CSI: 科学捜査官
ちと文章を書く気分じゃなかったんだけど、急にスイッチが入った。くだらんことでも書き散らすか。
日本に帰って来て少し経ったので、何だか無性にアメリカのTV番組を見たくなる。最近、ある方が日本に帰国した際、お土産として向こうの番組を録画したものを持って帰って来てもらって感無量だったりしたし。
でも、CSとかを利用しても、見たい番組って意外と日本では見られない。いろんな権利関係があるのだろうけど、特にアメリカのコメディ系の番組を見たいんだよ!
手に入るところで我慢するか...というわけで、来年1月から 2ndシーズンの放映を始めるために、現在、平日の昼間に第一話からの再放送をやっているTV東京「CSI: 科学捜査官」を録画リ貯めして、休日に副音声で見たりしている。
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アメリカにいる時も、USA Today だったかの記事で「最近始まった新番組の視聴率ランキング」(新シーズン開始も含むらしい)のベスト10に入っているので気になったりしたのだけど、ドラマを途中から見るのって人物設定が分からなかったりしてイライラするのと、面白い番組と聞いてもアレコレ見る時間が無かった(アメリカのケーブルのチャンネル数って凄いですから)ので、確認してなかった。
どうやら、アメリカでの視聴率もかなりのものの様子。
Complete Primetime Weekly Ratings: 11/29/04 Through 12/05/04
1 CSI
2 CSI: MIAMI
3 SURVIVOR: VANUATU
4 EVERYBODY LOVES RAYMOND
5 ABC PREMIERE EVENT-12/5
6 TWO AND A HALF MEN
7 WITHOUT A TRACE
8 E.R.
9 NFL MONDAY NIGHT FOOTBALL
10 LOST
11 APPRENTICE 2
12 60 MINUTES
13 NCIS
14 LAW AND ORDER:SVU
15 RUDOLPH-RED-NOSE-REINDEER
16 CSI: NY
17 LAW AND ORDER
18 COLD CASE
19 WEST WING
20 KING OF QUEENS
1位。CBS系列の番組が現在強い。
アメリカでは クライム・ドラマと呼ばれるジャンルに幅広い人気があって、ドラマの大半がこのジャンルか、Friends みたいなコメディ、シットコム。CSI は警察の科研、科学捜査班のメンバーが、遺留物等の分析で犯罪の真相を解き明かす様子を描いたドラマで、1話完結型。
通常、2~3チームに分かれてそれぞれのケースを解決していくまでを追うので、数件の事件がクロスオーバーしながら話が進むのでテンポがいいのが受けている一つの理由かな。後は、あまり一般人が知らないような科学捜査法を扱っている点も興味を引いているのだろう。発売中のゲーム紹介文を見ると、劇中登場するような捜査道具が分かるかな?
さらに日本でも売りにしているが、製作総指揮者がJerry Bruckheimer。プロデューサーとしてのビジネスの才能を見れば、映画で稼ぎ出す金額を考えれば大したものなわけだが、多少の映画好き人間ならば、まぁこの名前を見ての反応は推して知るべしだろう。まぁ、プロデュースした映画を見てくださいな。「ハリウッド映画とは?」のイメージにぴったり。
「トップガン」とか「フラッシュダンス」みたいな映画もあるけれど、「アルマゲドン」「バッドボーイズ」「ザ・ロック」「コン・エアー」「コヨーテ・アグリー」と分かりやす過ぎるラインアップ。何と言っても痛恨の「パールハーバー」とかね。ちなみに、日本で公開されたか知らないけれど、言葉を話すカンガルーの"Kangaroo Jack"は「退屈すぎて死者が出た」とされる"Gigli"並みにジョークのネタになって馬鹿にされていた映画。TVスポットを見ても、あまりのひどさに中指を突き上げたくなる出来なの必至。映画館でもこれの広告が入るとブーイングの声が聞こえて来たので笑った。
というわけで、CSI も何となく全体的に作りが甘いのが気になる。舞台がラス・ベガスなんだけど、観光客の事件が少な過ぎて、無理やり舞台をベガスに設定している感じだし。西海岸の他の街に移しても全く問題なし。メインのキャラクター達も白人多過ぎで違和感アリアリ。最近のアメリカのドラマでは珍しいけれど。
メインのヒロインがストリッパー上がりという設定とかハーバード出身の才媛がいるってのもちょっと無理があるし、そもそも化学分析官達が取り調べとかやるのかな?捜査を妨害する隣の室長は深みの無い悪役。最初の方で衝突しまくりだったチーフが刑事になると、感情的なもつれが解けてるし。
唯一、キャラで光っているのがチーフの人。インテリな言葉を吐いて周りが全く分からないという極めてアメリカ的な風景に、虫好きで科学オタクといった変わり者感、感情を廃した冷静過ぎる振る舞いのミックスがドラマのスパイスになっている。しかし、喋り方が「ハンニバル」レクター博士似だと思うのは気のせいだろうか。
しかし、番組のサイトを見ると、キャラの学歴まで設定されているのが笑える。これも「学歴社会」のアメリカらしい。
日本の地上波でやっている本家がラスベガス舞台で、そこからスピンオフしたのがマイアミ編。最近は、NY編まで始まっていて知らなんだ。しかも、チーフ役が名優 Gary Sinise じゃないですか。
しかし、この別の部署とキャラクターを登場させて少し違うコンセプトでドラマを増やしていく手法といい、犯罪を追う様子を扱うところといい、全くもって80年代以降、アメリカのクライムドラマの流れを変えた画期的な長寿ドラマ Law & Order のパチモンなんだよなぁ。社会派的な重さをライトにして、登場人物の設定・描写も軽めにした劣化版って感じで。骨太感が足りないんですよ。それでも、ストーリとか書けているので十分楽しんで見られるんだけど。
Law & Order がどのシリーズもNYを舞台にあちこちでロケしてその土地の臨場感があるのに比べると、新シリーズのNY編もどうなのだろう?真っ向から本家に喧嘩を売るように開き直った気もする。日本では見られないので何とも言えんけど。
他にもアチコチでアイデアを他から引っ張って来ているのが目について、これはパクリかなぁと。ネタばれになるので書かないけれど、最初の方の話に名作映画からの孫引きが...
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ま、ブツブツ言いながらも楽しんで見てます。
【おまけ】
ファンページにあるドラマ使用曲のリストが結構面白かったのでご紹介。犯罪の影にはニューウェーブ系、盛り上がりをあおるダンス系、バイオレンスにはインダストリアルもしくはハードなロック、おっさん主人公にはR&Bってとことなのかな?









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