開始時期が時期だけに痛いですね、特にエキサイト辺りと比べると。うまく行っていないサービス例のケーススタディとして興味深いところがいろいろあるのですが、ここでは詳細を置いておくことにします。でも、会員数とは別に、システム的な問題点であるサービスエンジンの来訪率(はてな、ココログに比べると明らかに低い)による会員間コミュニティ外への窓構成~アクセス数レベルへの影響が非常に大きいですね。
 
 というのも、昨日の本ブログの閲覧数1500弱とDoblogの24日付アクセス数ランキングNo.1=1307件とを比較すると......しかも、Doblogのアクセス数は、ロボット来訪・閲覧のための月間記事移動・カテゴリーによるソート等々の全てをカウントに入れた上ですから。何か古巣だけにもっともっとハッスルして欲しいんですよ。そこでブログを書いている方々のコンテンツにはいいものがあると思いますし。Doblogのシステムではアクセス数ランキングのプレッシャーがあるので、中心メンバーの更新率(月平均40件とか)とコミュニケーションにかける情熱はなかなかなものですしね。その分、早く燃え尽きてしまう傾向もあるようですが。
 
 さて、こんなことをツラツラ書いているのも、ちょっと興味深いエントリーを見つけたからです。TB先はTristarさんのブログ「CONCORDE」の「ウェブログに向く記事、向かない記事」。ブロガーなら誰しも悩む内容、「何を書くか?」「どうやったら読んでもらえるのか?」というテーマ。Tristarさんの仰っていることはよく分かるんですが、最近の自分の考えが少し違うので、少しまとめてみます。ちなみに、元記事は次のような内容です。
 
 
向く記事

広義の時事ネタ。ニュース、およびそれに対するコメント。昨日か今日見つけたどこかのブログ記事への反応、"今日のリンク"。日々の記録。「今日」見たもの、感じたこと、思ったこと。"今日の一言"、もしくは"今日のネタ"。
明日にはもう見向きもされなくなり、明後日にはすっかり忘れられても気にならない、もしくはそうなる性質を持つもの。

向かない記事

しばらく、あるいは長時間考えた、あるいは考えていたもの。主義主張の類。数日またはそれ以上前のブログ記事への反応。「近頃の流れ」から感じた、あるいは考えたこと。
書いた者が今日明日やそこらでは(少なくとも当人がそれを考えるに至る、もしくは書くのに要した時間程度には)色あせてほしくないと思っているもの。
 
 
 
 上に書いた古巣のDoblogのシステムでは、ココログ以上に「新着一覧」の威力が強く、「アクセス数上等度」も高いので、ココログに移って来てTypepad・MoveableTypeベースにやっていると「向く記事」「向かない記事」の傾向というのが余計に違った観点で見えて来ています。MoveableTypeのシステムというのは記事毎がセパレートされている度合いが強いので、個々の記事へのコメントやトラックバックへのアクセスがしやすくなっている点が大きいですね。確かに「過去の記事に今さらコメントやTBするのもなぁ」と思うことが少なくはないのですが、「最新のトラックバック」「最新のコメント」表示のお陰で著者と過去の記事についてコミュニーケーションを取ることが何時でも可能ですし、サーチエンジンのお陰で過去記事のアーカイブにやって来る方々も一定の割合で存在しますので。最初に書いた自記事のアップ後1ヶ月以上経ってのブレイク事例が示唆的だと思います。
 
 アメリカでのブログ草創期や僕がDoblogで経験したサービス草創期を見ると、時事的なニュースが流れた時点ですぐにピックアップ、短いコメントを付けたエントリーを大量に流すといったスタイルが主流だったわけですが、そういったスタイルは時間が過ぎるに従って廃れていくように思えます。短文で誰もの目に触れるような題材を扱う場合、桁違いのセンスがいるんですよね、抜きん出るためには。僕にはそんなセンスなど無いので、長文でギッチリ詰め込むのがまず最初のごまかし。普段楽しんで読ませていただいているような、本ブログと桁違いの人気を集めているブログに共通するのも、圧倒的な情報量と深い知識、もしくは鋭い切り口・特殊な観点、大抵は両方の場合が多いですね。
 
 ブログを始めてすぐの時点で「新着一覧」が唯一のチャンネルというのはよく分かるのですが、ココログの場合、サーチエンジン等々での来訪率も少なくないですし、すぐに幼年期は終わって、内容を問われる時期がやって来るように思えます。長いスパンで見ると、ブログを始める際のアドバイスとしてよく挙げられる
 

  「自分の好きなこと、知識を持ち合わせていることを書け」
 
  「そうすれば苦にならないので、長く続けられる」
 
  「その内、書いてくれることを気に入ってくれる読者が集まり出す」
 
 
というのが何となく真のように思えます。ということで、自分の場合の戦略の一つには
 
 
  「人が他に書きそうにないことを書く」  
  →コレについては非常に困難です。そこで、
 
  「1つでは多くの人が書いているようなネタでも、それを3つや5つより
  合わせれば、今まで書かれていないようなネタになる。おまけに
  幾つもの選択という部分で、何を選ぶかの個性が強く出せる。」
 
 
というのが方法論。関係無さそうなジャンルを組み合わせるというのも手で、普通組み合わさらないジャンルを組み合わせることで独自性が出せるかな、と。ブログ内でいろいろなことを書くことが個人的にはバーンアウトの防止にもなっていますし、読者の反応を探るのにもいいですね。ただし、これは大抵の場合は逆効果なので、テーマを絞った方がターゲットがはっきりしてアクセス数も上がるというのが一般的でしょう。それが本ブログの限界でもあるのは見て分かる通り。
 
 結局、読者層を考えたマーケティング的な部分と自分が続けていくための情報の保有量・熱意の総量(切れればバーンアウト)の相反する2要素のバランスを如何に保つかに鍵があると思います。テーマは絞り過ぎず、でもコアとなる分野はハッキリさせる、といったところ。
 
 どちらにせよ、僕は読者としても書き手としても、「当人の思い入れ」、重要だと思いますよ。即時のレスポンスを期待せず、ユルリと自己満足ベースでやって行くと同時に、読み手の立場に一度はなってみる客観性も必要があると思いますが。「明後日にはすっかり忘れられても気にならない、もしくはそうなる性質を持つもの」でないものが、最終的にはコンテンツとして残るのではないでしょうか。ブログの性格上、良質なものを供給し続けなければならないという更新サイクルが通常サイトより短いという呪縛があるとは思いますが。
 
 
※追記(03-25-2004 @06:30 AM)
 アクセス数=読者数でないのは、だらだら長いココのようなブログの問題点かな。そこは自己満足を戒めなければならない部分。
 最近、MyBlogのMyClipがちょっとした話題ですが、「向く記事:広義の時事ネタ~」といった内容がMyClipのような形態に集約していくのかもしれません。あくまでも内容のしっかりした本体コンテンツに対して、軽く両脇に掲示するぐらいでいいのかなという具合で。

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まだまだ世界は広いです

 旅行から先ほど帰ってきたところで少々フラフラなものでして、紀行文とか新ネタはまた後ほど。
 
 孫受け子受けぐらいの紹介になってしまうかもしれませんが、面白いサイトを教わったので、早速試してみました。元ネタはwolfyさんのblog@wolfy経由、世界の訪問国・地域を塗りつぶした地図の自動作成サイト。
 
 
 まずは、全世界。アフリカ、中近東、南米、ロシアと、治安が良くない界隈が真っ白。ペルー、トルコ辺りにはぜひ行きたいと思っていたのですが、その後、治安が悪化したものでして。過去に文明が栄えた国々を尋ねていることの方が多い気がします。
 


 
 
 このサイト、欧州・アメリカ・カナダだけは更に地域を細かく塗りつぶせます。アメリカ在住の自分にとっては面白いけれど、欧州各国と米加各州が同じ配分っていうのはちょっと何な気が......意外とアメリカも広くて、まだまだ白地が多いです。西海岸から東海岸へはちょっとした旅行だし。
 


  
 
 おまけにカナダ。山間部にスキーに行きたいものですが、極めて順当な訪問地ばかり。しかし、カナダの地図作るよりはアジア版を作った方が面白い気がします。東海岸のPrince Edward Island地域が赤くなっているのは見えますでしょうか?



 
 
 散々たるヨーロッパ訪問国。結構、休みにアメリカの学生は格安チケットでヨーロッパへ行っているようですが、自分の場合、アメリカ巡りに時間を費やしてますね。西海岸からの場合、ヨーロッパは遠いですし、何と言っても、住んでいるのでなければわざわざ行かないような土地が多いですから。日本から同じお金を払うならば、間違いなく歴史の遺産と文化を楽しめるヨーロッパを旅行先に選びます。ということで、二度とその土地を踏まないんだろうなと思いつつアメリカを旅しています。
 


 
 
 もっと赤い部分を増やしたくなってきましたが、一山当てた老後の財産で世界一周の豪華客船に乗りでもしない限り、ほとんど潰れないのかな。若い頃は時間があっても金が無い(と言うか、行動力が無い)、年を取ると金はあっても時間が無いというジレンマが...
 
 
※あらら、確認画面で見た時は切れてなかったのに、アップしてみると地図の右側が切れてしまってます。ツールバーのせいかな?カナダの島とアメリカ NY州、日本界隈の極東が被害を受けてますね。画像を保存してアップした方がよさそう。

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2004.03.20

メア

 小ネタです。あしからず。
 
 英語に比べると日本語の方が圧倒的に同音異義語が多いです。例えば、「はし」=「橋」「端」「箸」。ただし、英語にもたまにあることにはあって、例えば "knight" と "night"。ハイテクカー大活躍のTVドラマ「ナイトライダー」の「ナイト」がどちらかと言われると分らない方も多いのでは?
 
 さて、"mare"という単語があります。「雌馬」という意味なのですが、"nightmare"の省略形として使われることも多いです。「悪夢=ナイトメア」の意味の方が日本では一般的でしょうか。つい最近まで、これの語源が
 
   night(夜)+mare(馬、夢の中の悪いものの象徴)=nightmare(悪夢)
 
だと思っていたのですが、間違い。調べてみると、以下のような感じ。しかし、etymology(語源学)なんて単語、このお陰で覚えました。アメリカの生活で使うことも無さそうですが。
 
 
  mare(雌馬): 12世紀辺りに出現、ドイツ語→英語、
 
  nightmare(悪夢): 13~14世紀に出現、英語のnightとmareの結合
              ※mare自体は、spirit(魂・霊)を表わし、そこから夢で悪さを
               するゴブリン(小鬼)、インキュバス・サキュバスを表す語と
               となったそう。
  
 
 全く語源が違うわけですね、勉強になりました。英語の単語には、ラテン語経由の南欧系のものとドイツ語等の北欧系のものがあったりするので、さもありなんなのですが、ネット掲示板等を見ていたところ、ネイティブの間でも同様の勘違いが少なくないようです。さて、何で勘違いしていたかと、こういう有名な絵が頭の中にあったわけでして...
 
 
      Fuseli.jpg


 フュースリ(Fuseli)という18世紀のスイスで生まれ、その後、イタリアとイギリスで過ごした画家の作。違う構図で何度か似たような絵を描いているらしく、タイトルもそのものずばりの"nightmare"。「夢判断」のフロイトがこの絵を気に入って、部屋に飾っていたという話も何箇所かのサイトに書いてありました。K.ラッセル監督の映画「ゴシック」(←廃版らしいので、リンク先小さなジャケット写真でごめんなさい!)のイメージはこの絵から来ている感じもしますが、元々女性の胸に乗る悪鬼というのは、昔の版画によく見られる使い古されたイメージでもあります。
 
 絵を見れば分かる通り、悪夢の象徴として、インキュバス(=古語のmare)、馬(=mare)の両方が同時に登場しているわけですね。どうも、雌馬の方にも中世辺りから、夢における性的なモチーフとしての迷信が付け加わっていったらしく、いつの間にか元々異なる単語のmareどうしが「夢」というキーワードでつながったわけです。それが、更に絵画表現として、強固なイメージとして結び付いたという結果。フュースリがどういう意図で絵を描いたのか?神秘主義に傾倒した彼の経歴を追ってみるのも面白そうですが、どうも意図を読み解く決定的な資料は無さそうです。
 
 「中世辺りから両者の迷信が混合されて、mareの語源に対する誤解が生じた」としているサイトもありましたが、2つの"mare"に関して、悪夢に対する迷信と伝聞がどんな風に形成されていったかを調べてみると、面白いエッセイが書けそう。その内、時間が出来たら、趣味でトライしてみますか。

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映画で旅するSFベイエリア(3): グーニーズ

 このブログも隔週ぐらいのペースにまで更新が滞っております。試験勉強が少々厳しかったものでして。やっと待望の1週間のSpring Break!でも、学期後半に向けて課題山積なので、週の前半だけ小旅行をして、後半は今まで通りリサーチに没頭する予定。
 
 さて、以前Doblogで書いていた頃は毎日更新が当たり前だったので、ネタが切れないようにいろいろシリーズものを考えて書いていたのですが、今では途中のままのエントリーも多いですね。反省しつつ、たまには引き続き書いて完了させていきたいものです。ということで、今回はこのシリーズ
  
  
  映画で旅するSFベイエリア(1)
  
  映画で旅するSFベイエリア(2)
  
  映画で旅するベイエリア: 番外編 ~ SF舞台のTVドラマ ~
 
 
 以上は、一気に10編もの映画をリストアップする形式でしたが、これからは一遍ずつネタを取り上げていきましょうかね。その前に番外編の方の追加話を一つ。
 
 先週からアメリカのケーブルchで、"Touching Evil"というドラマ・シリーズが始まって散々CM打っているんですが、たまたま見てみたら、コレが何かいい感じです。異常犯罪者を追う特別捜査チームという、「羊達の沈黙」以降、ありがちな設定なわけですが、主人公が冒頭で何者かに頭を打たれて職場に復帰という部分が少し新鮮。どうやら収容施設にもいたようで挙動もおかしく、相棒のエリート女性刑事達が振り回される展開で、何だか破滅的な感じ。犯罪者の心理を細かく説明するような、プロファイリングがメジャーになってからのパターンと異なり、登場人物の行動があんまり説明的でないのが独特な雰囲気を出してます。しかも捜査の行方に霊感的なひらめきが絡むことも多いし、主人公が激情的な行動をしてバタンバタン筋が進む一方、全体的に陰鬱な感じで、アメリカのTVドラマっぽくないところがナイスだな~と思ってたわけです。
 
 「プロデューサー=ブルース・ウィルス!」というのを広告で打ち出しているので、あのハゲやるねぇと思って調べてみたら、コイツ、イギリスの90年代からのTVドラマのリメイクのようなんですよ。原題も同じ。NHK衛星放送で日本でも放映していたようですね。題名が「捜査官クリーガン」。う~ん、「刑事コロンボ」みたいなタイトル。ちなみに、主人公の名前 Creeganがアメリカ版でも使われているので、リメイクと見て間違いないでしょう。
 
 どうりで、あの独特な暗さ・・・イギリス譲りだったんですね。脚本がよくできている感じがするので(オリジナル版でも複数のライターが提供している様子)、今後に期待です。オリジナルが前編・後編の繰り返しだったのに対して、アメリカ版は1回枠で一気に毎週放映なので、映像やキャスティングのクオリティから言ってもロー・バジェットな映画のような感じ。金もかけているのか週に何度も再放送しています。
 
 長々と書いてしまいましたが、こいつの舞台がサンフランシスコ・ベイエリア。どうも、他の場所でロケしているようにも見えますが(何だかカリフォルニアにしては陰鬱すぎるので、東海岸っぽい)、事件現場=Vallejo、バイオ企業に勤める犯人の居住地=Berkeley、主人公が寝泊りしているモーテル=SFO(サンフランシスコ国際空港)近くといった設定。今後、どこが舞台になっていくのかよく分りませんが、サンフランシスコ界隈がまた登場するのかもしれません。
 
 
 さて、本題。今回は懐かしい映画"The Goonies"。80年代のハリウッドはスピルバーグ周辺の映画の隆盛のおかげで、「お子ちゃま仕様」と揶揄されることも多かったわけで、スピルバーグも微妙な映画を撮ったりしてます。その後のオスカー指向&露悪指向(「プライベート・ライアン」等)は時代の趨勢ですかね。この「グーニーズ」、スピルバーグがプロデュースしていますが、80年代の空気が色濃く出た映画。懐かしくて涙が出てしまいますが、ご都合主義の突っ込みどころ満載の展開な映画です。
 
 
 マヌケな悪役3人組
 →刑事は残酷に殺しているのに、子供は中途半端な縛り方等で海へドボン。
  殺す気があるんだか、何をしたいんだか分りません。
  (しかし、このストーリー展開、「トム・ソーヤの冒険」からの伝統ですかね。
  インディアン・ジョーには凄みがあった気がしますが。)
 
 やたらに沢山子供達 
 →キャラ多すぎ、かぶりすぎ。「スタンドバイミー」他を見ても分る通り、群像もの
  ならば4~5人が限界では?しかし、サウスパークよろしく、オツムの足りない
  他のメンバーがウンザリするようなデブ少年というのは、キャラ構成のパターン
  なんですかね。

 一人だけのアジア系
 →とにかく白人だけの登場人物。今ならば、ポリティカル・コレクトネスで間違い
  なくラティーノ(家政婦がそうですが)かアフリカン・アメリカンが入っている筈。
  その中に一人だけ妙ちくりんな発明オタクのアジア系が混じっているのが(
  その後、「魔宮の伝説」に大抜擢)カリフォルニアの様子を醸し出してます。
 
 紐と木でできた大昔の仕掛け
 →今動くわけないじゃん!「インディー・ジョーンズ」とかでは、スピード感で
  上手くそう感じさせないようになっているんですが。
 
 カリフォルニアに海賊の秘宝
 →そもそもココに無理あり過ぎ。
 
 "スロース"
 →外見に問題があるけれど、「気は優しくて力持ち」なキャラクターとして
  登場するんですが、今じゃ日本のTV放映時に引っ掛かるのかな?
  アメリカでは「ミニーミー」他、背のかなり低い方々が結構普通にバラエ
  ティに出て来たりして、障害のある方の扱いも少々異なりますが。
 
 年長組、いちゃいちゃし過ぎ
 →あの年代の普通のアメリカンってことなんでしょうが、周期的に繰り返す
  もんで緊迫感も全く無しです。
 
  
 とにかく、いい意味で涙が出てくるぐらい、いい加減なストーリ展開なわけですが、そこがポップコーン片手に楽しむには最高なんですかね。いい意味でも悪い意味でも80年代的な映画です。でも、何となくアメリカの平均的なガキどもの暮らしが感じられるのがいいです。今は、もっと荒んでいそうだけど。
  
 少年達が集まっている家や、冒頭の刑務所脱走シーン等々の街はオレゴンに今も残っている模様。後半の海岸(といってもラストまではセットが多いですが)風景が、ナパと並ぶベイエリア北方のワイン産地として有名なソノマ・カウンティ(=「郡」)の海岸です。カリフォルニアの海岸線には1号線という、ハイウェーに比べると時間はかかるけれどドライブに最高なルートがありますが、そこら辺でああいった景色を堪能できます。ちなみに、このブログの右肩の写真もそうした箇所で撮った写真、小さいですがね。絶壁の高台に上がったり、原生林があって小動物が出てきたり、湾になっていたり、ビーチが広がっていたり、遠くに見える小島の岸壁にアシカがいっぱいいたり、防風林が化け物のような形で並木を形成していたり、と変化があって飽きさせないルート。北カリフォルニアの心象風景といえば、個人的にそういった風景かな。
 
  
おまけ:

・ファミコンで出ていたゲーム版も、「スパルタンX」程ではないものの映画のストーリーを適度に無視した名作でした。今じゃ話題にも出て来ないから、隠れた名品なのかな。

・主題歌を歌ったのがシンディー・ローパー。映画中でも、TV画面内で歌いながらの登場ですが、意外と名曲な感じ。「グーニーズはグッド・イナフ」。馬鹿っぽいタイトルがいい味出してますね。でも、ベスト盤等には入っていないから、消し去りたい過去なのでしょうか・・・

・デブ・キャラクター「チャンク」を演じた俳優は、成長して、SFベイエリアにある大学、UCバークレーに入学していたようです(もう10年近く前)。劇中のイメージとは大違い。ここら辺も含めてベイエリアと縁がある映画です。

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2004.03.12

心が癒される場所

 只今、かみさんが所用で一時帰国中なもので、忙しない生活に加えて何だか寂しい感じ。
 
 慣れない異国暮らしの留学生の場合、連れ合いがいた方が勉強の効率が上がるとかいうデータもあるそうだが、一方、渡航すぐのトラブルも一般的。仕事を離れれば「週末どこへ行こうか?」という感じの駐在員の方々と異なり、授業時間外にグループワークやリサーチ、宿題etcを抱えている学生。特に語学力のハンデがある場合には眠れないような日々も続く。ネイティブですら眠い目こすってやって行くような日々であるし。昔に経験した日本の大学院はもう少し研究に専念する感じだったが、こちらは通常の授業も結構負荷が高い感じ。入学してすぐに机にかじり続ける旦那に対して、(仕事をやめて)付き添って来たりした奥様は話す相手もいないし、生活の細かいところも分からない。そうする内に、お互いのストレスが溜まって行くというパターンが多い様子。毎日午前様なハードワークの旦那を持った主婦のケースで、切羽詰った感じといえば分るだろうか。
 
 ウチの場合が最初どうだったのかはとりあえず置いておこう。でも、側にいてもらっている支えってやっぱり大きかったと思う、特にここ1年。そうは言いつつ、異国暮らしの中、時々は何だかブルーになることだってある。自分の場合、音楽・酒辺りは欠かせないカンフル剤かな。加えて、何だか心が和む場所というのもあって、気が滅入った時にこんな3箇所にふらりと足を向けたりすることが多い。
 
 
1. 原生林
 
 カリフォルニアというとパームツリーを思い浮かべる方が多いかもしれないが、あれはどちらかと言えば南カリフォルニア(LA他)の情景。北カリフォルニア(サンノゼ、サンフランシスコ、サクラメント)にも無いわけではないが、近所を見た限りもっとモミの木のような三角の大木が多い気がする。北部の海岸沿いにはレッドウッドと呼ばれるセコイア杉の原生林が至るところにあってドライブすると楽しいが、キャンパス付近にも小さな原生林(でも木は大きい)があってそこが何だかシンミリするのにいい所。木々の臭いがプ~ンと香って、デブなリスがチョロチョロ。小川みたいなのも流れていて、近所の人が犬を散歩させに来てたり。横になった木や切り株がいい具合にあるし。
 
 
2. 丘の上
 
 日本でも育ったり縁のあったりした土地に起伏があって海も見えるようなことが多かったので、平らで一面に家が広がっているような土地より、歩くのがしんどいけれど起伏のある土地が好きだったりする。今いる近所にも、車で5分ぐらいの所に、送電線の鉄塔と並行に空へ上って行くような真っ直ぐな道があって、そこの頂上からの眺めが最高。絵葉書になりそうなぐらいなのだが、残念ながら180度の正にパノラマ・ビューなもので写真に納まり切らない爽快さ。馬力がギリギリのボロ車で一気に駆け上がって、風景を眺めていると心も和むってもの。何とか画像にしてアップできないかな。
 
 
3. キッチン
 
 恥ずかしいことに、僕はほとんど料理ができないのでキッチンといっても皿洗いぐらい。古い建屋なもので、キッチンも狭くて使いにくいのだが、そこに付いている2枚の小窓からの眺めがいい。隣の家がいろいろオレンジからリンゴから植えているのだが、窓から紫色のきれいな花等々が見える。鳥もよく飛んで来ていて、特にたまにハチドリが蜜を吸いに来ているのがなかなかナイス。
 
 
 
 
※追記(03/13/2004):
 以上のような場所を、名付けて"Secret Garden"というらしいですね。>参考記事
(03/12/2004付けのエントリーの一つです・・・Doblogは個々のエントリーへのリンクがすぐデッドになるので困ったものです。)

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ビックリ系フラッシュの共通点

 オカルト系の掲示板に、ビックリ系フラッシュのオチの部分を集めた画像が載っていた。 
 
 
        spflash.jpg
 
 
 少しでもグロ系が駄目という方もいらっしゃるかもしれないので、極小サイズ。さて、ここで勝手に名付けたビックリ系フラッシュというのは数年前辺りから流行り出した驚かせるためのトリック画像で、通常、静止画を装って教えられ、実は少し経つとグロテスクなお化けやモンスターが現れて叫び声をあげたりするので、見ている側がギョッとするという仕掛け。
 
  「廃屋の奥から幽霊が画面から飛び出す勢いで現れる」
 
というのが最初の画像だろうか。その後、知っている範囲では、
   
  「室内を描いた絵画が、突如絶叫している顔に切り替わる」

  「アナウンサー転落事故の映像と思っていると、最後に突如として目の赤い女性の顔が現れる」 

  「グラビアモデルの画像だと思っていると、目の赤い女性の顔が現れる」
 
  「ある程度、色盲テストを続けていくと、どうしても読めない文字→首を傾げていると、モンスター登場」

といったところ。段々見る側もパターンが頭に入り予期し出すので、何とかそう思わせないテクニックが駆使されている。それでも引っかかる人間もほぼいなくなった様子。
 
 怖がらせたり、驚かせたりしようとするためのアイデアというのには興味深いところがあって、心霊写真の変遷なども面白い。小学生の頃に流行って非常に怖かった覚えがある写真集も、今ネット上で見てみると明らかに合成の跡がうかがえる。デジタル・カメラの普及でそうした写真がほぼ合成の容易なデジタル画像に移行したわけだが、デジタル画像と比べることによって、アナログの場合に不可能な処理という制約が写真構成に明瞭に現れてしまうわけだ。同じく動画がネットに載るような時代になり心霊動画というのも流布し出しているが、まだまだ過去の素材が多いので明らかに技術の制約が不自然な映像を作り出している。その辺りを見る側によっては不気味さとして感じ取るのかもしれないが、画像を撮影する状況や会話等々に不自然さが残っていたりもする。これから技術が更に発展して映画並みの合成技術が安価に作成できるようになると、もっと新たな驚きが提供されていくのだろうか。
 
 さて、話を戻して、ビックリ系フラッシュ。上にある画像を見ていると、怖がらせるための工夫としてある程度の共通点があることが分る。少しまとめてみることに。
  
 
1. 目
 
 大先生な漫画家は目を入れる時だけアシスタントには任せないとか、人は数点のシミがあるとそこに目と口を作り人の顔を見出すとかの話でも明らかな通り。目が人に与える印象は限りなく大きい。上の画像の15の母集団の内、14件(93%)が何らかの形で目に加工が施されている。内訳は、白目:7件(46%)、黒目(目を全て塗りつぶしてしまう):3件(20%)、赤目:2件(13%)、イッてしまっている目:2件(13%)。
 
 
2. 映画素材
 
 映画などから転用されているものも多い。目に付く所でも、「エクソシスト」2件、「リング」1件の計3件(20%)。ここには無いが「13ゴースト」から使用しているようなのもあった気が。未確認だが他にもゲーム等から利用していそうでもある。ここにある「リング」の貞子の目のシーンが役者のマツ毛を抜いて逆さに撮った画像という裏話もある通り、エンターテイメント作品の場合、映像にかける努力も限り無いわけだから、その一シーンを使えば強烈な印象を与えられるというのは当たり前でもある。ちょっと安直なアプローチでもあるような気がするが。
 
 
3. 女性
 
 怪談における幽霊というのは、落ち武者話等を除いて女性であることが多い気がする。独特の湿っぽい怨念あふれるイメージゆえか。ここの15枚の画像でも、判別不能な1枚を除いて12枚(86%)が女性の顔。意外と長い髪の毛というのもポイントらしい。ここら辺は古くからの伝統通りの傾向かな。
 
 
 
 作り手も頭を捻ってアイデアを出しているわけで、構成方法にもロジックや筋道がありそう。それにしても、いろいろ編み出す職人さんには敬意の念を持ってしまいますが。

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ゲームのお話: MYST

 子供の頃、インベーダーゲームが登場。その後、平安京エイリアン、パックマン、スペースハリアー、もしくはアタリ、ゲームウォッチ、ファミコンと進化するゲーム群を眺めつつ、子供の頃は親が厳しいのと小遣いが雀の涙ほどだったので、友達や親戚の家でやるぐらいだったんですよね、TVゲーム。おかげで、大学生~大人になってからゲーム熱もブレイクしたわけですよ。今では、時間が無いので落ち着かざるを得ないんですが。

 というわけで、結構ゲーム好き。ただし、運動神経が無いので、アクション・ゲームは好きなものの大抵の奴は駄目。スーパーマリオみたいな穴を飛び越える奴は、間違いなく奈落の底に落ちて行きます。あれ~~~と。後はRPGがあまり好きでない方。思うに、RPGでは物語というのが鍵になるけれど、クリエイター側の映像やアイデアの才能に比べて、物語を書く才能が少なめなのかなという感じがします。「ファイナル・ファンタジー」のゲームと映画との明暗の分かれ目もそこにあったようですし。最近、ゲーム市場の冷え込みが目立つような中でネットRPGが気を吐くのも、新たなジャンルであるということだけではなく、生の人間とのコミュニーケーションという大きな面白みのおかげで物語の優劣が無化されるというポイントもあるのではないでしょうか。
 
 後はゲームの購買層の狙い目が難しくなってきたのかなという気がします。従来のゲーム購買層というのは圧倒的に小学生~高校生だったのかもしれませんが、今は20~30代というのも重要な層。映画の「ロード・オブ・ザ・リング」の例を引くまでも無く、大人の鑑賞に堪え得るファンタジーという存在は可能なわけですが、RPGはどうしても従来のお子様向けベースラインから抜け出せないジレンマがあるような気もします。「バイオハザード最高!」とか言っている小学生がいる時代に、もはや子供向け・大人向けのゲームの区切りは必要無いのでしょうが、ストーリーを書くとなるとやはり難しいところがあるようです。昔ならば、ゲーム機のスペック上、表現力が限られているため、平易な表現に対して、大人は大人でいろいろな意味を膨らませて受け取ってくれるという自然のフィルタがあったのですが。
 
 そんなこともあり、どうしても大人向けのゲームという存在が出て来てしまうのかもしれません。そういったゲーム・ソフトとして思い出すのが、この辺り。「MYST」。往時の傑作PCゲームで、セガサターンにも移植されました。海外では相当な知名度だと思うんですが、日本では余り売れなかったのでしょうか。奇妙な建物と仕掛けが隠された無人島を探索して脱出を図るというゲームなのですが、基本的に静止画像のみ(たまに動画あり)。謎めいた神話のような話の切れ切れが手がかりとして残っているものの、ストーリ等は余り無く、ただただヒントを元に仕掛けの謎を解いていく繰り返し。しかし、それぞれの画像は3Dモデルを元に平面にしていった建物や風景で、これがすごく綺麗だったわけです。夢の中のような、マグリットの絵のような感じで。サウンドのセンスも良(CDコレクターな私めはこいつのサウンドトラックを持っていたりします)。個人的には「Dの食卓」(これは劣化コピーな気がする)や「バイオハザード」他、RPG辺りに影響を与えた気がしますね。
 
 その後、3作目まで出たようですが、2作目のRIVENで投げてしまった私は特に3作目について知りません。1作目の難易度もかなりなもので、そこがまた面白かったわけですが、2作目の難しさは天文学的になってしまったように思ったのを覚えています。1作目で非現実意的に建物と森が密集していたマップが、奇妙な雰囲気を醸し出すと同時に、仕掛けがある所を探し出しやすくする効果を持っていたわけですが、2作目ではリアルな広さに改変されてしまったので、もう探索に時間がかかり過ぎて何が何だか。調べていたら、実はその後のシリーズ展開もつい最近までされていたようですね。
 
   『Myst』のオンライン版、サービス停止――明暗分かれるオンラインゲーム
 
 無料版でもペイせずに、オンライン版のサービスを停止したという話。記事を読んでいただければ分りますが、そもそもオンラインゲーム自体のビジネスチャンスが疑問視されて来たという内容です。アメリカはブロードバンド後進国という背景が大きいとは思いますが、前段で少し触れたようにオンラインに適するゲームジャンル・適さないジャンルという区分もあるのかもしれません。

 ここら辺の話を思い出したのは、コチラのゲームが1ヶ月ほど前にネット上で話題になっていたためです。
 
   Crimson Room
 
自分はココログに引っ越してくる前にいたDoblog内で活躍中のパルモさん「ザイーガ」(NTT Data様の間でもエログロねたが注目の的とか。毎日続くものすごい量のネット上のネタ数々のアップに圧倒されてしまいます。)の所で知ったのですが、アチコチで話題になっていたようですね。サイトのアクセス人気を測ることができる「読我新聞」でも、当時攻略法を書いたサイトの人気急上昇ぶりが報告されていました。
 
 このCrimson Room、自分の他にも同様のコメントをしている方を見かけましたが、正に元ネタ「MYST」といった感じ。小じんまりとして難易度も低めですが、余り説明の無い中、部屋に閉じ込められた自分が部屋中を探して脱出のための手順を探すという内容。当然ゲームバランス等、出来の良さがあるわけですが、このゲームがこれだけの人気を誇ったわけですから、MYST式のゲームもまだまだ商売チャンスがあるのかなと。

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2004.03.11

買ってしまいました -その1-

 勉強以外は寝るだけのような生活なので、最近ストレス性の購買欲が上昇中。幾つかお買い物をしてしまいました、その第一弾。ブツはコレ、
 
   お買い上げ品 その一
 
 日本ではつい最近発売されたばかりのようですね。コレを見てください。今回買ったDVD3枚組セットは$35ですが、日本でのお値段、13,500円。え~~~~~!今、日米DVDを交互に見ても大丈夫なように、リージョンフリー機もしくはアメリカ専用機を買おうかと思ってますが、それでもお釣りが来る値段ではないですか。まったく、アメリカ万歳!!!です。
 
 さて、簡単に解説です。ここ10年ぐらいの映像技術の発展と、欧米市場でのマーケティングにおけるMTVの重要性の高まりから、ミュージシャンのプロモーション・クリップには莫大なお金がかかるようになって来たわけであります。それと共に、そうしたクリップ作りで名を上げる映像監督連も出て来て、「セブン」「パニックルーム」等々のD.フィンチャーみたいに映画に打って出て成功する例も増えて来ました。「ブレードランナー」「グラデュエイター」のR.スコットみたいに、80年代初頭までのヨーロッパのCM→映画というパターンが、音楽クリップ→映画へとシフトしたわけですね。
 
 MTV上がりの監督は映像だけ派手で空虚な内容を撮る野郎と小馬鹿にされることも多かったのですが、さらなる映像技術の発展も手伝って、少し前から映像作家とも呼ばれるような注目監督達が出てきました。それが、今回手に入れたDVDのSpike Jonze、Michel Gondry、Chris Cunningham。共通点は皆Bjorkのクリップを撮っている点かな。音楽的にもダンス系の最新鋭の才能を取り入れつつやっているような彼女だけあって、映像面でも才人をすぐに起用しているということでしょう。後は、Chemical Bros.等々。独自のスタイルを構築しているミュージシャンの名前がDVDの中に集まってます。
 
 さて、まずはSpike Jonze。アメリカ人で、スケボー好きな世代。Beastie Boysと組んだ"Sabotage"のビデオで70年代のTV刑事ドラマをパロッた辺りから注目を浴びたのでしょうか。Weezerの"Buddy Holly"、The Breedersの"Cannon Ball"もこの人とは意外な発見でした。とにかく、くだらない一発芸的な発想で笑わしてくれるクリップが多いです。名優Christopher Walkenを宙釣りにして重力を無視した踊りをずっと続けさせるクリップなんて、正にその典型。(実はWalken、映画中の凄みのある演技から想像がつかないですが、アメリカではSNLの常連。ホストとして唄って踊って、コントではノリノリで変態役をやったりしています。) 何といっても、映画に進出した「マルコビッチの穴」以降、独自の世界感を出す映画の作り手としても名を上げましたね(映画はクリップとは違った質感で、少し驚き)。
 
 お次が、フランスのMichel Gondry。"Human Behavior"、"Army of Me"、"Bachelortte"、"Joga"等の一連のクリップで名を上げて行ったのではないでしょうか。その後、お馴染みなところでは、Chemical Bros.のクリップが元ネタとなった、唄に合わせてミュージカルのようにダンサーや子供達が踊りまくる、5年ぐらい前のGAPのCMシリーズ辺り。モーフィングの技術を取り入れたStonesの"Like A Rolling Stone"のクリップもこの人だったんですね。といった具合に、CGテクを取り入れつつ圧倒的な完成度の夢の中のような映像を作り出す才人。今、米国でかかっている映画"Eternal Sunshine"は、少しTVCM見て惹かれるものを感じたのですが、どうなのかな。

 最後が、イギリス代表、Chris Cunningham。他の2人と違って、どす黒いんですよ。Bjorkの人型ロボットによる"Alls Full of Love"とAphex Twinの顔コラ・クリップが代表作かな。Aphex Twinの"Window Licker"は曲のポップさに加えて、顔コラの悪意が強烈な作品です。今、サイバーパンクの古典かつ名作の「ニューロマンサー」映画化を撮影中っていうのが、もう公開待ちきれませんって感じですね。ギブソンの「ニューロマンサー」って、アニメ化できるようなストーリーだな~と思っていたので(「攻殻機動隊」の後半はこれが元ネタとしか思えません)、絶対彼のような陰影がある監督が撮れば面白くなるはずですよ。同じ原作者の駄作映画「JM」のことなんて忘れてね。「ブレードランナー」同様、今では一般的になってしまった未来観というのが気にかかるところですが。

 以上、あんまりいい画像でないかもしれませんが、各DVDのさわりが見られる動画が置いてあるサイトはコチラ。右横に他の2人のクリップを見るリンクもあります。(昔、Gondryの映像が見られるいいサイトがあったんですが、どうやら削除されてしまったようです、残念。)
 
   各DVDのプロモーション・クリップ
 
 と思っていたら、日本版DVDのプロモーションサイトもあります。僕なんかより、しっかりとした記事が書いてある様子。ただし、Spike Jonzeは有名になり過ぎたのか、インタビュー無し。
 
   日本のDVD紹介インタビュー

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2004.03.10

もやしっ子な日々

 ココログに引っ越すと同時に、ブログ書きのサイクルも少し伸ばそうとは思っていたのですが、ちょっと最近伸び過ぎ。一つには学校が中間試験期に突入したこと、もう一つが2つほど抱えているリサーチのプロジェクトのせいかな。僕は基本的にハード屋さんのバックグラウンドを持っているんですが、片方のお陰でプログラムを組まなくてならなくなって四苦八苦中なのです。昔の専攻の頃とか仕事している頃にいじったりしたりはしてたんですが、最近のオブジェクト指向とか.Netとか今さら勉強するには全く面倒くさいです。