2005.01.18
年の変わりってのをあまり節目と感じない性格なんですが、たまには過去を振り返ってみましょうか。
今年も色々ありました 笑えるサイトで振り返る2004
元々、タイトルに偽りアリと感じる「笑えるサイト」なんだけど、上記の記事による2004年のトピックとは以下の通り。
・架空請求/「無視出来ない架空請求」を知る
・台風上陸数が10個と過去最多。台風23号では死者が80人を超えた
・負け犬ブーム/シングル1670人の「自由と不安」
・プロ野球再編問題/猿でもわかる選手会ストQ&A
・長崎県の小学校で、6年女児が同級生の首をカッターで切り殺害
・震度7も観測された新潟県中越地震。避難者は一時10万人を超えた
・年金問題/年金いつから、いくらもらえる?
・俳優の窪塚洋介が自宅マンション9階から転落し重傷。11月に復帰
「笑えるサイトで振り返る」って、「笑えない」話ばかりと思うわけだけど(かろうじて一番下のぐらいか)......それが災い続きだった2004年ってことなんだろう。代わりに少しは笑える動画にリンクしておこうか。
2004 Voting Machine
ここら辺の背景を踏まえているとより面白いけれど、逆に今度は笑えない人も多くなってしまうかもしれない。
暗いニュースリンクさん (01/08/2005)
「過去100年間で2度目:米上院・下院合同議会でブッシュ大統領再選に異議申し立て」
昨年は、約半分をアメリカで過ごし、半分を日本で過ごした少々特異な年であったので、2つの観察点から眺め社会現象には感銘を受けたこともある。やはり個人的に大統領選というのは2004年の一大トピックだった気が 。日本帰国後に出た選挙結果を受けて、ネット上で「メディアはケリー優勢って言っていて、そんな話聞いていなかった」というような意見を目にしたことがあるけれど、アメリカ国外と国内の温度差が激しかったのも、2箇所から見る視点の違いを意識させる部分だった。
実際接戦だった選挙戦。今回の選挙戦ではかつて無いほどに国内の意見も二分されたという話があって、自分が暮らしていたリベラル側の土地柄から眺める様相というのも興味深かった。そうした話ならば、この辺り。
Sorry Everybody
町山智浩(アメリカ日記)氏 「飛び越される州の逆襲」
日本のメディアも全体的に希望的観測で「ケリー有利」な話を取り上げていた感じを受けた。これは多少なりともアメリカのメディアにも言えたことだと思うけれど。町山氏同様、僕の住んでいたサンフランシスコ周辺のベイエリアと呼ばれる地域はアメリカの中ではかなりリベラルなお土地柄で、ほぼブッシュ嫌いの人間しかいないと考えていいような環境。確かに、シリコンバレーの経営者には結構共和党支持者もいるし、郊外から離れていくと民主党支持者ばかりとは言えないという部分はあるのだが。
ただし、そうした環境の中にいても、「ケリーでは勝てないんじゃないか?」という声をよく聞いたのも事実で、結局、何が選挙結果を決めたのかというのが、以下の特集を眺めていると興味深い。
Newsweek Election 2004 "How Bush Did It"
残念ながらサイト上の記事は紹介のみだけど、選挙後に記事にするとの約束で長期同行した記者達がまとめた1年間のドキュメントで、日本版でも11月17日号に掲載されている。この記事で興味深い点は幾つかある。まず、ブッシュ陣営のスタッフの老獪さで、ケリー陣営の脚をうまくすくい、選挙戦を有利に進めていく姿が描かれている点。対するケリー陣営は、終盤に民主党に歴史的な大勝をもたらしたクリントンとそのスタッフが乗り込んでくるまで、もたついている様子がありあり。
実際、ブッシュ側がうまく様々な票田を切り崩したのは結果からも明らかで、プロテスタントのブッシュ、カトリックのケリーという構図に対して、中絶・同姓婚禁止を打ち出してカトリック層を取り込み、教育・所得水準の高い層を狙ってヒスパニック層を取り込み(特に、@フロリダ・テキサス州)、本来民主党支持者が多かったアフリカン・アメリカン層や女性層もうまく取り込んで得票を伸ばしている(選挙戦1ヶ月前の「政治経済研究共同センター」の調査でも、アフリカン層のブッシュ支持率は4年間で9→18%に倍増)。
「保守化や宗教回帰が共和党勝利の主要因」との見方にも、40年前には民主党の牙城だったテキサス州の例を挙げ、逆に民主党が支持者の思いを無視して離れて行き、共和党がうまく左寄りの層を取り入れた話があったりする(日経朝刊2004.12.11 地球回覧)。変わったのは有権者側ではなく、民主党側というお話。先のNewsweeekの記事にも印象深い一節がある。
ブッシュ陣営からみれば、ケリーと側近は根本的なまちがいをしていた。さまざまな争点についての候補者の考え方ではなく、有権者が本能的にかかえている関心事によって勝敗が決まることを、ケリー陣営は理解していなかった。
人の相談を受ける時、こちらの意見を滔滔と述べるのではなく、相手は既に形にならない答えを心の中に持っているので、それを引き出し形にするよう話を聞いてやるべきという今流行のコーチングの話とかを思い出すが、同時に、形にならない思いが影響するということは、政策論ではなくイメージや印象論が大きく影響するということでもある。有名な心理実験で、人の印象は冒頭の第一印象で決まり、その後、どのような内容の話をしたとしても評価が変わることはないという研究結果が幾つかあるけれど、ケリーやブッシュに対しても同じことがあったようにも見える。
ケリーは「探究心が豊かで慎重な思索家」でもあったけれど、理性的で慎重に考え過ぎることが優柔不断さにつながって「決断力の無さ」というイメージにつながった嫌いがある。実際、反論や意見表明のタイミングを逃した大きな局面も幾つかあった。
インテリで理屈っぽい性格があだになった。スピーチライターが受けのいい言葉を書くと、ケリーが「スローガンじみている」と言って消してしまう。しかもケリーは何度も同じことを言うのを嫌った。政治家としては深刻な欠陥だった。ブッシュは、何度でも同じせりふを繰り返した。
暗がりでスポットライトが点滅し、「ロッキー3」のテーマが響き渡るなか、ブッシュがさっそうと登場すると、1万人ほどの観衆が大歓声を上げた。「このイベントの演出係を見つけて、給料を上げてやろう。」ブッシュはそうジョークを飛ばし...
Newsweekのロッキーのくだりを読むと、それこそ「アホでマヌケなアメリカ人」を思い出してしまうけれど、元々、「まじめ」や「教養」よりも「気さくさ」を重んじる傾向があるアメリカ人にとって、どちらがアピールするのかという点では興味深い。「まじめさ」をより重視しそうな日本人との違いを思う一方で、どこかの都知事が人気を得るような中、政策での中味はなく、印象で全てが決まるのはどこも変わらないというのもある。
ケリーのイメージで足を引っ張ったのは、「堅物」との印象の他に2つ。まずが、スピーチ能力の低さ。いつもグダグダ長々とインパクトの無い話をして、決断力の無いイメージを増幅させた。もう一つが、家族。テレサ夫人の持つ資産は10億ドル(百億円のオーダー)以上、2003年の所得申告は500万ドル。特権階級の人間という印象がつきまとった上に、彼女自身、自意識が強くて、選挙戦のため全てを捨てるというタイプでなかったため、不機嫌さや周辺の人間との衝突ぶりがbi*chと呼ばれそうな悪印象となったようだ。
イメージというのは恐いもので、ブッシュとて特権階級の人間で、実際自身もそういった意識の下、振舞っている。M・ムーアが描く「笑えるほどアホな大統領」のイメージと比べて、本当のところはどうなんだろうか?Newsweek内でこう書かれた本を読むと興味深い。
この本を読むと、ブッシュ政権の指導者は他の選択肢をろくに検討もせずに戦争への道を突き進んだように思えるが、読み方によってはブッシュの決断力の強さの印象が残る。
全体的に客観的に書こうという試みが目に取れる一方で、パウエル達には多少好意的、チェイニーとラムズフェルドにはかなり批判的で、ブッシュについても微妙に批判的なトーンが見え隠れする感じ。訳者はあとがきでブッシュの粘り強さに言及しているけれど、実際に読んだ感想を言わせてもらえば、大統領という立場にあるべき人間ではないと批判されるような部分が満載。
「他人の意見に耳は傾けるが、相談はしない」とされるブッシュが、部下達にはっきりと意思を伝えず、周りが考えを読み取ろうと憶測や先走りで対応する様子が描かれており、結局、事態はイラク開戦へと後戻りのできないような方向へ自然に流れていく。あまりにも薄い内容の言葉しか発されておらず、決断が及ぼす影響について部下達の進言を理解している素振りが無いし、どうも「決断力の強さ」「粘り強さ」というのも余り感じられない。真剣に考えていないが故の判断・振るまいのように見受けられる。
著者の書き方・スタンスもあるので客観的に見る必要があるとは思うのだけど、「真剣に考えてねぇよな」と部下に愚痴られるのが世のサラリーマンの常ながら、ある程度まで上司がどれだけ深く考えているのか見えてしまうということはどうしてもある。真剣に考えたり下勉強しないで示す決断力なんて、悩みが無い分、楽だよなと思う一方で、思慮深さと同時に人に与える印象の操作も考えなければならないのだと思うと、管理者の悲哀も感じてしまうところ。
でも、だからといってブッシュを支持する気には全くなれないけれど。「攻撃計画」の締めのブッシュの言葉が、お気楽さを表している気がする。
「歴史か。わかるものか。そのころには、われわれはみんな死んでいるよ。」
「三国志」等、史書に登場する人間も、「死しても名を残そう」とたちふるまったりするんですがね。後世の評価を気にしてノイローゼになるようなタイプじゃないから、少しは気にして欲しいものです。世の中のために。
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2005.01.13
例の事件で、性犯罪の再犯防止の議論をあちこちで見かけます。ワイドショー・コメンテータの適当な意見から法制度の話まで。元々、アメリカでも議論の種だったミーガン法がよく引き合いに出されているようです。(しかし、TVの呼び方がいつの間にか「メーガン」に変わっているのは何か理由があるんでしょうか。)
どこまで犯罪歴を公にするかという点で州によって違いがあるのですが、僕のいたカリフォルニアでもつい最近、性犯罪者リストの照会Webサービスが開始されています(シリコンバレー地方版さん→かみさん経由)。僕が日本に帰ってしまってからのことですが。
ちょっと使いづらいページなのですが、日本でも同様のサービスが開始された場合を想定するのには、論より証拠でイメージを捉えやすいかもしれないです。ちなみに、二度の注意書きに同意して入場し、地図をクリックしたりしながら、住所を指定する必要があります。
Megan's Law Home Page
家族がいたので足を棒にして探し回り、環境のいい所に居を構えていたのですが、上のサイトで調べてみると数ブロック内(歩いて5分の圏内)に3人も性犯罪歴を持った人がいました。同じアパートに何人も住んでいたりするように都市部の密集度が当然高くなったり、高級住宅地には少なめという傾向があるものの、後は確率的にご近所さんになってくるようです。家庭内暴力のような事例も含まれているので、富裕層が住んでいる治安のいい辺りだったとしても、心の闇は家庭の奥に潜んでいるかもしれないというのもあります。
公開されている写真を眺めると、大抵がひどい悪人面の中、ご近所だった1名はどう見ても人のいいおっさん面です。そこら辺ですれ違っても何とも思わなかったような感じ。特に、僕の住んでいた辺りは小学校・中学・高校が5~6校密集していた界隈なので、14歳以下への犯罪歴を持っているのを見てしまうと......
ちなみに、アメリカではご近所情報として犯罪率から住民の平均年収、タイプまで調べられるサービスが幾つかあります。例えば、この辺り。
MSN Neigborhood Details
日本の場合、もっと大雑把な犯罪率統計の公開ですら、数年前に開始が話題になったぐらいですからね...それは、身近にある犯罪遭遇リスクが低いことの裏返しでもあるとも言えますが。
犯罪発生マップ (東京都)
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2004.12.08
思わず「レコード屋」と書いてしまいましたが、一般的な「CDショップ」の話です。
アメリカを離れて半年ほど経つと、だんだん向こうで過ごした日々が懐かしくなって来ます。勉強に追われた日々とはいえ、学生生活に比べると、あちこちで摩擦を調整して、組織の動きを考え、疲れて通勤電車に揺られる東京のサラリーマン生活が快適と言えないのは当然ではありますが。
愚痴はさておき、書き忘れた向こうの話でもまとめておきましょうか。少し前からアチコチで取り上げられているスターバックスの音楽連携ビジネスの話。
K STYLE WEBSITE :: BLOG さん
「米国スターバックス、本格的に音楽流通事業へ」
「店で聞いて気に入った曲を CD に焼いてくれるサービス」の話で、確かこういったことを始めるという発表自体は少し前にプレスされていた気がします。スタバも特に日本では経営が苦しくなってきたようなので、実際のサービスを目にすることがない内に撤退しそうな感じも。
と、個人的に反応したのは、この話の中に出てくる "Hear Music"という部分。

Hear Music というのは元々CD屋で、1990年創業。1999年にスターバックスの傘下に入ったとのこと。だから、僕のいたカリフォルニアの北、サンフランシスコ周辺には結構店があります。上の写真は、スタンフォード大のある Palo Alto のショッピングセンター内店舗。スタバ・サイトの紹介部分を見ると、創業はマサチューセッツなんですな。
基本的に少しアダルトな曲選ながら、店員のセレクト棚が多くて、店構えは昔の WAVE を思い出させる感じかな(店はそんなに大きくないです)。そういったジャリより上のアダルト、しかも知性派が客層なもので、残念ながら観光客が歩いて行けるようなところには余り店が無いです。大抵、富裕層が多めのショッピング・センター界隈に立地。
ここの店で、聞きなれないオペラ・アリア中心のロシアの歌手のガラとか、独特のダークなテイストのヒップホップとか、店員リコメンドから掘り出し物を見つけさせてもらいやした。なかなかいいのが、レーベルとしても機能していて幾つもコンピレーション・アルバムを作っていること。アダルト・テイストだけど、選曲センスがなかなかです。アメリカの大手のCDショップ・チェーンでも流通しているので手に入りやすいのもいいんですが、日本には入って来ていないのかな?
一番の人気企画が、Artists' Choice というシリーズ。ミュージシャンにお気に入りの曲を選んでもらってCDにするという、音楽雑誌の記事「私を作った10枚」に音楽も一緒みたいな優れものCDです。帰国してからも順調にアイテムも増えてますが、対象アーティストも豪華絢爛。
Norah Jones
Sarah MacLachlan
Willie Nelson
Johnny Cash
Tony Bennett
Sheryl Crow
Rolling Stones
Ray Charles
Lucinda Williams
Yo-Yo Ma
Emmylou Harris
音源も限られているし、意外性が無い場合も当然あるわけですがね。僕は Lucinda Williams のを買いましたが、劇渋でもかなりイイ感じです。聴きながら、カリフォルニアの空を想い、枕を涙で濡らしておりますよ。
昔、くるりのボーカルが保守化するアメリカの状況をCD屋の状況とからめて語っていましたが、そこで唯一LAで面白い店としてあげていたのが、Amoeba Music。元々 Berkeley 発祥の店で、サンフランシスコ周辺がいいのは、こうしたインディー系のCDショップも充実している点です。
Hear Music に比べて客層が若い学生等々なので、雰囲気に落ち着いた感じゼロですが(サイトを見に行ってもらえば、その原色デザインぶりで分かるとは思いますが...)。結構大きな倉庫じみた店にズラッと色々なCDが並んでいて、中古コーナーも半分近くあるのが特徴的。いろいろなジャンルを広くカバーしているところが日本にも近い感じで(最近の日本の輸入系CDショップは国内盤比率が高くなり過ぎな感も)、客層にもパンクスから渋いジャズ好きのおじさんまで混ざっているのが、アメリカ都市部のいい感じ出ています。
サンフランシスコ周辺のベイエリアにはもう一つ似たようなインディー系のCDストアがあって、名前が Rasputin Music。
ここもほぼ Amoeba に近い感じ。会員カードがあるのと、しっかりした無料紹介紙を定期発行しているのがお気に入りでした。このチェーンはサンフランシスコのケーブルカー出発駅~ユニオンスクエアの間に店があるので、観光客でも行ってみることが可能。アメリカご訪問の際にはぜひ。ちなみに、以下のサイトでは「店員が傲慢で、愛想ゼロなのがマイナスポイント」との評価を受けてます。確かに Hear Music などに比べると、愛想の悪さはすごくアメリカ的。
CD Sore Network
観光で行くようなサンフランシスコの中心といえば、後は Virgin Megastore かな。帰る前に改装していたので、さらに大きくなっているのでは。こういうところでは面白いセレクションは期待できませんが、何がアメリカで受けているのかは分かりやすいかもしれません。ただし、店舗数の少なさから分かる通り、欧州企業だからセレクションも、田舎国家のどアメリカ的なものからは少しずれている気もします。
日本でも手に入ってしまうのか分かりませんが、Virgin 自身もコンピレーション・アルバムを出しています。アメリカの各都市にちなんだ曲集アルバムが安いわりに良くて、San Francisco 版がサンフランシスコ店でも売り上げトップに食い込んでました。カナダでも売っていたけれど、皆お土産に買っていくのかな? Village People とジャズが並ぶような感じではありますが、ゆかりの曲が並んでいるのでその土地の忘れ形見にいい気はします。I Left My Heart in San Francisco !!
結局、大都市以外の普通の人達は Wal-mart のCDコーナーとか Amazon で買い物をしているんでしょう。そんなこんなで、一番アチコチで見かけていた黄色い看板、最大チーェンの Tower Records が在米中に倒産したのが印象的でした。

今も全米で空きスペースのままなのでしょうか...
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2004.11.27
大統領選が終わって、アメリカの保守的傾向が取りざたされる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?bluegold です。iPod がらみのニュースがアチコチにあふれ、売れた分だけ人それぞれの使い方をしているようでありますが、こんな話がアメリカの情景を映し出しております。
CNet Japan 2004.11.8: 「iPodで読むバイブルがひそかな人気に」
何も小さな画面で電子聖書を読むことないのにねと思いますが、クリスチャン・ロックに耳を傾けてハイな状態で読むのでしょうか。
アメリカにいた頃、今は亡き Tower Record に "Jesus Action Figure" というゼンマイでカタカタ動く人形が置いてあってちょっとツボに入ったのですが、こんな罰当たりなパロディCMもあるようで、ユーモアのセンスも忘れないアメリカであって欲しいところです。
Jesus Christ Action Figure with walk-on-water action!
ニューヨーカーにNYの老舗のレコードショップに連れて行ってもらった時、ケースの上に並ぶ首振り人形のレパートリーに感心したことがありましたが、キリストがあれば当然、というわけでふざけたラインアップ勢揃いです。
Jesus Christ Superstore
ジョークサイトが本物かよく分からないけれど、センスが結構笑えます。
1. 当然のように仏教も
2. ユダヤ教ではエホバとモーゼが大人気(売り切れ)
3. イスラム教でアラーと言えば...
おいおい、"He who may not be shown"のアラーいくらだよ?という突っ込みはさておき、別の販売サイトでも何だか突っ込みどころを見つけてしまいました。
Wicked Cool Stuff .com
Albino Bowler が ”Real People” かよっ!って実在するんでしょうか?このフィギュアはジーザス同様、店頭でもよく見かけましたが。
こういったおもちゃを取り扱う専門店のサイトに行くと、結構面白いです。
Archee McPhee
ラインナップはこんな感じ...
Jesus Action Figure
Shakespeare Action Figure
Freud Action Figure
Beethoven Action Figure
Moses Action Figure
Ben Franklin Action Figure
Albert Einstein Action Figure
Cleopatra Action Figure
Edgar Allan Poe Action Figure
Alexander the Great Action Figure
Sherlock Holmes Action Figure
Mozart Action Figure
Oscar Wilde Action Figure
Richard Wagner Action Figure
Pope Innocent III Action Figure
どういう基準で選んだ有名人なのかが興味深いですが、何だかもっとよく分からんキャラも混じってます。
The Albino Bowler Action Figure
Bigfoot Action Figure
Crazy Cat Lady Action Figure
Librarian Action Figure
Barista Action Figure
Male Nurse Action Figure
さて、僕にはどういう奴に人気があるのかサッパリ分らないのですが、皆さんはいかがでしょう?
(答え)
この店の売り上げ(それとも店側のセレクション?)によると、こんな感じのようです。
1位 Librarian Action Figure
4位 Einstein Action Figure
7位 Shakespeare Action Figure
10位 Jesus Action Figure
11位 Freud Action Figure
アインシュタイン、シェイクスピア、キリスト、フロイトを押さえたNo.1は
「司書のオバサン 」
市井のピープルズ・パワー強しといったところでしょうか。
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2004.11.07
新たな国の生活に慣れるまでには、なかなかの時間がかかるわけだけど、ネイティブな環境に戻るのは早いもんです。日本人的生活に今ではドップリですよ。とはいえ、海外生活の後、日本に戻って来た人々が抱く感想の典型的パターンというのがあるわけでして、それは自分の場合もほぼ同様。
・人多すぎ、高速移動すぎ
新宿や東京といった駅の雑踏でしばしとまどうというのはかなりティピカルなパターン。よく聞く話だったのですが、やはり駅で行きかう人々の動線の交錯は凄い。
アメリカじゃSFやNYでも「事故等の遅れや通勤で混む」=「座れないかも(特定の駅を過ぎれば座れる可能性も)」な程度だから、8~9割方の扉に押し込み係がくっついてギュウギュウやった挙句、自動の筈が横からの圧力で動かない扉を手で閉める「通勤電車のラッシュ」というのは壮絶。これから高齢化が進む内に、そんな光景も過去の笑い話になるのでしょうか。
・暑過ぎ
今年は7月から異常な猛暑だったわけで、日本でしまい込んでいたクーラーが壊れやがったおかげで(ちなみにTVも3日で壊れた)死にそうに。よく質問されるけれど、日本人には日がサンサンと降り注ぐ常夏のイメージのカリフォルニアでも、北部のサンフランシスコの辺りは1年中非常に涼しくて、夏も肌寒いくらい。そこに暮らして帰ってくると、今年の夏は拷問に近い。夏が終わる頃に帰って来れたらよかったのに、と肌にひた付く背広を着込んでボヤイている毎日でした。
・家過密
街によるけれど、アメリカの自治体では条例(Zoning Code etc)で地域の開発がコントロールされていて、変な形の建て物をボコボコ建てたりできないことが多いこともあり、景観が整った街並みが保たれたりするわけです。それに比べると、日本もアジア。趣味の悪い建て物がひしめきあったりして、個人的にはそこが醍醐味だったりすると思うけれど、人によっては無秩序ぶりが我慢ならないようです。しかし、空港から帰る際の電車から街並みを眺めていると、建て物の密集ぶりは一度リセットされた眼に新鮮に映りましたね。
TVで渡部なんたらのお家探訪とかいう番組を見ていると、その狭い土地に何とか格好いい一軒家を建てようとした悪戦苦闘ぶりの跡(大抵大失敗)が笑えて、何だかホロッと来るものも。ま、自分にゃマイホームも遠い夢だから他人事で見てられるんだろうけど。
・不機嫌過ぎ
昔流行った日本人・外国人比較論でよく制空権の違いの話がお馴染みだったわけです。スキンシップが少ない日本人の方が他人との間に保とうとする距離感が大きく、「電車で座席に座ると無造作に肌を付けて来る隣人→外国人だった」というような例が挙げられていたわけですが、最近の日本人はどうなのかな。不快に感じる距離感は変わらないのかもしれないけれど、相手への遠慮が希薄になったせいで、不快に思われようが領空侵犯をする人間が増えて来たというのはあるのかもしれないです。
というのも日本に帰って来ると、皆不機嫌な顔をしているのに気付くというのがあって、実際、自分でも電車や駅でナルホドと思ったわけですね。今まで書いてきたような環境下にいればストレスで当然というのは分かるわけだし、海外でも別に無愛想な様子が普通だったりするわけだけど、眉をひそめたしかめっ面が顔に張り付いたような人が多いんだな~というのは改めて実感。
密かに観察していたけれど、その不機嫌な顔が既にデフォルトになって動かない人達もいるようで(女性ですら)、意図的に多少楽観性を見に付けていないと、しかめっ面が張り付いてしまうんだなぁと。これから繰り広げられるストレスとの闘いにも決意が必要であります。「いつも心に太陽を」ってところでしょうか?
(次の話にほのかに続く)
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2004.06.04
日本同様、アメリカでも新聞の勧誘は盛んで、「電話勧誘お断り」サービスに登録しておかないと、定期的に電話がかかってくる。2週間タダにしてなし崩しに購読を開始させようというパターンが主流。アメリカに来てすぐの頃、なぜか勝手にOakland Tribuneが配達を始めて、その後、「無料期間が終わったので、支払いヨロシク」との通知。こちとらは取る気ゼロなので、「取りませんし、頼んでません、だから払いませんよ」と答えたのはいいが、いつまで経っても配達が続く。その後、定期的に「まだ止まっていませんけど」と電話をするんだけど、「分りました」と言って配達が続く。こらが半年以上続いたかな。
ま、そんな感じで、その後、日経取り始めたら、いいお値段なもので、アメリカの新聞はフリー紙やたまに買う程度だったんですがね。ケーブルTVには、ニュース専門チャンネルが幾つかあるし。でも、卒業式が終わってから、時間に余裕ができたので、アメリカの新聞も買って読んだり。ちょっと面白かった記事(古いです)。
[San Franmcisco Chronicle 5/17: Technology]
少し前に サンフランシスコで"NextFest"という催しがあって、要は「未来展」みたいなハイテク集結ショーケース。結構、エンジニア界隈では話題だった様子で、友人が「チケット取ろうとしたけど、売り切れだった」とぼやいてた。紙面上では、東京大学出品の「光学迷彩」がトップに。あの「攻殻機動隊」に出てくる奴が実現か?と数年前から話題の一品。アシモなんかにも記事中で触れられている。アメリカ人も興味津々ですな。
[USA Today 5/28: Money]
日本ではちと高すぎる感のあるGAP。アメリカではもう少しブランド・イメージが下なので、日本の値段を付けたら売れないだろう。そのGAPと同じ企業系列にOld Navyというさらに激安の衣服屋がアチコチにあって、近所じゃ"Old Navy"のロゴが胸にあふれているわけだが、テレビを見ていると水着の広告を盛んに流し始めている。USA Todayによると、2003年度の水着売り上げは、女性で$2,200,000、92,056着、男性で$511,644、36,857着。いやぁ、販売に力が入るのも分るわ。しかし、圧倒的に女性対象市場。
ラジオを聞いていたら、アイスクリーム・シーズンも到来の様子。アメリカの消費量、こちらももの凄いらしいです。そういえば、家の周りをピンクの超小型バンがウロウロ。でも、何だか甲高い音楽流して、超高速移動なんですよ。誰か買ってるの見たことないし。昔、サザエさんにあったみたいに石焼イモを追っかけるの図がそのまま当てはまるようで、車のCMで似たようなのをやってたりもする。売れるのかな?
[USA Today 5/28-31]
同時に旅行シーズンも到来。5/31のMemorial Dayから9/1のLabor Dayまでが、小中高が休みに入ることもあって、人の移動もすごい。夏季限定の催しも多く開催されるし。と、同時にガソリン消費も急増するので、ガソリンの値段も徐々に上がっていくのが通常。でも、今が既に馬鹿高い状態になっているので、どうなることやら。
USA Today一面によると、ガソリン値段高騰で、スタンドの売り上げが20%近く落ち込んでいるとのこと。興味深いのは、ガソリン自体から来る収益はわずかリッター当たり1セント以下という点。アメリカのスタンドには、大抵コンビニのようなのがくっついているので、そちらの売り上げが基本ということなわけ。ガソリンの値段が上がって、その分、客は店での買い物を控えて、店主は苦しいという話。う~ん、それで田舎に行くと、給油だけだとトイレを使わせてもらえないようなスタンドもあるわけか。納得。
[USA Today 5/26 & 5/28 : Life]
日本でも上映されているのかな?地球温暖化パニック映画"The Day After Tomorrow"がかかるということで、一面に。「環境政策後進国のアメリカで政治的な議論に、ワシントンはその映画の客の入りを静かにうかがっている」とのことだけど、あの「インディペンス・デイ」の馬鹿エメリッヒ監督作だよ。何だかシュール過ぎ。
ま、あのエメリッヒ作品の馬鹿馬鹿しさがアメリカの本質の一つであるような気もするのだけれど、その後の記事によると「1998年のゴジラで、2週間後に海の底に沈んでいるエメリッヒ」、案の定、お寒い入りのスタートの様子。観に行ったアメリカ人は「怖いねぇ」とか言ってたけれど...
それにしてもアメリカ人、映画好きです。ニュース見ていたら、ベイエリアの南の方の街で「チケットが$10を超えた!」とニュースになってたのも、日本の値段を知っていると笑えた。確かに、ベイエリアは高い方だけど、普通は$7とか$8ぐらいで観れる。この前、友人とMichel Gondry監督の"Sunshine Always..."を観に行ったら、時間帯悪いのにもかかわらずソコソコ客が入っていて、人それぞれ別の場面で好き勝手に受けているのがいい感じだった。く~、安いのに映画館にもほとんど行けなかったぜ、チクショウ!
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契約解除等々で電話かけまくりなわけだが、日本でも最近の報道等で知られているように、アメリカのコールセンターは海外転出がはなはだしい昨今。ベイエリアでいろいろな国の人の訛りに慣れて来たとはいえ......先ほどの所はインド訛りが凄過ぎ。アメリカ人ならばしないような不可思議な単語の言い間違いをするのは、手元のマニュアル文章でも読んでいるのだろうか。
ところで、別件で「日本への転送手続きを受理しながら、やっぱり無理でした」というお詫びの電話がかかって来たのだが、こちらもアチコチかけまくっているので、どこの会社からの電話か混乱。最後に確認。
「ところで、どこからかけてきているんですか?」
向こうは、「何でインドからかけて来ているんだ」と文句でもつけられると思ったのか、しばし沈黙。こっちの聞き方も言葉の選び方が良くなかったので、ビックリしたのかもしれないけれど。
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かなり前にテレビを見ていたら、前に紹介したことのある、アメリカでも放映されて人気だった番組「風雲たけし城」と「料理の鉄人」がどうやらアメリカ・オリジナル版の放映を始めたようだ。
「たけし城」>> もともとラストの城前バトルをカット、外人挑戦者スペシャルの回を勝手に「アメリカvs他の国」に変えたりと何だかなぁという感じがあったところ。あの~、イタリアの国旗、フランスのと間違ってますけれど...
もともと最後にアメリカ側製作陣の名前だけデカデカと出るけれど、大したことやってないでしょ?ってな感じのわけだったが、尺が足りなくなったのか、日本版のフィルムにアメリカ新録をツギハギするという荒業発動。しかし、アメリカ版セット、せまいしショボイです。谷隼人じみた衣装も用意して、稲川淳二っぽい変なアジア人を配しているところは面白いけれど、80年代の日本の映像と現在のアメリカの映像をつなぐの無理アリですよ。
「料理の鉄人」>> "U.S.A."の名前を冠したスペシャル版なのかな?フレンチのサカイ対アメリカ版鉄人、NYかどこかの日本人シェフ対アメリカ版鉄人らの2回。鹿賀丈史役が、マーシャルアーツやるようなアジア系アメリカンで、やっぱりアクが弱い、キャラが立ってない。オープニングで何かかじったりはするけれど。その弱さのせいか、進行役にもう一人、他の番組を持っている料理評論家みたいなのが加わる。コイツ、感じが悪いし、元番組の大仰なアニメ風演出に合わないと思うんだけど。
中継アナウンスはまぁオリジナルに近い感じかな。セットは日本の方がちょっと上。アメリカ版鉄人、料理のレパートリーが出せないのか、皆、青服~~。演出とか日本のを踏襲すればいいのにね、アメリカ人にも受けたんだから。対戦結果は2戦ともアメリカ鉄人の勝ち。最弱鉄人が日本代表だったからかな、道場を出しなさい!とは言え、どう見ても、盛り付けやバラエティで日本側の方が上だろ。こういうところが、アメリカの嫌われる大人げの無さ。同時に視聴者集計もやっていて、視聴者は圧倒的に日本鉄人勝ちに票を入れていたのがちょっと笑えた。
アメリカ鉄人は、やはりといった感じでクレオール&ケイジャンのニューオリンズ基盤の料理人。アメリカの料理って、おいしいと言われるのここぐらいなんだよなぁ。Emerylという同じケーブル局に番組を持っている料理人も、やはりニューオリンズ出身で人気者。ニューオリンズへ行った時に、彼のレストランに行ってみたかった気も少しする、ミーハーだが。
******
転出の手続きで郵便局へ。郵送物無くす、勝手に日本に返送する、みたいなのが日常茶飯事の彼ら。行列ができているのに、案の定、4人が集まって何かを協議中。いいから少なくとも2人は早く窓口に回りなさい。
「外国に転出するので、住所変更したいんですが。」
「外国、どこ?」
「日本へ帰るので...」
「外国の転送はダメ、できない。」
「(ならば、何で国名を聞く?) いや、できるはずですよ。」
「絶対だめ。」
「事前にeメールで問い合わせしたら、ウェブではできないので、こちらへ来て書類を提出しろって言われたんですけどね。」
「ダメ。」
「ここにプリントアウトして来た、このメールを見てくださいよ。」
「ダメ。」
「ほら、書いてあるでしょ。」
「ナニ、ダメって書いてあるじゃないか。」
「イヤイヤ、それはウェブ上ではダメという話で、後半に書いてあるでしょ。できるって。」
「海外はダメ。」
「絶対できるって知ってるんだよ。」
「向こう行って上司に聞いてくれ。今、上司いないから聞けないけどな。」
「俺は知ってる。絶対できる。」
「ダメだ、絶対ダメ。」(横を向いて、隣の女性に)「外国への転送ってできるようになったのかい?」「えぇ。」
「そんなの知らなかった。」 (あの~、かなり前からその筈なんだけどねぇ。)
(横を向いたまま、ポイと書類を投げてよこす) 「ハイ、次。」
もうこんなのにも慣れたんで、絶対引かないけれど、日本に帰るとこういうのがちょっと懐かしくなるのかな?
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昨日、インターン身分で内部に入り込んで研究をしていたサンフランシスコの機関で最終プレゼン。英語はまだまだ悲惨なものだけど、英語プレゼンにはようやく慣れてきましたなぁ。ま、それなりに評価してもらった様子。少々専門外の情報系、プログラミングの方向にも向かってしまったので、言語の勉強を一から始める羽目になったのは、ほぼ卒業に関係ない単位に対してどうかというところだったけれど。プレゼン出席の偉い人がしきりに「教授にAつけてもらったのかい?」とジョークを飛ばしてたのも、何だか皮肉。
しかし、教授もしれっと成績も確定&卒業式終了後に、どんどん追加課題を投げてくれるから、何ともはや。教授自体も多忙で、ミネソタからコンサルの仕事で帰って来たと思ったら、翌朝に2人で打ち合わせして(同時に子守)、プレゼン終わったらすぐまた空港へ、というスケジュールだから、こちとらも文句言えないけれど。
帰り際に、駅まで追っかけて来たIT担当のおっちゃんにつかまって、作ったプログラムのインストール・トラブルをケア。結局、朝から晩まで拘束の1日でありました。「ゲストだからよ」と言ってペプシをおごってくれて、気がよかったのでちょっと面白かった。「ダイエットだけど、いいのかい?」とか。
ようやく懸案事項が終わって、3割方残っている撤退事務手続きに専念。でも、荷造りも...憂鬱だ。嬉しいことにいろんな方との送別食事会もあって、これからが過密スケジュールの勝負どころです。こんなブログを書いていていいんでしょうか?
***
帰り際に裏道を歩いていたら、裏庭から突き出たビワの木を、棒で突いている泥棒ガキンチョ2人組を発見。何か、日本と変わらぬ風景だなぁと少し感心。
***
近所で車を走らせていたら、何やらでかい猫がノシノシ道を横切る。よ~く見ると、アライグマでありました。ラスカル殿も薄汚れてくたびれた感じで、少し幻滅。鹿やリスは何度も見たけど、ラスカル君は最初で最後かな。マウンテンライオンやスカンクにはついに遭遇せずじまい。近くの山にいっぱいいるらしいんだけれど。
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2004.04.18
"California"の"C"は"China"の"C"と言われるくらい、アジア系の多い加州。元々、アメリカ全土でも少しは名の通った大学の工学部ならば、学生の3割~5割がアジア系なことは多いわけだけど、シリコンバレーを擁し、ハイテク産業も盛んな北カリフォルニアのベイエリアと呼ばれる地域の場合、住民自体、とにかくアジア系の比率が高い。圧倒的な人数の中国系に加え、日本人も日系移民がいるし、サンフランシスコの街の南端にあるDaly Cityが「リトル・フィリピン」と呼ばれる位、フィリピン系もいる。タガログ語も結構耳にする言葉。その他、韓国人街もあちこちにあるし、タイ人、シンガポール辺りも学生には珍しくなく、IT系・化学系を中心にインド人は多々。ベトナム系はタクシー運転手にいたりして、運ちゃんといえばターバン巻いたインド人がやたらに多い。
アメリカの都市部といえば、低収入な仕事をしているのが、メキシコ&中南米からのラテン系(もしくはアフリカン・アメリカン)というのが通常のパターンなのだが、そうした層から高学歴な仕事まで、アジア系の進出率が非常に高いのがベイエリア。NYやサンフランシスコ・ベイエリアを見てしまうと、アメリカを形容する「人種のるつぼ」という言葉も他の街には当てはまらないような気にもなってしまうくらい。実際、中部の街やリゾート地に行くと、白人天国な場所もあって、アジア系はジロジロ好奇の目で見られたりもするので、やっぱり住処のベイエリアが一番落ち着く場所だったりするのです。ま、日本でも地方の小さな町を外人さんが歩いていたら目立つだろうから、それと同じことなのだろうけど。
そんなベイアリアなので、出身国のなまりで喋っていても、大抵、相手は慣れているし、こっちも慣れているので、変な英語のやり取りでもコミュニケーションが成り立つことが多い。日本人が苦手で、当然、難関なLとRの辺りは向こうも聞き取ろうと構えたりするのはご愛嬌。
そうした状況でも、やはり少し問題になるのが、名前。皆、外国人に慣れているとはいえ、最初に自己紹介する時、音を聞き取ろうと身構える様子が見て取れる。だから、最初からニックネームを名乗ると、外国人慣れしたカリフォルニアン達でも一様にホッとした表情を浮かぶ。「日本人の名前だろ、3音節か4音節なのに何で覚えられんのかい?」と言うことなかれ、知らないパターンの配列というのは頭に入らないものなのだ。日本人相手ならば、例えば「山田さん」、「山」と来た時点で、もう次に来る音が予想できているから、多少うるさくて「ダ」だか「カ」だか「ラ」だか聞き取りにくくても、頭の中のデータベースで「ダだな」というのが分る。それ以前に「ヤマダ」がもう一式の単語として頭に入っているので、「ヤアア」ぐらいにしか聞き取れなくても検討がつく。
これが到底聞いたことがない配列になったら、聞き取れない。「ヤアア」→「ヤパマ」みたいな発想ができないから当然。という訳で、アメリカ人が誰でも2音節のニックネームで呼びたがるというのは、やむを得ない慣習であるとも言える。でも、ニックネーム慣れしていない日本人は何か自分でニックネームを名乗るのに照れがあったりもして、知り合いの日本人が一緒で、初対面のアメリカ人にニックネームで名乗ったりすると、少し半笑いされたりも。日本の愛称にもニックネーム的なものがあったりもするけれど、一般的なのは「ヤマさん」とか「ヤマチャン」とかで、愛称の方が音が長くなったりするので、逆にネイティブに日本の愛称を説明する場合、その風習が理解しにくかったりもするようだ。
このご時世、海外に出かける人間も多いのか、ニックネームの風習が無い国からやって来た人間もあらかじめ呼び名を用意していたりすることが多く、最初にアメリカでESL(語学コース)を受講した際にも、8割以上を占めるアジア系の生徒が即座にニックネームを提供できた。一説によると、。「お前はBill」みたいな感じで中学や高校で英語の教師が最初に命名するらしいのだが、真偽は不明瞭。聞いてみると、「そう」と答える人間もいるのだけれど、意外と「ひ・み・つ」みたいなことも多い。ちょっと昔はそうだったのかもしれない。Evelynみたいな妙な名前が付いてたりするので気になったりもしたのだが。
ポイントになるのは、この場合ニックネームというより名前の場合が多いこと。つまり、ニックネームならば、例えば"Bob"や"Bobby"や"Rob"なんだけど、これが"Robert"と自己紹介。この場合、愛称で呼ぶのか、何だか複雑で、しかも元の名前と全く関係なかったりするので、ややこしい。実名>仮の名>愛称?。市民権を取った学生が、誇らしげに「これが新しい名前、John(例)だ」と名乗ったりしているのにも会ったこともあるが、アメリカで生活するために、英語圏でお馴染みの名前を付けることは珍しくないわけではあるとはいえ、ね。
日本人の場合は、元の名前から音をとる場合が多いようだ。「ヒロアキ」>"Hiro"とかのように。でも、何故か実名に全く関係ないニックネームを自ら名乗る人もいるらしく、しかも、その場合"Tom"ということが多い。「トモヒロ」>"Tomo">"Tom"だったりもする場合もあるけれど、なぜ"Tom"が好まれるのか?英語の教科書で必ず登場するのがトムだったから?それとも、トム・クルーズへのあこがれからだろうか。ちょっと謎。
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2004.03.26
正味2日+αほどだが、ニューオリンズを観光してきたので、その顛末を簡単に記録。
西海岸・東海岸、中部、カナダ・メキシコと北米の主な地域を駆け足で観光して来たが、合衆国南部がこれまで未踏の地。今回初めて訪れてみたが、やはり雰囲気は独特。住民の大半がアフリカン・アメリカンであるわけだが、街には白人客ばかりでサーブする側が皆アフリカン。他の都市ならば飲食店や清掃員にはラティーノが多いのだが、ニューオリンズでは見事に黒白が分かれていた。テキサス辺りの空港からそうだが、アフリカン・アメリカンに靴を磨いてもらう白人という風景がかなり一般的。そもそも西海岸界隈じゃ靴磨き自体、あまり見ない気もするし。でも、サービスのレベルは圧倒的に平均的なアメリカのレベルより遥かに高い。朝食でマクドナルドに入った時も、その余りの手際の良さに感動(日本人の目で見ると、アメリカの一般的なレベルは凄いです、もう慣れたけど)。
特に、観光地にもかかわらず、白人客の身なりがかなりキチッとしている。Tシャツ姿のラフな格好がまじるのがアメリカの観光地の常だが、どこへ行っても襟付きのシャツを着ている率が相当高くて少し意外だった。フォレスト・ガンプが現代らしからぬ格好をしているが、結構あんな感じ(もっと普通の格好だが)。元々地方都市にもかかわらず、ドレスコードがあるようなレストラン(でも値段はそれ程でもなかったりする)も多く、そこら辺は軽装で出かけた誤算でもあった。
空港にはところどころ日本語表示があって、「あぁ日本人もいっぱい来ているんだな」と思わされたが、街中の黄色人種率は相当低く、ハイシーズンでないためかバックパッカーのような学生達がチョボチョボ程度。もっといるのかなと思っていたけれど、考えてみればLAと組み合わせてベガス、LAとサンフランシスコ、ワシントンとNYみたいに周遊で組み合わせるような観光スポットが近くにないんですねぇ。ヒューストン?ダラス?う~ん・・・
スペイン、フランスの文化の影響下にあったため、ごちゃごちゃした街並みにはヨーロピアン・テイストが漂う感じ。夜遅くまで人であふれかえる一角があって、治安もそこそこ。その界隈はストリップ小屋にバーが立ち並び、深夜まで騒ぎが続き、道に山積みになった生ゴミがプ~ンと臭うという、正に歌舞伎町的な雰囲気。もっと観光客向けに安全だけど。面白いのは、スペイン風の建屋のため、2階や3階に細工のきれいな鉄柵のあるバルコニーが必ずあること。このテラス部分も、立ち飲みもしくはテーブルのバーになっていて、皆、道を見下ろしながら酒をあおっている風景。こんな感じ。

夜が始まるにはまだ早いので、人もまばら。
他にめぼしい観光といえば、郊外に広がるBayouと言われる沼地のボート・ツアー。もっと鬱蒼とした感じをイメージしていたけれど、意外と植生上、木の丈が低くて視界は良好。ワニも時々見かけた。

客も期待していたけれど、意外と小さい赤ちゃんサイズ。大きいワニも目の辺りしか出していないで淀みに潜んでいるから、こんなもんなのかな、って感じなんですよね。それよりも、ボートが1隻通れるようなルートに分け入ると、向こうから次から次へすれ違いのボートが現れるのが印象的でした。排気ガスを垂れ流し、草木をなぎ倒し.......っていいんですか?さっき「自然保護地域」って看板が出ていましたが?アメリカの国立公園でありがちな風景ですが。途中で草むらに寄せて小さなカエルを拾うのも環境保護的にどうかと思ったけれど、勢いあまって足をもいじゃうツアー・メンバーの方、お願いしますよ。不器用にも程があります。
その他は「タラのテーマ」が流れてきそうな、かつての農場主のお屋敷を訪ねるプランテーション・ツアー。一帯で20~30ぐらいの屋敷が観光資源として保存されているようだけど、訪ねた屋敷で訪問客が平均600人/日。ここ数日は1,000人/日というから大したもの。都会っ子な都市の離れた若奥様が街で遊び呆けて家に帰って来ず、旦那は農場で鬱状態になって夭折。その後、子供の代には残った奥様の浪費で家も破産、という典型的な南部の没落史がもののあはれ。
これからニューオリンズに行く方がいらっしゃったら、ミシシッピ川のディナー・クルーズは飛ばしてもいいのでは、とご提案。北米の観光産業に興味があるので出かけた際にディナー・トレインを利用してみたりするのだが、今回のクルーズは値段の割りに何とも。船上のジャズ演奏も街中で十分楽しめるような内容だし、夕食の内容が少々ひどい。土地の料理は余り無いし、セルフサービスで混雑がもの凄くて整理もせずに大混乱。夜の眺めもよくないので、ボリまくりでしょ。電話をかけたら土曜日売り切れだったぐらいなので、観光地の伝統の威力で売れるんだろうけれど、営業努力が足りな過ぎるから、恐らくその内廃れていくんじゃないのかな。ミシシッピ上の汽船というのは絵になる体験だけど。
後は、ツアーに参加している最中に話しかけてきたアメリカ人が「いいから、行ってみなよ」と教えてくれた、ダウンタウンから路面電車で20分ぐらい行ったところにあるGarden Districtへ。古いお屋敷が並ぶ郊外で何かラブリーな住宅地だった。そのアメリカ人曰く、アン・ライスの生家があるらしいんだけどよく分からず、別に思い入れもないし、適当に辺りをウロウロして雰囲気を楽しんでお茶してた。その近くの小さなショッピング・モールに写真のギャラリーが入っていて、ニューオリンズで昔撮ったというモノクロの写真がRobert Frankの「アメリカ人」にありそうな感じでナイスだったので購入。こういうお土産はイイです。ダウンタウンには有名なアンティーク屋とギャラリーが立ち並ぶRoyal St.があるけれど、そこの絵や写真にピンと来るのは無かった。意外と欧州趣味が多かったけれど。

大したネタがあるわけでは無いけれど、ジャズの話は別エントリーに。それにしても何故か、行く場所行く場所でかぶりつきの最先頭に座ることになったので、ちょっと落ち着かず。写真は老舗のArnaud'sにて。ここのカキがそこそこ有名なので飛び込みで堪能。まずいというかマトモな料理の無いアメリカでは南部料理というものは、数少ない美味しい料理の代表格なわけだが、ニューオリンズのケイジャン、クレオールは確かにまぁおいしい。少し味が濃すぎてしつこいけれど。いつも思うのだが、「ダシ」という観念が無いからアメリカ、イギリス等々の料理は不味いのだろうか。
ルイジアナの魚介類消費量はアメリカ全体の40%前後とかで、ザリガニ・ワニ・カメ・エビ・カキ・カエル辺りが普通にレストランで食べられる。皆、濃厚なスパイスで煮込んだ感じで味が分かりにくいので、別にゲテモノ食いな感じもしないしね。ワニだけはソーセージ等で食べるのが普通みたい。これも臭い等々よく分からなかった。
他に立ち寄った有名な老舗レストランのメニュー曰く、
「Brennen's(そこのレストラン名)でワイン無しの朝食なんて・・・」
何だかクリープの宣伝みたいだけど、お言葉に甘えて朝から晩まで飲んだくれてました。妻の白い眼を軽く流してね。珍しく旅先では車の運転ゼロの旅行だったし。
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2004.03.12
只今、かみさんが所用で一時帰国中なもので、忙しない生活に加えて何だか寂しい感じ。
慣れない異国暮らしの留学生の場合、連れ合いがいた方が勉強の効率が上がるとかいうデータもあるそうだが、一方、渡航すぐのトラブルも一般的。仕事を離れれば「週末どこへ行こうか?」という感じの駐在員の方々と異なり、授業時間外にグループワークやリサーチ、宿題etcを抱えている学生。特に語学力のハンデがある場合には眠れないような日々も続く。ネイティブですら眠い目こすってやって行くような日々であるし。昔に経験した日本の大学院はもう少し研究に専念する感じだったが、こちらは通常の授業も結構負荷が高い感じ。入学してすぐに机にかじり続ける旦那に対して、(仕事をやめて)付き添って来たりした奥様は話す相手もいないし、生活の細かいところも分からない。そうする内に、お互いのストレスが溜まって行くというパターンが多い様子。毎日午前様なハードワークの旦那を持った主婦のケースで、切羽詰った感じといえば分るだろうか。
ウチの場合が最初どうだったのかはとりあえず置いておこう。でも、側にいてもらっている支えってやっぱり大きかったと思う、特にここ1年。そうは言いつつ、異国暮らしの中、時々は何だかブルーになることだってある。自分の場合、音楽・酒辺りは欠かせないカンフル剤かな。加えて、何だか心が和む場所というのもあって、気が滅入った時にこんな3箇所にふらりと足を向けたりすることが多い。
1. 原生林
カリフォルニアというとパームツリーを思い浮かべる方が多いかもしれないが、あれはどちらかと言えば南カリフォルニア(LA他)の情景。北カリフォルニア(サンノゼ、サンフランシスコ、サクラメント)にも無いわけではないが、近所を見た限りもっとモミの木のような三角の大木が多い気がする。北部の海岸沿いにはレッドウッドと呼ばれるセコイア杉の原生林が至るところにあってドライブすると楽しいが、キャンパス付近にも小さな原生林(でも木は大きい)があってそこが何だかシンミリするのにいい所。木々の臭いがプ~ンと香って、デブなリスがチョロチョロ。小川みたいなのも流れていて、近所の人が犬を散歩させに来てたり。横になった木や切り株がいい具合にあるし。
2. 丘の上
日本でも育ったり縁のあったりした土地に起伏があって海も見えるようなことが多かったので、平らで一面に家が広がっているような土地より、歩くのがしんどいけれど起伏のある土地が好きだったりする。今いる近所にも、車で5分ぐらいの所に、送電線の鉄塔と並行に空へ上って行くような真っ直ぐな道があって、そこの頂上からの眺めが最高。絵葉書になりそうなぐらいなのだが、残念ながら180度の正にパノラマ・ビューなもので写真に納まり切らない爽快さ。馬力がギリギリのボロ車で一気に駆け上がって、風景を眺めていると心も和むってもの。何とか画像にしてアップできないかな。
3. キッチン
恥ずかしいことに、僕はほとんど料理ができないのでキッチンといっても皿洗いぐらい。古い建屋なもので、キッチンも狭くて使いにくいのだが、そこに付いている2枚の小窓からの眺めがいい。隣の家がいろいろオレンジからリンゴから植えているのだが、窓から紫色のきれいな花等々が見える。鳥もよく飛んで来ていて、特にたまにハチドリが蜜を吸いに来ているのがなかなかナイス。
※追記(03/13/2004):
以上のような場所を、名付けて"Secret Garden"というらしいですね。>参考記事
(03/12/2004付けのエントリーの一つです・・・Doblogは個々のエントリーへのリンクがすぐデッドになるので困ったものです。)
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2004.02.17
思うに、自分の車の運転は結構下手な部類の方じゃないかと。ただし、ここで言う「車の運転がうまい」という言葉には注意が必要と思うわけです。基本的に「車の運転技術」と言った場合、大まかに2つの意味解釈ができるのではないでしょうか。
一つが、「身体的な能力」。ポテンシャルの部分で、いわゆる運動神経ですね。危険に直面した時、当然、とっさの判断・体の反応が、事故に至るか逃れられるか、事故の被害が大きくなるか小さくなるかに影響する筈です。残念ながら、人間は生まれて来た時点+幼い頃の環境で身体能力に差が生じますから。僕は体を動かすのが得意とは言えない方なので、最初に書いた話はこの能力についてです。
しかしながら総合的に見ると、上記の能力は最終的な「運転能力」の一部に過ぎないと思うんです。「全体的な運転能力」とは、結局「事故を起こす確率」で定義できるんですね。運動神経が悪くても自分の能力を把握した運転をしていれば、事故のリスクは下がります。対して、調子に乗った運転をしていれば、いくら運動能力が高いドライバーでも、リスクは高くなるわけですね。
僕より「運転がうまい(この場合、前者の観点)」ドライバーの運転で九死に一生を得るような経験をしたことがある一方、自分の運転でそういう目にあったことがないというのが一つの例です。他にも、日本の高速でも気が狂ったようなスピードで運転する人がいますよね。ああいった人はどうやら自分のドライブ・テクニックに酔っているようですが、全くの勘違いかと。周りの人間が「あの車は危ない」と思って避けてくれているだけですから。レース場で走れば「身体能力」だけで評価されるのかもしれませんが、公道で事故へのリスクを上げているということは状況判断力が健全でないと言えますしね。
さて、長々と導入を書いたのは、お題の部分につながるからでして。つまり、タイトルの「運転がうまい」というのは後者の定義、ということを言いたかったわけです。その観点で見てみると・・・・・・・・一体どうなるのでしょう?
ケース1: 路肩に寄せる
交通量が激しい道であろうが、停車後、アメリカではまず後ろを確認しないでドアを開ける人がほとんどです。しかも、迷わずドア全開。日本の交通状況に対して、スクーターがほぼ走っていないのも大きいと思いますが、かなり危険。
ケース2: 前方を注意する
電話会社の圧力もあって、昨年、カリフォルニアでは運転中の携帯禁止法案が否決されてしまったわけですが、とにかく電話かけまくり。それも日本に比べて電話が長い!ビジネスで止むを得なくというより、単にしゃべくりまくりの場合が多い気はします(これは多少偏見)。
電車や乗り合いタクシーでも構わずに使うような社会なので、恐らくその延長線上にあるのでしょう。統計上、危険率が上がるという事実も知らない人が多いように見受けられます。住んでいる近所には学校がやたらにあって、一度、前の車が携帯を使っての不注意で子供を軽く轢きかけたのを見て、やっぱり危ないなと思ってます。
ケース3: 車線変更・合流する
高速での運転時、車間距離が極端に短いんですよね。特に車線変更をする場合、もの凄い急角度で入って来ることが多いです。日本でも最近その傾向が強いものの、アメリカではウィンカーを使わない率が8割9割の気がします。アメ車自体にウィンカー用のランプが無いものが多いですね(テールランプが点滅)。
カリフォルニアの高速は6車線ぐらいあったりもして、行先表示が少ないジャンクションで端から端まで動かなければならないことも多く、車線変更をかなり派手にやる必要があります。その際も周りを見てない車が多い様子。流れを見て譲ったり、車間距離を調節するという意識が弱いので、今まで非優先の車線から進入してくるトラックや車に突っ込まれそうになったことがあります。一度は、向こうが悪いのに映画でお馴染みの中指ポーズをしてくれました。明らかにあなたが悪いんですよ、オバちゃん!(ボロボロの車で、いかにもイカれた感じでしたが。)
ケース4: 街中で駐車する
東京での縦列駐車に比べれば、かわいいものと思うかもしれませんが、サンフランシスコ市内は結構な環境です。坂が急角度すぎて(日本であれだけの坂はめったにないです)垂直駐車も多いですしね。一般の街中でも、駐車スペースを増やすため、30度程度の斜め路駐があります。これは、古いスタイルの駐車形式で、横に停まっている車群で死角になっているような往来へバックで発車するので、統計データ上でも事故率が高くなる方法なのですが。そんなこんなで東京ほどのハードさは無いですが、駐車能力に関してはそんなにひどいとも言えない気はします。
さて、結論として、車を運転している頻度は高いので、慣れと経験という点では分があるはずながら、やはりアメリカ人の方が運転は下手かと。周りに払う注意力が低いという点からですね。とにかく道が広いので、上に挙げたような例でも危険を回避できる率が高くなります。例えば、住んでいる場所の前を走っている道路なんて1車線ですが、車幅を考えると3本車線を作ってもお釣りが来るぐらい。「危ない!」と思っても、派手にハンドルを切るスペースが多分にあるわけです。ほとんどの道路が路駐スペースを取っても車線が取れるぐらいの広さですからねぇ。
おまけ: アメリカで見た一番下手くそなドライバー
友人を車で送ろうと道端で立ち話をしていた時、スーッと通り過ぎた車が45度の角度でバックをして来ました。何だろうと思って見ていたら、どうやら道を聞きたかったらしいんですよ。それはいいんですが、斜めにバックしたまま、路肩に乗り上げる。さらに工事用に立てかけてあった看板をガラガラとなぎ倒す。そのまま停まらず電柱へ。
ありゃりゃ~って感じで皆唖然としていたんですが、道を聞いたと思ったら、平気な顔で発進してつむじ風のように去っていきました。あきれた僕は、一人で看板をただただ積み直すだけでしたよ。
【過去のコメント】
[Tweety] [2004/02/17 00:14] [ MyDoblog ]
私の前のアシスタントは目が悪いんですが、よくめがねをうちに忘れてきて、それでも運転していました。よく中央分離帯にタイヤをぶつけたり、分離線の上を走っていました。おそろしかったです。
[Newell] [2004/02/17 06:43] [ MyDoblog ]
私の知っている限りで、アメリカ人の運転は乱暴で雑な人が多いです。あと、運転中に後席の人と話すときに、わざわざ振り向かなくてもいいって。(^^;
[blue&gold02] [2004/02/17 22:30] [ MyDoblog ]
Tweetyさん>
怖いですね。僕の日本の友人でも、視力が落ちてきて、「あの青信号の矢印、どっち向き」と聞く奴がいました。しつこく言って、眼鏡を買わせましたけどね。
Newellさん>
日本人でも、複数人でドライブしていて、「あ、あそこのビル、面白いね」と言うと、一緒に横を向くドライバーがいました。「いいから、前を向け」って!アメリカ人の車への同乗経験では、やっぱり激しく携帯使用の時が怖かったです。
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2004.02.11
これまた、「書くと書いて書いていなかった」お話。
日本で引越し・転勤した場合に、誰かに頼んだりできないならば、恐らく「役所等の諸手続きは半休する、または休日に、何箇所かを一気に回り電話をかけまくって片付ける」と考えることでしょう。アメリカに初めて引越して来た場合、同じ感覚でいると痛い目にあいます。仕事で会社がある程度手続きをやってくれる場合と、学生みたいな不安定な身分とは差があるとは思いますが、どこへ行っても事務手続きがトラブる確率、30%~50%!僕の例を見てみましょう。
1. 電話加入
電話で処理完了→でも開通せず→再度、連絡→登録未処理(最初のオペレーターは20分も何をやっていたのでしょうか、謎は尽きません)→その後も登録名間違い→挙句の果てに、最初の月に$1,000超の請求書(加入後、半月で10万円以上です、あり得ません)。
2. ガス・電気契約
電話でダメ、事務所へ出向く羽目に。
3. SSN(各種、事務手続きに必要なIDナンバー)取得
大学当局と公的事務所で食い違い、両者の間を3回往復=2日半つぶれました。
4. 携帯加入
店先で駄目、電話しろ→電話で駄目、別の店へ行け→店先で駄目、専門ショップへ行け→やっと契約。
とまぁ、こんな感じ。とにかく、アメリカの事務手続きのレベルは恐ろしく信頼性が低いのであります。サービスを受ける側の人間も皆、このレベルが標準だと思っているので、ちょっとやそっとでは騒ぎません。恐らく、仕事でのやり取り等で経験が無い日本人がこちらへ来たら、最初は唖然とすることでしょう。でも、怒っても何にも変わらりません。
何故、こんな話を書くのかと言うと、慣れてきたとは言え、つい先日久しぶりにまた立て続けに遭遇したものでして。一つがガス・電気の請求書。お馴染みの1月$1,000の請求書です、あり得ません。自分でメーターを読んで電話してクレーム。「これじゃ検査員いらないじゃん!」という突っ込みは置いておきましょう。
ちなみに、問題の解決のためにコールセンターやカスタマーセンターへ電話をかけてクレームするのはアメリカでの生活上欠かせない要素です。大抵「待ち時間20分」とか告げられ、ひどい時は40分、50分待たされたりもするのですが。その前に、オペレーターと話すため、延々と選択メニューを押さなければならないという手続きもあります。ある人の経験談では、ボタンを押していったら一番最初のメニューに戻ってしまったことがあったとか。とにかく面倒な話です。
さて、最近の経験のもう一つが、通学途中のバス。運転手が途中で道を分からなくなって、焦って道を逆走。「危ない、危ない!」と言われてからも、今度はルートが分からなくて、結局乗ったバス停まで戻ってしまいました。滅茶苦茶です。でも、乗客も平静なものでした(さすがに身の危険を感じて不安そうでしたが)。こうしたサービスの根幹に関わる問題点以外にも、バスの運転手は非常に横柄なことが少なくありません。この前も障害を持ったお婆さんが
「あんたみたいに無礼な人間、初めて会ったわよ」
と怒っていました。言われた側は全く動じていませんが。乗車する時に定期を見せる場合でも、
「お前は何で俺が横向いてるのに、黙って通り過ぎたんだ。」
と文句を付けられたりもします。冬の寒い時期、運転手が車内で昼食を食べている間、車外に震える乗客を待たせたまま、という光景も眼にしましたね。喧嘩っ早い若い女性の運転手もいることもあって、4文字言葉で他の車の運転手と怒鳴り合いが始まったりもします。映画「スピード」の「ワイルド・キャット」なんて可愛いものです。
サービスレベルについて一番悪名が高いのは、恐らく郵便局とDMV(運転免許発行のオフィス)でしょうか。例えば、郵便局では日本的な感覚では信じられないほどの郵便が紛失します。個人的にも1.5年で3回ほど経験したかな。また、郵便局の場合30~40分、DMVの場合1~2時間の待ち行列は当たり前で、さらに係員は行列を目にしても平気で窓口を閉めたりします。一度、40分ぐらい待っていたら、「停電になった」と言って説明も無しにいきなり全窓口のシャッターを閉められたことがありましたね。端末使わないで処理可能なサービスもあると思ったのですが、皆やはり呆れ顔でした。
DMVについては、アメリカ中部の人間に聞いたところ、「えっ、DMVのサービス、そんなに悪くないよ」ということだったので、人口の流入が激しいカリフォルニアゆえかもしれません。カリフォルニアでは「長期滞在者は10日以内に免許を取得すること」となっているようですが、繁忙期の場合、免許試験の予約が2ヶ月先まで取れなかったりする矛盾もあります。試験時間を予約しても試験開始が2時間後だったりもしますし、個人の資質よりもサービス自体がいい加減ということもありますが。
どうしてこういうことが起こるかと言うと、このような背景があるのでしょうか。
- 少しでも優秀な人間や技能を持った人間は、もっと給料のいい職に移ってしまう。
- 社会政策上、シングルマザー等、生活が苦しい人間を公的な職につけるという方針があったりもして、人材への訓練・教育が不足しがち。
- 日本のように現場の人間が工夫をしてサービスを向上させるという考え方が無く、企業への忠誠心が低い。
- 義務教育の平均水準が低い。
- サービスを削ってでも、低コストを求める顧客意識が強くなって来たため、企業側の目標の水準も低くなりがち。
特に、3番目の要素は日本との大きな違いで、従業員のモラルは米:ボトム低+トップ高、日:ボトム高+トップ低、という印象があります。
一度、空港でセキュリティ水準が改正された時に、大行列がフロアにあふれて大パニックに。皆が係員に「列の整理をするべきだ」と意見しているのに、係員は「そんなの知らない」「今、乗客の所へ行ったら殺されるから、行きたくない」と大声で話している上、客に向かって無礼に怒鳴りまくりでした。誰も混乱を収めようとしなく、結局、その会社の出発便が全て1時間近くの遅延という結果になったので、遅延が企業利益にもたらすダメージは相当な筈だったでしょう。でも、基本的に従業員は「そんなの他人事」といった面持ちです。アメリカの腐っても4大メジャー飛行機会社の一つだったのですが。
また、ある家具屋では、閉店30分前に「在庫確認のコンピュータ処理をするには時間が無いので、欲しければ明日来い」と言われました。アメリカでは時間きっかりに店を閉めるため、閉店間際の10分ぐらいは処理を断ったりします。でも、さすがに30分前しかも普通の品だったので、「二度と来ないからね、さようなら」って感じでした。店員は痛くも痒くもない様子。
カナダの航空会社では、荷物が行方不明になった時、対応した一連の人間は誰も最初から最後まで"Sorry"という言葉を使いませんでした。「どこにあるかなんて調べられません、以上」という態度がほとんど。日本の場合、「まず謝る」というスタンスがあるけれど、これは文化の違いでしょうかね。ただし、アメリカ人から見ても、古き良き時代に比べると横柄な応対が増えているようです。それでも躍進している企業はサービスの質を維持しているので、勢いの違いがその部分にも表れたりもします。
まとまらないけれど、話を終えようかと思っていたところ、そういえば一つ思い出しました。今いる大学に願書を出した時も、事務手続きで一時紛失がありましたね。確認の問い合わせをした際に「そんなもの届いていない」と言われたので、送信記録等々突き出して問い詰めると、ケロリと「あぁ、あなたのメールを受け取る前に見つけてましたよ」とか答えていましたから。実際にどういうことをやっているか興味があったので、入学してから一度ボランティアで学科の願書の分類作業の手伝いをしてみたのですが、ハイ、あれでは無くなるのも無理ないです。そのお陰で今ココにいなかったのかもしれないと思うと、複雑な気分になりました。
【過去のトラックバック】
郵便局のすばらしい「サービス」:Hebron, KY.
【過去のコメント】
[Tweety] [2004/02/12 01:46] [ MyDoblog ]
今私もアドミッションに関わっていますが、うーん、あんな書類の扱いじゃなくなるもんも出てくるなという感じです。どんぶり勘定というか、ルーズというか。。。。
[Newell] [2004/02/12 02:11] [ MyDoblog ]
なんかずいぶんと苦労されたご様子。これは運なのか、地域性なのか、それとも学生と社会人の違いなのか、わかりませんが、私の場合は全然苦労しませんでした。
1. 電話加入:問題なし。電話でO.K.
2. ガス、電気契約:問題なし。電話でO.K.
3. SSN:全然問題なし。5分で完了
4. 携帯電話:まったく問題なし。店に入って、10分後には使えました。
ちなみに、DMVは予約ができますので、予約していけば待ち時間0です。郵便局は中央の大きなところに行くととても混んでいるので、住宅街のなかにある小さなところに行くと、ほぼ待ち時間0です。
ああ、唯一、免許証の発行が半年くらいかかりましたが、これは私がファーストネームとラストネームを逆に書いていたからでした。
[blue&gold02] [2004/02/12 22:47] [ MyDoblog ]
Tweetyさん>
本当に書類の管理はいい加減ですよね。あれで人生が決まるような人間もいると思うのですが。
Newellさん>
米国で仕事を持ち、収入源があるかないかで、状況は大きく変わってきますね。特に契約・加入関係は皆そうでした。SSNもそうなんですが、加えて大学側が学生に発行を認める・認めないでコロコロ態度を変えている時期でしたので。
郵便局はダウンタウンと住宅街の4箇所を併用していますが、どこも駄目ですね~。時間帯によるのだとは思いますが。
[Tweety] [2004/02/13 03:51] [ MyDoblog ]
私の友人が日本から来たときに、SSNのオフィスに行ったら、番号を発行するためには運転免許がいるというので、DMVに行って免許を取ろうとしたら、SSNがないとダメだと言われました。SSNではパスポートじゃ信用できないと言われましたが、SSNと日本のパスポートじゃどっちのほうが信用がおけると思います?
[blue&gold02] [2004/02/13 12:46] [ MyDoblog ]
アメリカって、大体において免許とSSNの2本立て要求ですよね。僕も、両方無かったので、来た最初は非常に苦労しました。大学が最初、留学生にはSSNを発行させないとか言ったので、学生達からの切実な不満の声が凄かったです。
しかし、国民のパスポート保有率が1割ぐらいって聞いたことがあるので、皆パスポートってもの自体知らなかったりして......移民国家のわりにはシステムに穴が多いのも気になりますね。クレジットカードを手に入れるためには、米国内でのクレジット・ヒストリーが必要って、「鶏と卵」のような話だな~としみじみ思いました。
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2004.02.09
プライベートなことよりも、自分で面白いと思ったことについてズラズラ書きまくるスタイルの本ブログ。たまには日記スタイルのエントリーも書いてみようか、ということで。普段はほぼ机と教室の間の単純往復の学生生活、語ることもないような暮らしの訳だが(フィールドに出ることもあるにはある)、昨日の午後は久しぶりにリフレッシュということで少々お出かけ。そのお話。
1. SF MOMAへ、ダイアン・アーバス展を見に行く
MOMAとは"Museum of Modern Art(近代美術館)"の略で、NYにあるのが特に有名。日本にもフジ協賛でやって来たりしているので、ご存知の方も多いかと(ちなみに、MOCA=Museum of Contemporary Artって奴もあるらしい)。NYに行った時はNY MOMA現在改装中→臨時引越しで、見に行けなくガッカリだったわけだが。基本的に近代~現代アートの方が好きなのだが、まぁ、Metropolitanに行けたのでヨシとしておいた。(世界に名だたるMetropolitan、果てしなく広いのだが、ゴッホからマチスからベルメールといった辺りまで、日本ならば、とにかく一部屋分だけで展覧会ができるぐらいの超有名絵画揃い!)
話が逸れたけれど、サンフランシスコにもMOMAがあって、マチスからダリ、リキテンシュタイン、ウォーホル、ジャスパー・ジョーンズまで収蔵作品もなかなか。時間が無くて常設展はほとんど見られなかったのだが、クレーの版画みたいな珍品(絵画作品のイメージから想像できないようなダークさ)も見られて良かったので、また改めて足を運ぼうと心に誓っておいた。
ちなみに別展示で90年代近辺の美術の企画展もやっており、5階建ての階段の踊り場の内、2箇所が巨大な日本人作品で占められていた。片方が村上隆、もう一方が森村泰昌かな。作品を見て漏らす感想に興味あったので前でゆっくり見ていたところ、アメリカ人のコメント
「ゲラゲラゲラ」 →なぜか大うけ
「あら、また日本人?よく分からないわ、何コレ。」
てな感じだった。
ちなみに、アメリカの美術館には大抵、ミュージアムショップが付いていて、キュレーターが選定した優れたデザインのグッズ(食器、椅子、文房具)等々を売っていて面白い。SF MOMAでは、奈良美智や村上隆のグッズを置いているのだが、結構人気あった。(関係無い話だが、アメリカの美術館は何故か販売ポスターのセンスが悪いので何とかして欲しいものだ。発色や絵の選択が大層悪い。)後は、こちらの美術館には味のまともなカフェ(しかもちょっとお洒落)が付いているので、ゆっくり過ごすには最適。
さて、お目当てのダイアン・アーバス、人間の暗黒面に興味がある自分にとって、かなりお気に入りの部類の写真家。とにかく翌日(=今日)で展示が終わりということで慌てて飛んで行ったのだが、行った甲斐あり。好んで撮影したモチーフが暗示するように、結局自殺と言う形で一生を閉じてしまった彼女だけに作品は少ないのだが、ほぼ全ての作品が網羅されていた上、工夫された展示を鑑賞した後は充実感たっぷりだった。
フリ-クスやサーカス芸人、ヌーディスト村の住人、場違いに着飾った老女、不良少年、精神薄弱児等々、グロテスクな対象を写真に収めた彼女。記事や解説によると撮影対象への深い愛情と思い入れがあったそうだが、確かにそうでないとなかなか心を許して写真を撮らせてはもらえないだろう。幾つかの写真からはそういった要素を感じ取れるのだが、他の写真群については、彼女が一体被写体に何を見ていたのかというのは正直言って霧の中といった感じはした。
在命時の60年代~70年代始めにかけての展示の際には、醜悪さを嫌悪した展覧会への客達が作品に唾したそうだ。が、現在の展示......時々、あちこちで笑い声。少々ビックリだった。フリ-クスを指差して笑っているので、何だか少し複雑な気分に。TVにも小さい人達が頻繁に登場するアメリカ、そういった文脈なのだとは思うものの個人的には理解できない部分。
アーバスの人生は基本的にNYでの生活がベースだったので、撮影対象はコニーアイランドやニュージャージー、セントラルパーク辺りが多い。ただし、カリフォルニアを旅行した際にもかなりの作品を撮影しており、あまり見かけない、無人のディズニーランドを撮った作品群は少々新鮮だった。また、アーバスの蔵書が展示に活用されており、その書名を眺めるのも興味深々。画集ではゴッホ、マグリット、ダリの名。「源氏物語」も中に入っていた(おそらく抄訳)。
少し嫌悪を催す方もいるかもしれないが、作品が見れるサイトへのリンクを貼っておこう。映画「シャイニング」で登場する双子のモチーフ、あれの元ネタと言うと興味が湧く方もいるかな。
2. チャイナタウンのパレードを見物する
その後、駅へと急いでいたら、パレードに遭遇。どうやらチャイナ・タウンの正月がらみのお祭りらしい。おなじみの龍やらが練り歩いていて、嬉しい偶然。
どうやら消防士達も登場するということらしく、封鎖用の消防車がデンと陣取って、仲間の雄姿を見ようとその辺りで見物している。子供達も、上に乗せてもらって、のどかな風景。NYの大晦日とは大違いだ。
しかし、消防士が爆竹三昧......いいのだろうかと、ふと疑問。
3. パブで過ごす
1日の締め。かみさんの知り合いに音楽(フォーク系ポップス・デュオ)をやっている女性がいて、家の近所のパブでライブをやるということだったので、聴きに出かける。
以前もサンフランシスコでライブをやるということで聴きに行ったのだが、その時はもっと騒々しいバーにて20ぐらいのローカル・バンドに混じっての出演だったので、2曲歌って終わり。結構、治安のよくない所でビクビクものだったが、今回は閑静な住宅街にあるパブで、店もゆったり、演奏も10曲ぐらい聴けたのでナイスだった。ちなみに、前に聞いた際には、
「バーの舞台の横がトイレ」
→ 音が丸聞こえで、司会のジョーク・ネタにも
「場違いに登場した黒人さん、訳分からない宗教がかった下手くそなダンスを披露」
→ 20人近く出演したが、やはり才能ある人間はそうはいないものだなぁと実感
という、ある意味面白い体験だったのだが。ちなみに、登場したミュージシャンの中でも、友人デュオはベストだった感じ(ひいき目かな)。
ボーカルは普段とぼけた感じなんだが、歌が上手いので、以前プレゼントでもらったCDを現在も愛聴中。元10,000 ManiacsのNatlie Merchantを思わせる声かな。音楽性も近い感じ。曲調に変化が欲しいと思う瞬間もあるんだが、とにかく声がいい。インディーズでCDを少数出して、ライブ活動もまばらなので、大々的に売れるとは思わないけれど、いいグループだと思う。成功すればいいのだけど。
もうすぐ出るとのアルバムがまだレコーディング中らしいので、とりあえず持っているアルバムを再度買い直した。$5というお買い得値段だったし、おまけに古い別のアナログ盤までオマケだったので。日本にプレイヤーを置いてきてしまったので、すぐには聴けないのだが、ほのぼのした音楽性と正反対のダークなジャケットがいいので今日から部屋に飾っている。
帰って来てサタデーナイトライブを見つつ、うたた寝してしまったが、何となく幸せな1日でありました。
【過去のコメント】
[☆イル] [2004/02/10 10:16] [ MyDoblog ]
単調な私の日常とくらべると、うらやましいくらいの「土曜日の夜」です。
[blue&gold02] [2004/02/10 22:37] [ MyDoblog ]
いやぁ、僕も普段は退屈な日常です。たまたま、この日は盛りだくさんでしたね。
サンフランシスコ以上に東京は文化的な生活を楽しめるところだと思うんです。お金を払えば(笑)......こちらのいいところは、チープに楽しめる生活がもっと一般的なことかな。この日も、2食付きで2人で$40~50ぐらいでしたしね。
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2004.01.30
鉄っちゃんネタもこれで最後です。ちなみに私は鉄道マニアではありませんので、あしからず。(知り合いにいますが、彼らの鉄道にかける情熱には感心してしまいます。)
さて、第1弾目のエントリー「アメリカの鉄道事情: SFベイエリアの巻」に以下のように書きました。
"アメリカでも先世紀初頭ぐらいまでは、開拓時に張り巡らされた鉄道網が健在で、沢山の鉄道会社もありました。しかし、モータリゼーションの波によって、一気に枝の線路が廃業に追いやられ、車社会へ。{中略}現在、地方では観光用の路線(ディナートレインの類)以外、基本的に自家用車が市民の足です。"
「大草原の小さな家」シリーズの「長い冬」(雪で東からはるばるやって来る生活物資が何ヶ月も届かなくなるという窮状が出てきます)に出てくるような、鉄道=物資の生命線という時代も遠い過去の話。アメリカ人にとって、鉄道とはその時代のノスタルジーの象徴でもあるわけで、アメリカ各地に残った廃線は観光目的に使われていることも多いです。今回は、そのお話。
ベイエリアの北部、ナパやソノマといった地域は、数十年前には貧困な土壌のため農作も盛んでなく、産業の無い、住民が貧しい生活を送るエリアでした。土地特有のぶどう造りに最適な気候が注目されて、その後ワイン醸造が始まると、またたくまにカリフォルニア・ワインの産地へ。ベイエリア周辺には、南のモントレー半島周辺にも産地があり、今やカリフォルニア・ワインは米国製ワイン(しかも良質なもの)の代名詞。ナパという土地は功成し遂げた人間達がワイナリーを構え、観光客とワイン好きを相手にのんびり暮らすという「人生の上がり」的な憧れスポットにすらなっています(例:映画監督F.コッポラ)。有名なレストランも多く、何となく高級感漂うお土地柄ですね。
現在、そのおかげで観光地としても栄えているわけですが、そうなると当然過去あった廃線も観光用路線に化けるわけですね。少々お高いものの、「ワイン・トレイン」は1年を通じて人気のある列車になっています。一度も結婚記念日で乗りに行ったところ、後ろに多人数のアメリカ人の観光客団体が満載でした。カウボーイ魂を発揮して飲みまくりの大騒ぎ。しょっぱなから出発を待ちきれずに、「酒、酒」言ってウェイターに嫌がられてるし。
「ここはワイントレイン。お願いだから、ビールじゃなくてワインを飲みなさい!!!」
ちなみに、普段はそんな雰囲気ぶち壊しなことはなく、間違いなく優雅な一時を楽しめる模様。ワイナリーの本場だけあってワインは言わずもがな、料理の味も結構いけます。
アメリカ各地にはこのようなディナー・トレイン、結構走っているのですが、大抵、廃線を利用しているので、路線は単線、一直線を行って帰ってくるだけ。線路のメンテナンスも大してやっていない筈なので、非常にゆっくりしたペースで、食事等を楽しむ数時間をかけて往復します。
残念ながら、ワイナリーが広がるナパの主要幹線の脇を並走するので、特に街中の眺めはあまりよろしからぬものが...(昼ならば運転手や子供達が手を振ってくれたりします)。ただし、途中から郊外になるとブドウ畑が広がり、遠くに山々が見える風景はなかなかなごむし、いいものです。車両は昔のものをきれいに改装していて、内装もゴージャス。オリエント急行とかを連想させる感じかな。2枚目の写真が最初にワインを楽しむサロン・カーで、その後列車が折り返すと3枚目の写真の食堂車で食事をするといったスタイル。ワインバーや展望車もついています。(お構い無しに飲んでましたがね。)
その他の観光地で走っている、似たようなアイデアのディナートレイン、気付いたところでは、シアトル、バンクーバー。他にも、探せばいろいろあることでしょう。4枚目の写真はミネソタ州のマイナーな街で走っているディナートレイン。食事はやっぱり不味く、量だけといった感じ(アメリカ人でも食えねぇよ、というぐらい出てきます)。おもしろかったのはコーラス隊が同乗していて、
「ホラ、もうすぐ出発。乗り遅れちゃ駄目ですよ♪♪」
→皆、乗車済みなんですがね
「おいしいディナーがもうすぐ、もうすぐやって来る~♪」
とか通路を歌い歩く、ショーの部分。いちいち歌わなくてもいいのに、といった感もあったのですが、古い兵隊の服装等々お色直しありのコスプレもしているので、知らずに最初見たときはヤンヤといった感じでした。
そこら辺のショーでも分かるように、古き良き時代の象徴でもある列車を利用した観光ツアーみたいなものなんですよね。場所によっては、海岸線を走って夕焼けを眺めるロマンチックな観光列車もあるようです。ここに写真を載せたミネソタの列車の場合、ゴルフ場の中走ったりもしてましたけどね。そういった過去の遺産的な立場から、アメリカの各地に行くと、小さな鉄道博物館なるものがあちこちにあります。ベイエリアでも、サクラメント辺りにあった気がしますね。アメリカの古き良き時代に乾杯です。
(完)
【過去のコメント】
[ポピー] [2004/01/31 21:05] [ MyDoblog ]
電車(列車)のお話、すごく文化的なにおいがして良かったです。
ナパバレーのワインは有名ですよね。私もコッポラのワイナリーは一度行った事があります。いろいろ試飲を
してたら結構酔っちゃったような・・・
「ワイン・トレイン」いいなー。
[blue&gold02] [2004/01/31 22:06] [ MyDoblog ]
ワイントレインはお勧めですね。来客が来たときも連れて行ってあげたら、皆結構喜んでました。アメリカなのに、料理がちゃんとしているのもいいところです。
[MediHen] [2004/02/01 23:25] [ MyDoblog ]
これは、いいものを教えていただきました。
「ディナー・トレイン」というのですね。Googleで見たら、ナパ以外にもあちこちにあるみたいですね。今度(いつだ?)、ぜひ、試してみたいものです。
[blue&gold02] [2004/02/02 00:58] [ MyDoblog ]
アメリカへいらっしゃるのでしたら、ぜひ。
ただし、ナパのワイントレイン以外は、料理の質はニの次かと(おいしい所もあるのかもしれませんが)。何せアメリカですからねぇ。
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2004.01.29
【過去のTB元】 [通勤風景 1/27 9:52 pst]
ニューヨークとサンフランシスコはアメリカの中でも異例に鉄道が発達した街。アメリカでも先世紀初頭ぐらいまでは、開拓時に張り巡らされた鉄道網が健在で、沢山の鉄道会社もありました。しかし、モータリゼーションの波によって、一気に枝の線路が廃業に追いやられ、車社会へ。その後は、Amtrakの長距離路線を残して、ほとんどの路線は貨物主体となってしまいました。(流通コストの安さから、物資の輸送に関しては未だにそれなりのビジネスながら、旅客輸送は完全に駄目)。現在、地方では観光用の路線(ディナートレインの類)以外、基本的に自家用車が市民の足です。しかしながら、都市部のサンフランシスコ周辺には3社(ベイエリア南部、シリコンバレー周辺のサンノゼには他にも路線があります)の鉄道会社が経営されており、アメリカでは例外的。
これは一つに都市部として利用客が密集(あくまでもアメリカ的には、ということです)していることがありますが、他にも3社の内のBART(Bay Area Rapid Transit)が70年代に先進的な形で運行を開始し、成功を収めたということも欠かせません。(当時学生だった教授曰く、最初の頃は毎日のように故障でストップしていたそうな。)そもそも、進歩的なSFベイエリアでは公共関係の前衛的な取り組みが多く、公共交通網についても、市の条例等で一定半径の範囲に駅や乗車場を設置するような基準を作って、サービスの拡充に努めています。後は、経営陣に政府へのパイプを持ったロビイストがいることも大きいようですね。ちなみに、3社とも運賃による収入は1割2割といったところで、日本のように私営では経営が成り立ちません。後は、政府、州、自治体からの補助金で運行しています。
1社目がBART。70年代当時、前衛的だったステンレス製外壁、密閉式窓等々を取り入れた車両が走っています。(ちなみに、思いがけない所でもその車両を見れますので、その話はコチラをどうぞ。)写真は通勤時間帯の車内の様子。日本の混雑には比べるよしもありませんが、朝晩は座れない程度には混みます。現在もサンノゼ方面への新路線建設計画が進んでいて、現行の路線も5つ程度。サンフランシスコを中心に東西南北をカバーしている、立派な通勤路線です。橋があちこちにあるサンフランシスコへの通勤ルートは渋滞が悩みの種なので、結構BART通勤者も多いようですね。

最近、空港への延長線も開通したので(するする言っていて時間がかなり経ちました)、タクシー運転手が商売上がったりというのも、かなりニュースになっていました。東方面には、地下の海底トンネルを通るという地震の多いベイエリアには少し怖い路線でもあります。
写真で見ても分かりにくいですが、車内には監視カメラがあり、BARTポリスという組織も存在しているので、夜遅くまで治安は良好。車内は自転車が持ち込めるような作りになっていて、運転手オンリーのワンマン運転です。今の東京を知る日本人にとっては苦笑ですが、ホームの電光表示灯を含めて、コンピュータ制御が自慢のシステム。当時はさぞ時代の最先端だったことでしょう。
2社目、Newellさんが書かれているCal Trainは、サンフランシスコから南へ、スタンフォード大のあるパロアルトを通り、サンノゼの南まで行く1路線のみを走る鉄道です。BARTが山手線や京浜東北線だとすると、こちらは東海道線や横須賀線といったイメージかな。BARTが電車であるのに対して、こちらはディーゼル車で牽引する形式。電線の心配が無いので、2階建て車両になっています。写真はサンフランシスコ市内、高速道路下を走っている途中の駅。ホームすらありませんね。

車内の2階は渡り廊下みたいな細い部分になっており、狭い座席が1列。だから、厳密に言うと、1.5階建てぐらいのイメージかと。路線の性格上、サンノゼとサンフランシスコを行き来するビジネスマンと通勤客が利用する閑散とした感じです。通勤時間帯もBARTほどは混みませんね。長距離を走るので、皆何かポリポリ食べていたり、仕事をしていたりします。多くても1時間に2本という間隔なので、逃すと大変。 ベイエリア周辺の交通機関は、皆身障者対策と自転車通勤者対策がしっかりしています。両者とも利用するのにそんなにストレスを感じません。ちなみに最近まで車掌が回って切符をやり取りしていたようですが、今はようやく自動券売機が駅に導入されています。
さて、先に「3社」と書いた通り、サンフランシスコ周辺の鉄道、BARTとCal Train以外のもう一つが通称MUNI。サンフランシスコ市営交通局といったところでしょうか。何と言っても観光名物のケーブルカーを運行しているのもココですが、MUNIは市内に通常のバス、トロリー・バス、路面電車、路面地下鉄(後で説明します)、ディーゼル車、そしてケーブルカーというありとあらゆる形態の交通機関を抱えています。
名物のケーブルカー、昔は5か6路線あったようですが、地震と老朽化で廃線の危機になった際、市民の要望で3路線が復旧。見事に観光資源として活躍するようになりました。 これ、何で「ケーブル・カー」というのかと言えば、車自体には動力が無く、ケーブルで引っ張っているからです。道路の真ん中にずっと動き続けるケーブルが走っており、それをつかんでいる=動く、離してブレーキをかける=止まる、という原理。「ベルトコンベア」もしくは「田舎のスキー場にある綱1本のリフト(つかまる=動く)」を考えればいいのかな。ということで、屈強な乗務員達がてこの原理で、急坂にてブレーキをかけています。方向転換の回転テーブルも人力。燃料も積んでないので、映画「ロック」みたいに派手に吹っ飛んだりしませんよ、マイケル・ベイ殿。街中はただでさえ狭い道、急坂を車と併走するので、運転していても、ケーブルカーのタラップに乗っていても結構接触しそうになります。観光としては、急坂を降りるところとか軽いジェットコースター気分で楽しいのですが。
ちなみにMUNIはケーブルカー以外にもトロリーやディーゼルによる路面電車も運行しているわけですが、このような電車群はLRV(Light Rail Vehicle)と呼ばれます。BARTやCal Trainのような日本で主流の鉄道、HR(Heavy Rail)とは異なり、軽量・安価・小回りが利くけれど大量輸送は無理という特徴ですね。ここ最近、アメリカでも都市部での交通渋滞の解消策としてのLRV(大雑把に括れば路面電車)が注目されて来ており、あちこちの街でも再開発が行われています。ソルトレイク・シティやミネアポリスでも、新しい路線が建設中もしくは走ってました。こういった路面電車についても他の鉄道同様、アメリカでは一度廃れていった経緯があります。そのため、かつてはボーイング社等が車両を作っていましたが、現在では国内にメーカーは無い様子。そこで、ドイツのシーメンス等々を輸入。サンフランシスコに関してはイタリアのメーカの車両を使っています。
サンフランシスコでは先駆的な取り組みとして、こうしたLRVを導入したわけですが、特に路面電車については、アメリカ各地で眠っていた歴史的な車両を集めてきて改装して使っています。これは観光資源に利用ということでもあるのですが、色・形共々、走っている車両が全て違うような光景はなかなか楽しいものです。
さらにBARTの成功に刺激を受けて、サンフランシスコの中心ではMUNI Metroという、路面電車がダウンタウンでは地下にもぐる路線を運行(過密区のダウンタウンではBARTも地下鉄となります)。現在も、海岸線の再開発地域に向かっての新線をさらに開業すべく準備中の模様。 Bartの駅の方がほんの少しハイテクな感じがしますが、MUNI Metroの駅は大体似た感じです。Cal Trainは、ヨーロッパスタイルで乗り降りフリーの改札が無いですね。

券売機や改札機もよく壊れたりして、「あ~、今日はタダでいいよ、通って、通って!」とかやってます。基本的に駅員等は、一駅数人といった感じ。ホームに人はいないですね。ちなみに、Muni Metroの路線名はKとかNとかで呼ばれています。これはNYの地下鉄辺りを参考にしたよう。色を使う辺りは日本の営団地下鉄等も真似していますが、アルファベットで路線を呼ぶのは面白いところです。
【過去のコメント】
[Newell] [2004/01/29 15:27] [ MyDoblog ]
いろいろと列車に乗っていますねぇ。
私は改めて考えると、列車に乗ったことはないのでした。バスも数えるほどしか乗ったことないです。
サンフランシスコに行くと、路面電車が走っているところは、どう対処していいのかわからなくて困ります。
[blue&gold02] [2004/01/29 21:15] [ MyDoblog ]
貧乏学生なので、一家に2台、車を持つというわけにいかないのが大きいですかね。サンフランシスコに行く用事があって、3線を乗り継がなければ行けないような所にも行っていたので、結構乗りました。
バス等も、サンフランシスコ周辺とサンノゼ方面だと、運行密度が違うんじゃないのかな。最初に乗る時は、やっぱり降りる場所、お金の払い方等、分からないことだらけでした。運ちゃんも愛想悪いですしね。
[猫小路] [2004/01/29 23:34] [URL] [ MyDoblog ]
ナッシュ・ブリッジス」というドラマが好きなので、サンフランシスコには興味アリですよ。
[ポピー] [2004/01/30 10:54] [ MyDoblog ]
私も子供がいなければ、もしかしてblue&goldさんやNewellさん夫婦のように2人で
アメリカで生活していたかもしれません・・。といっても、車を2台所有するにはとてもとても・・・。
電車やバス活用派だったと思います。
[blue&gold02] [2004/01/29 23:40] [ MyDoblog ]
コメントありがとうございます。
「ナッシュにお任せ」......ですか、意外と脚本のしっかりしたドラマですよね。うちの親父がお気に入りでした。
「サンフランシスコ舞台のTVドラマ」というエントリーをいつか書こうと思ってます。他に幾つかあるもので。
[ポピー] [2004/01/29 23:41] [ MyDoblog ]
わぁぁ、すごいです。さすがblue&goldさん、私も乗った事あるから感想兼ねてblog
書いてみようかなぁ~なんて思ってたけど、これじゃぁ私なんて出る幕ナシです。
サンフランシスコ市内はバスを利用すると便利ですよね。確かに運転手さん、愛想悪い&乗客も??な感じの人多かった・・。
それに比べて、ベイエリアの運転手さんはまぁまぁ良かったですよっ。私はバスに
乗るときはいつも安心して乗っていました。カルトレインも通勤客や洋服屋かなんかの紙袋を
もったレディがいたりして、結構みなさんフツウに
つかっているのかな?って思って
私も地元民になったみたい・・・って勝手にちょっと楽しんでました♪
[blue&gold02] [2004/01/30 10:10] [ MyDoblog ]
何かほめられると照れる性格なんですが、僕もブログを始めた頃、Doblog界の先輩Newellさんに「違う観点があるのだし、ネタが被るなんて気にしないでいいですよ」という寛容なコメントをいただいたものです。なので、同じくポピーさんの出る幕なしということは無いかと。
僕もこちらにそこそこ住んで来ているので、日本にいる方々と感覚がずれつつある気もしますし、ポピーさんの体験談にも興味ありありですよ。
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2004.01.28
勉強も忙しくなって来て、今学期は「辛い」から「やや面白いかな」というモードに移りつつある気もする折々。訪れていただいている方々、ちょくちょく更新が滞るかもしれませんが、何とぞヒラにご容赦を。
さて、落としたお詫びにまずは小ネタです。
以前の誕生日におねだりしていたPalmを買ってもらった私でありますが、活用しておりません。ホコリをかぶっています。データベース構築の最初の壁、「入力すべきデータが存在しない」~「膨大なデータ入力の手間が必要」という壁にぶつかっているんですよ。学生生活、暇だろうからちょこちょこ入力しようと思っていたら、時間が無いんですよね、学期中は本当に。結構寝れないし。
一度データを入力してしまえば最強のツールなんですがねぇ。という事で、ローテク人間な私は現在こちらで買った手帳で場をしのいでます。
ところで、この手帳、週ごとに上の欄に格言が載ってます。今日、書き込みをしていて、ふと気付きました。
<<今週の格言>> "One kind word can warm three winter months."
「親切な一言をかけてあげると、人は寒い冬も3ヶ月間しのげるぐらいの暖かさを感じるものだよ」といった意味でしょうか。なるほど、どんな有名人が言った言葉でしょう?
"-- Japanese Saying"
え?こんなコトワザ、日本にありましたっけ?誰か、ご存知の方いらっしゃったら教えてください(、偉い人)!
【過去のコメント】
[Hiyohiyo] [2004/01/28 09:21] [ MyDoblog ]
「やさしい言葉一つで冬中暖かい」かな…
[blue&gold02] [2004/01/28 11:00] [ MyDoblog ]
おっとっと、入れ違いで新たな「偉い人」が。(「偉くない人」とお呼びした方がよいのかな。)
カードにも多いんですか、なるほど。これも元ネタは件の「名言集」っぽいですね。wolfyさん、毎度ながら情報ありがとうございます!
[Hiyohiyo] [2004/01/28 09:25] [ MyDoblog ]
カーネギーの名言集あたりが英語圏への紹介の元になってるようですね。おおもとは…不明。いちおー日本の諺になってますが…
(ここからは推測)カーネギーが誰かの言った言葉をメモっていて、それが英語圏で紹介されて、邦訳されてきた言葉のようにも思えます。
[wolfy] [2004/01/28 10:51] [ MyDoblog ]
偉くないので答えません(^^;
(偉くないのは本当なんですが)冗談はさておき。
カードの言葉として頻出しているようで、わざわざ "Japanese Proverb" と追記してあることが多いのでややこしくなっているという。例1 例2
[blue&gold02] [2004/01/28 10:56] [ MyDoblog ]
は、はやい!キャンパスにひとっ走り行って、用を済ませて帰って来たら、もう解答が。Hiyohiyoさん、情報ありがとうございます。
「カーネギーの名言集」ですか......しかし、ふと思ったんですが、古典の文学や劇中の台詞とかかもしれませんね。光源氏あたりが言った言葉に対して女性が述べる台詞とか、そんな感じで。元ネタの元ネタを知っている人がまた居れば面白いですね。
【2/28追加情報】
どうやら、トルコに似たような諺があるようですね↓ Texas Techのサイトにて発見。
A kind word warms a man throughout three winters.
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2004.01.25
【過去のTB元】 [アメリカの知人を訪ねるときには]
Newellさんに11/25づけで私めの1月前というかなり古い記事についてトラックバックしていただいたようです。そこで、こちらも敬意を表して、Newellさんの古い記事にお返しトラックバック。さて、元記事は「日本から来るお客様がいろいろ持って来てくださるが、本当に欲しいものとは...」という記事。僕には好き嫌いというものが無く、かつて「残飯処理機」とか、ひどいネーミングをもらったこともあるくらいです。とにかく何をもらっても嬉しいので、あまり考えたこと無かったのですが.....ちょっと最近「自分の場合、何だろうな」と考えてしまいました。
実は、ここ半年ぐらい来客ラッシュでいろいろといただいております。大雑把にリストを挙げると、
・お酒(日本酒、ワイン、焼酎)
・せんべい(草加せんべい、おつまみ系)
・お菓子(カステラ、ケーキ、ピカチュウ饅頭)
・うなぎ
・漬け物 etc.
皆さん、その他にも段ボールやトランクぎゅうぎゅうにいろいろモノを持って来てくださるので感謝感激です。でも、実は、アメリカにも日本人が増えたためか、大都市圏で手に入らないものって結構無いんです、お金を払えば。インスタント食品から何から日本に比べれば当然高くなります。1.5倍からの値段で、更にアメリカの食材の物価がそもそも安いので、余計に差が目立ちますね。それでも、カリフォルニアのスーパーでは野菜・果物等の品揃えが大充実なので、Japanese Eggplantとか、Shiitake Mashroomとか、Daikonとかも平気で売ってます。家の近くには中華系ショッピングセンター+コンビニサイズ小型店舗の日本食材店が数軒ありますし。
ただし、NYやLAならば日系だけの巨大なショッピングセンターがあるので、サンフランシスコはちょっとばかり小都市といったところなのかな。サンフランシスコ自体に行けばジャパンタウンという場所があって、ここに紀伊国屋書店や食材スーパーが入っているけれど、基本的にはレストラン街。シリコンバレー方面の南に下ったサンノゼにはもっと大きい日系の店があります。魚介類系もやっぱり家の近辺では鮮度が落ちて、日本人からしてみると質の良いものが手に入らないけれど、サンノゼ方面からいい魚が上がるらしいです。おいしそうなウニとかトロも手に入るようですね。やっぱり、駐在さん万歳!といったところなのかな。
さてと、前述の通りこちらでは値段が高くなるので、日本から持って来てもらうと大変嬉しいものが多いけれど、それでは本当に手に入らないものって何だろうという疑問。思いつくままに考えていってみましょう。
米: カリフォルニア米、結構いけます。種類も豊富です。安いです。これじゃ規制撤廃したら、日本の米売れなくなるのも当然だよなぁ。
インスタント食品: 結構な種類を売ってます。ラーメンを眺めていると、輸出用に初めから英語表記がプリントされているもの(「一平ちゃん」とかそうだった)、現地生産しているもの(「カップヌードル」、味付けが微妙に違う現地もの→不味い)等がありますね。
乾き物: 柿ピーも手に入ります。その他、おつまみ各種もOK。贈答用のレベルのおいしさは無理だけど、亀田製菓といったもの辺りならば全く大丈夫。
漬け物: Qちゃんとか売ってるし、らっきょうも現地生産で売ってます。本当においしい奴はなかなか手に入らないけれど。しかし、現地生産物といえば、福神漬け、缶詰で売ってるんですよ。ちょっとビックリ。
日本酒: ベイエリアに現地工場があります。アメリカ人も"サ~キ”、結構好きだったりするので。ただし、おいしい各地のブランドものはサンフランシスコ辺りの駐在員用お高い日本料理店に行かないと駄目。だから、「八海山」とか「真澄」とかは持って来てもらって嬉しかったですね(僕は日本酒音痴だけど)。>そこら辺のお酒事情は過去のエントリー「ビール三昧」をどうぞ。
焼酎: 大量に売っているサワー用みたいなブランドならば手に入るかな。でも、基本的にアメリカではポピュラーじゃない飲み物です。最近、日本でも大流行のようですが、芋焼酎持って来てもらったのは嬉しかったですね。
お菓子: これも「きのこの山」みたいなものだったら手に入ります。デパートに入っているようなブランドは無理というか、そのクラスのおいしさのお菓子というものがアメリカには存在しないのでは?と思うぐらい。ケーキ類はとにかく甘い、しつこい、でかい。料理に使う砂糖ですら日本のものより同量でも甘味がキツイ様子。ちなみにベルギーのGodiva、アメリカでも生産しているようで日本以上にあちこちで見かけます。「アメリカ産のGodivaなんてねぇ」と思ってしまうものの、日本へのお土産に便利です。
麺類: 日本におけるフランス料理のように、アメリカでは日本料理というだけで単価高めになるきらいがあるのか、日本料理店多いです。韓国人や中国人経営の店が多数だったりしますが。ということで、"Udon"も皆知っているぐらい、どこででも食べられます。
魚介類: 前述の通り手に入ります。サーモンとエビ辺りはこちらでも普通に買える食材で、美味しいですし。鰻も、こちらにはRock'N Roll(しかしふざけた名前だ、どう訳せばいいんだろう?Californian Roll→カリフォルニア「巻き」みたいにはいかんぞ。)みたいにネタに使った寿司もポピュラーなことだし。ただし、やっぱり本当に美味しい奴は高いし、手に入らんですよ、当然。だから、日本からのお土産は嬉しいところではあります。
CD・本: 日本の本も高いですが紀伊国屋やネットで手に入ります。日本のミュージシャンのCDならば、ネット経由で送料無料のところもあるので、再販制度というおかしな制度がある日本と値段変わらず。まぁ、インディー系、マイナー系は困りますが。
ビデオ: ベイエリア周辺には日本のレンタル・ビデオ屋チェーンがあります。日本のTV番組録画して置いてあるのは・・・なところありですが、お笑い好きな我が家はそこそこお世話になっています。映画ソフトはあんまり充実していないので、カルトな方面になるとやや困り。
とりあえず、まとめてみると手に入るとはいえ以下の辺りがポイント高いかな。
おいしい日本酒
おいしい焼酎
おいしい(洋)菓子
と書いていくと、じゃあ値段気にしないで高級品除けば何でも手に入るんじゃん!とか言われそうだ。が、手に入りそうにないもの、2つほど新たに思い付きました。
1. 蕎麦
僕の実家は関西にルーツがあるんですが、自分は無類の蕎麦好き。幼稚園の頃も「わ~い、今日はお蕎麦屋さん♪」とか言っていたちょっと異常者の口なので、結構食べたくなります。当然、乾麺ならば売ってるんですが、これが美味しくない。輸出用のメーカーが播州あたりにあるようなんですがね。うどんならば乾麺もしくは冷凍のもの(カトキチとか売ってます)でも結構いけるんです。でも、蕎麦はやっぱり駄目ですね。蕎麦屋ってものも存在しないですし。
ということで、この前持って来てもらった生そばが大ヒットでした。写真の奴はシマダヤの商品なんだけど、市販品とは思えなく結構美味しい。サイトを見てみるといろんな麺売ってるんだなと感心。子供の頃、焼きそば、冷やし中華でお世話になったな~。ドリンクの伊藤園と並んで、一般市販品ながら商品に信頼おける会社です。
2. どぜう
僕は江戸っ子でもないわけですが、鰻の話書いていて、こいつが無性に食べたくなりました、どじょう鍋。ねぎと山椒をタップリかけてね。こいつはさすがにアメリカじゃ食えないでしょう。関西人の親父は「下種の食い物だ!」とかのたまわっていたが(関西人にとってのハモみたいな位置づけの気がするが、確かに鱧の方は上品なイメージが)、特に夏にビール片手にくわ~っと......たまらん。
何だか、酒周辺の品目が目立つセレクションになってしまいました。他にもいろいろありそうなので、機会があったら続編を書くかもしれませぬ。
【過去のトラックバック】
TB;日本で手に入るけれど、アメリカで手に入らないもの
【過去のコメント】
[wolfy] [2004/01/25 23:41] [ MyDoblog ]
米はねぇ…実は実際には売価の2倍の補助金が出てるっていう事実がありますから、それが無くなったら結構高級品ですよ…。
日本酒…アメリカ人に持って行ったら「フルーティーで飲みやすい」ってコップ2杯とビール2杯飲んで、そのまま車で…(^^; アリゾナってやっぱ甘いんですかね、規制。
[blue&gold02] [2004/01/25 23:54] [ MyDoblog ]
2倍の補助金ですか。そうすると実際の単価は日本の2~2.5倍の値段ですね。う~ん、日本よりかなり効率悪い農作やってることになりますね。考えてみれば、日本の場合も補助金出しているようなものと言えるかも。
アハハ、飲酒運転ですか。ワイナリー密集の観光地ナパ辺りじゃ警察も大甘らしいし、一般的に不審じゃなければ警察もあんまり車止めないようですね。
[blue&gold02] [2004/01/28 09:12] [ MyDoblog ]
各地の日本酒は本当においしいのありますよね。でも、僕の場合、日本酒飲むと必ず次の日に来るんですよ。(でも、単に飲み過ぎという疑いが濃厚。)
いい酔い加減にペースをキープできる、体質に合ったお酒は、どうやらワイン、紹興酒、焼酎の3つらしいです。いや、ビールも日本酒もバーボン、スコッチも好きなんですがね。テキーラもいいし、カクテルも......(←結局、全部じゃん!)
[nieve] [2004/01/26 10:12] [ MyDoblog ]
米国で暮らす友人と時折、メッセンジャーで話すのですが、PCカメラをつけて、日本のお菓子や食べ物をみせつけるのが愉しみになっています。
もちろん、米国で手に入りにくいものバカリをカメラの前で食べます。
[blue&gold02] [2004/01/26 12:53] [ MyDoblog ]
うひゃ~意地悪。でも、逆に日本で手に入りにくいものを食べ返せばいいんだろうけれど、そんなもの思いつきませんね。日本はやっぱりいい所です。
[ポピー] [2004/01/26 22:50] [ MyDoblog ]
アメリカ人、やっぱ日本酒好きなんですねぇ、、。だってだってこないだうちのダンナと
ダンナの会社のヒト(アメリカ人)がうちに遊びに来たんだけど、その前に「よりたい所があるっ」って
家の近所のスーパー「サミット」でお買い物。
なにを買ってきたかと思えば日本酒(泣)うち日本酒なんて普段飲まないから冷酒用のグラスがなくて、、
フツウのコップで日本酒飲ませちゃった。。それがまた強いのなんのって・・。
[ポピー] [2004/01/28 00:10] [ MyDoblog ]
あ、でも、、日本酒もすっきりとした飲み口のだったら、美味しいですよねぇ。ええ、
日本人ですもん。お料理にあわせて、、、日本酒。おみやげにもらったらうれしいよね。
[blue&gold02] [2004/01/27 01:33] [ MyDoblog ]
知り合いの繊細そうなアメリカ人は、お酒日本人並みな感じで、ちょっと意外でしたが、まぁ普通の方々は。ナパでも、お洒落なワインを嗜む辺りで団体さん飲む飲む。
日本酒に目薬でも落としておけば如何かと。テキーラとかウォッカとか飲んで欲しいですよね。キャパが違うんだから。
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2004.01.23
【過去のTB元】 [チップの簡単な計算法] [アメリカの床屋さん]
Newellさんの人気ブログ"Real time U.S. livings"にチップと床屋の話が載っていて、いろいろな方のコメント欄もおもしろかったので、自分の経験も簡単にまとめておこうかと。大体皆さんが書かれてる通りなんですがね。
さて、チップ。これはチップの習慣のない国の人には悩ましい限りのようで、ある程度海外旅行経験のある日本からの来客でも必ず何かしら「ここはどうなの?」って聞かれますね。国によっても多少違いがあるのがポイントで、アメリカならばレストラン等での相場は15~20%だけどメキシコ辺りじゃ変わってくるし(通貨価値もあるけれど10~15%)、ホテルのベッドメイキングに対しても連泊の際、最後にまとめて払うとか1日置きとか。細々したことは仕方ないので、ま、最低限の額を気に留めて後は堂々としていればよいようではあります。
Newellさんの計算方法は結構おもしろかったです。というのも、僕は結構律儀に10%と半分の5%を計算して足して...とかやりがちで、かみさんに「なにチンタラやってんの」とか言われること多々なので。大体、10で割って2倍して20%。ここからちょいと引いて(引きすぎると15%切ってしまうので注意)15%+αというのが常套手段ですかね。後は、大抵カード払いなので、端数を調整して切りのいい数字にします。ここら辺もうん十七でもいいのか、うん十五かそれともうん十に切り上げた方がいいのか等々、悩む話も日本人からききます。
計算が苦手なアメリカ人には、日本みたいなサービス料込み込み会計がうらやましいという人もいるようですね。ファーストフードの成功にはそういった要因もあるのでは、と勘ぐってしまいます。こちらで買った携帯にはチップ計算機なる機能がついていたりもしました。「おいおい、日本のかつての消費税3%の方が計算難しいだろう」という突っ込みもしたくなりますが、まぁあればあったで便利な気もいたします。個人的にその機能を使ったこと無かったですが。
アメリカでたまにあるGratuity等、サービス料金込み込み会計は、観光客の多い店・地域もしくは高級店に多いようです。ホテル等では、複数サービス間で込みだったり込みでないこともあったりして、レシートに!!!付きで「チップは別です」と書かれていることもあります。
どなたかも書かれていましたが、ウェーター等の賃金がチップのみ(特に安い店)もしくはチップを考慮した低賃金だったりすることも「生活かかってるんだよ」という意気込みになるようですね。送迎サービスのバス等でも「チップを歓迎します」みたいな貼り紙、基本的にチップ不要とされるフードコートみたいなセルフサービス的レストランでもレジの脇に置いたチップ用の小銭を入れるボトル、等々で催促することも普通のようです。見ていると、レストラン等でバイトした経験のある学生達はよくチップの支払いも多めにしてますね。
たまに「チップなんて習慣で義務でないんだから、払ってやる必要ないんだ」という極論を公言する方がネット上に生息していたりするんですが、「銭湯で石鹸つけたまま風呂に入って、義務じゃないだろうと反論する外国人」みたいなものなのかなと思ってしまいます。「郷に入っては郷に従え」という一言に尽きるんでしょうが、実際、大学の近くの中華料理屋で食事をしていたら、出て行った日本人の集団をすごい剣幕でウェーターが追っかけて行ってビックリしたことがあります。どうやら「チップちゃんと寄こせ」ということだったらしいんですが、どっちもどっちな感じがして、すごいな~と感心してしまいました。
土地柄もあるので、僕が普通行くような店では結構つっけんどんな対応も多いのですが(中部や白人しか住んでいない辺りに行くと皆すごく丁寧だったりする)、それなりのレストランだと、ウェーター・ウェイトレスも結構フレンドリー。メニューに対してあれこれ聞いたり世間話をしたりというのも、会話好きなアメリカでは普通で、給仕側も明るく応対したりします。オーダーを取り、料理が来た後に必ず再度現れて尋ねる「Is everything OK?」に類した質問もほぼ全レストラン共通で、不満がないかの確認と同時に「チップよろしく」といったニュアンスもあるのかと。何だか定型文のように尋ねられるので、時々少々うるさいなと思うこともありです。
目端のきいたチーフがいるような店では、置き方のゆがんだナイフをさっと直させたり、給仕達に目を配っているので、そこら辺でもサービスの質が分かります。大抵、それなりの料金の店だとそれなりのサービスなんですが、この前、バイトらしき給仕に後ろで「駄目だろ、女性が先、レディー・ファーストだ」としつけている場面に遭遇して、「いつもそうだったっけかな」と感心したこともあり。そういう店では、やっぱりサービスもチップをはずみたくなるようなレベルだったりします。
Newellさんも質の悪いサービスに対するチップの支払いについて書かれていますが、ほとんど使い道の無いpenny(日本でいう1円効果)は当てつけチップかホームレスにあげるようといった感があります。僕は使ったことがないですが、ネイティブが一度ものすごく腹が立ったので、コップに水を表面張力が働くまで入れてコインを放り込んで帰って来たとか言ってました。どういじっても水がこぼれるという、そこまでやるか?というかなりエキセントリックなやり方だけど、確かにひどいサービスというのがたまにあるのでチップを10%以下まで減らす局面というのはありますね。
えりさんが昔に「ケチなドイツ人」という話を書かれていたんですが、確かにこの前乗り合いタクシーに乗っていたら、あちこち寄ってくれと頼んだドイツ系アメリカ人もしくはドイツ人が下車時にチップ渋って運転手と喧嘩になってました。客を降ろす毎にどんどん不機嫌になる運転手(若い客が多くて支払い皆標準以下だった様子)、結構丁寧だったので可愛そうになって少し多めに払ってあげたら、満面の笑みで機嫌が直って帰って行きました。大した金額じゃないので、ちょっとこちらも気分が良くなったものです。そういうのはチップの効能のいいところかもしれません。
さて、長々と書きすぎましたが、残りは床屋の話。これ、個人的に結構悩み種です。こちらの床屋さん、あんまり技術がないんですよね、日本に比べると。周りの日本人は中国系の床屋に行くことがほとんどのようです。
一番最初にアメリカで床屋へ行った時、近所で目についた所へ飛び込んだのですが、ここが映画で出てくるような近所の住人の溜まり場といった感じ。ご老人達が集まって新聞広げたりテレビ見ながら、主人と喋る喋る。本当に皆客かよといった感じで待ちに待たされたし、場違い感ありありで、しくじったな~というところ。やっと順番が来たら、しゃべりっぱなしで旧式のバリカンを動かしているおかげで加熱してものすごいことに。首筋に触ると本当に火傷せんばかり。
おまけに、どうせ通じないからと思って、昔の写真持ってて「こんな感じ」と見せたんだけど、仕上がり......髪型どころか長さまで全部違うんですが......よく見ると、周りのおじ様、おじい様方が全く同じような髪型。それ以来、入っている客、行った人の感想等々を必ず情報収集してから行くことにしました。元々、日本でも床屋行くの好きじゃないんですよね。洗髪、マッサージ、髭剃りは捨てがたい魅力だけど、こっちじゃそれもゼロだし。値段だけは安いんですがね。
【過去のコメント】
[Tweety] [2004/01/24 00:57] [ MyDoblog ]
私も前に書いたことがあるのですが、床屋に行くのが大嫌いです。私はベトナム人の美容師のところに行くんですが、彼女は私の英語をよく理解してくれなくて、あまり刈るなというのに、じょきじょき刈っちゃうんです。うちのかみさんはじゃあ、別なところに行ったら、というのですが、新しいところに行くのも怖いので、結局同じところに行っています。
[Newell] [2004/01/24 03:19] [ MyDoblog ]
タクシーのチップ。降りるときじゃなくて、乗るときに払いたいなぁ、と思ってます。私は気持ちよく旅行したいので、旅行中のチップはいつも多めです。それまで、ぶっきらぼうな対応だった運転手君、大目のチップを渡したとたんに、満面の笑み。
その笑顔で運転してくれるんだったら、最初に払うよ、っていつも思います。
[blue&gold02] [2004/01/24 22:13] [ MyDoblog ]
Tweetyさん>
いやぁ、「新しいところに行くのも」という感覚分かります。日本にいた頃、あちこち引越ししていたので、次から次に床屋を変えなければならなかったんですが、一度飛び込んだ所でおばさんの恐怖の世間話3時間コースに遭遇。お願いだから口より手を動かしてよ、という。それで腕が良ければ、まだ救われたんですが...
Newellさん>
確かにチップ渡した最後で態度がグンと、というのはよくありますね。そこら辺を利用して、ホテルでは最初にガツンと気前よく払って印象良くしておくという手が僕の常套手段です。
[MediHen] [2004/01/25 02:19] [ MyDoblog ]
チップ計算。私が暮らしたBostonは、間接税が5%だった(当時)ので、「レシートのサービス税の3倍が基本」と地元人に教わりました。端数で悩んだりしたのですが、気分が良い時は切り上げ、悪い時は切り捨てとかにしてたなぁ。おかげで、税率の違う他州では、チップが計算できなくて。
床屋。一年アメリカにいたのに、記憶が無い。日本人がみんな床屋は難しいと言うので、恐れをなして最初から日本人経営のところに行ってたような気がする。何も日本と変わりがなかったということかな。高かったと思うんだけど、何も記憶に残っていないなんて、なんでも、新しい事にチャレンジしないと、おもしろいことは無いというのの典型ですね。
[blue&gold02] [2004/01/25 09:11] [ MyDoblog ]
こちらの家の周りは市毎にも税率こちょこちょ違うし、そもそもアメリカでも高い方ですね。
確かボストンって、低税率の買物天国ですよね。洋服と靴にも免税の特例があった気が。かみさんをボストンに近寄らせないように誘導中です。
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2004.01.08
そういえば、NY滞在時の話の中でオペラ鑑賞の話を書いてなかったので少しだけ。
個人的に昔から年齢に逆行した動きをしがちで、小学校のプラモデル製作で言えば、田宮のミリタリー→ガンプラみたいな。分かりにくい例えだな、要は音楽でいえば専ら聴くジャンルがクラッシック→ロックという流れ。背伸びしがちなタイプなのかな。ということで、今ではクラッシックはあまり聴いてないんだが、いい点もある。一つは今、古典音楽聴いても眠くならないこと。これは結局慣れの問題で、活字に慣れてしまえば本が面白くてたまらなくなるのに対して、慣れないと漫画以外は苦痛みたいなのと同じ。
もう一つは、ありがちな「ジャズとかオペラとか聴いてれば高尚」みたいなコケオドシに動じなくなったこと。世の中には固有名詞出して「俺は通なんだ」という感じの俗物がいるもんだけど、「ふ~んそれで?」で終わりだから。日本のジャズ、クラシック音楽評論家にも鼻に付くのがいて、「この演奏・ミュージシャンこそが本髄」みたいな押し付けがましいことを言ったりする。クラッシック界にもトレンドがあったり、次々に新しい音楽家・録音が登場するんだから、例えば未だに「ベートーベンの交響曲といえばフルベン(SP時代の名指揮者)」とか平気で言う輩はプロとしてどうかと思う時も多い。
話が逸れた。世界最高峰のオペラ楽団の一つ(3本の指に入るぐらい)、NYメトロポリタンの観劇について。
以上、長々と書いてきたのは、時折変な風潮があるのも結局そうした音楽が日本では一般的な文化として根付いていないことが原因として大きいと思うから。ジャズもオペラも値段が値段で、敷居が高すぎる。海外でいいのは、思い立って出かけられるぐらいの値段でチケットが買える点。メトロポリタンも下手な大物ロックバンド見に行くよりも安いぐらい。最低価格の席は$35より(5,000円以下)。安い席には結構普通の格好(ジャケット着て、ジーンズ以外のズボンはく程度)の客も多く、それほどしゃちほこばらない。礼儀正しめの老夫婦が多いものの、やっぱり日常生活でちょっと贅沢に出かけてみるぐらいの感じが無いと新しいファンは付いていかないよなと。
今回観た演目は"Merry Widow"。オペレッタで、しかも英語上演が定番化しているという通常からしてみると少し異色の演目。オペレッタというのはウィーンを舞台に流行ったスタイルで、平たく言えば現在のミュージカル。オペラとの違いは、台詞回しまで全て歌でやるか(→オペラ)、やらないか(→オペレッタ)だけとされる。今回の演目「メリーウィドー」と「こうもり」の2作品はオペレッタの名作で、オペレッタを通常は扱わないような格調高い劇団でも扱うことが多い。オペラというのは音楽を除いてしまうと、唖然としてしまうようなメロドラマや支離滅裂なストーリーが多いのだが、メリーウィドーの筋立ても少女漫画とかにありそうなすれ違い恋愛喜劇。
サンフランシスコ・オペラもかなりレベルが高いのだが、正直歌手の声量が足りないかなと思う瞬間があった。その点、メトロポリタンの出演歌手は別格。お安い天井近くの席までビンビン高声が響いてきていた。最近のオペラの演出では、歌手も結構動くんだが(昔は瀕死のヒロインが百貫サイズで直立不動で歌ったりしていた)息も切れないし。
一方、メトロポリタンの舞台は広くて、大規模な機械仕掛けの装置があることでも有名。確かに映画「シド・アンド・ナンシー」でシドがMy Wayを唄う時みたいな階段舞台が一気に出現したり(分かりにくい比喩だ)、インパクトはあり。でも、サンフランシスコ・オペラの演出がかなり斬新めだったんで、比べると演出は華やかだけど王道って感じだった。
最近のオペラ劇場には歌詞の字幕が出るような表示盤が設置されているんだが、メトロポリタンの場合、各座席ごとに手元の手すりに付いている(写真の最手前赤い部分)。英語劇だったが、独特の発声のためか歌手になまりがあるためか、聞き取りにくいかったので時々眺めさせてもらった。本物のオペラファンは空で暗記してるんだろうけど。

たまにはリッチな気分になれるこういう経験もいいもんです。フロアで少し散財してシャンパンを傾けてみたりして。
【過去のコメント】
[十文字みかげ] [2004/01/09 01:20] [ MyDoblog ]
クラシックのコンサートに行ってみたいと思ってますが、ジーンズで行くと白い目を向けられそうなので、未だに行けずじまいです。
[blue&gold02] [2004/01/09 03:54] [ MyDoblog ]
欧米でもジーンズ、結構いたりします。安い学生チケット席みたいなところでは問題無い時もあって、コンサートホールや席の環境次第ですかね。ただし、最低限のマナーとしてジーンズ、アウトなのが一般的なので、チノパン等はいて襟の付いたシャツ着れば問題無いかと。(日本の雰囲気に疎いんですが、ジャケットも要るのかな。)
[ちいさいこころ] [2004/01/17 12:54] [ MyDoblog ]
新国立劇場のオペラよく行くんですが、一番安い席は1500円ですよ。一回だけ買いましたが朝5時から6時間並びました。もう2度とごめんです。
ちなみにわたし、パーカーにナイロンパンツ、ニット帽でいってますが問題なしです。
[blue&gold02] [2004/01/18 01:44] [ MyDoblog ]
コメントありがとうございます。
日本ではオペラ行ったことがないですが、海外劇団の公演だとものすごい値段ですよね。日本の劇団だと安く手に入るのは初耳でした。服装もあんまり気張らないでいいんですね。海外みたいにゴージャスなドレス(引きずるような奴)着たカップルとかいるのかな。
N響の安い席を大昔に手に入れた時、やっぱり同じような値段、待ち行列でした。あれは確かにちょっと。
[ちいさいこころ] [2004/01/18 02:47] [ MyDoblog ]
新国立劇場はオペラ普及の目的なのか狙って安くしているようです。
ドレスや着物着てる人もいますが、3、4階席には小汚い人ばっかりです。私もその一味です。
キャストは主役級に外人。脇日本人という形態です。歌い手の育成もかねてるみたいですが、差が歴然としていて面白いです。日本人でもやる奴はやりますが。
[blue&gold02] [2004/01/18 22:43] [ MyDoblog ]
そういえば、年功序列的発想と若手育成のためにオール日本人キャストで行くか、レベル維持のために外人主体で行くか、揉めているという記事を読んだ気がします。声量という点では、差が歴然としてしまいますね、オペラ歌手は。
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【過去のTB元】 [えっ、新聞読んでないの?]
またまたTweetyさんのブログより。異国暮らしで共有する感覚もあるのか、ついつい興味深い話題にトラックバックしてしまう。今回は、アメリカ人の無知に関して。
ネット上で結構有名なサイトにバカ世界地図というのがあるが、ここに困った世界観の典型が例示されていてかなり笑える。僕のお気に入りは021番。恐らくアメリカにはこんな世界観の方もいることだろう。まぁ、自分を含めた日本人についても、他人事と笑えるばかりとは限らない。自分が世界白地図埋めても、相当変てこなことになるだろうし。日本人にとってアフリカ諸国やヨーロッパの新興国に関しての知識は、一般的にあやふやじゃないのかな。近隣のアジアに関してすら「シンガポール人って英語喋れるんですね」という話を聞いたこともあることだし。
しかしながら、以前にNewellさんもアメリカのジョークについて紹介していたが、アメリカ人=モノカルチャー・モノリンガル=お馬鹿(Stupid、Dumb)という図式は、アメリカ人自身も自虐的に茶化す部分。平均的に見てみると、アメリカ人はやはり世界を知らない田舎者と言える。そう言えば、M.Mooreもそのものずばりのタイトルで本を出していたっけ。
中学か高校の頃、アメリカの高校生にテストをしてみたら、中国の位置を問われてキューバを指した奴がいたという記事を新聞で読んで、「さすがにそりゃ無いだろう」と思ったわけだが、あながち極端な例とも言えない。それなりの大学・大学院を出たネイティブとイラクの話をしていたところ、「中国ってイラクと接していたっけ」と聞かれて絶句したことがあった。冗談で
「アメリカ各州は別の国みたいだ、全部集めれば国連が作れる」
というのをよく聞くが、ネイティブにとって少しは本気の部分も混じっているのではと思える。確かに、法や政治の体制は州ごとに異なるが、海外諸国と文化のギャップを体感している人間にそういう発想は生まれないと思うから。
知り合いのアメリカ人(30代)と話した時、義務教育では世界史の授業が受けなかったと言っていた。アメリカの建国からの短い過去の知識だけで歴史観や世界観が養われることがないのが明らか。理屈で考えても、アメリカの独立に関してフランスの歴史の影響抜きで語るのは変と思えるのに。ただし、アメリカの義務教育には国を通じての共通カリキュラムというのがなく、各州・各地域ごとでまちまちな様子。60・70年代に中学高校での行き過ぎた科目の選択制度が広まったせいで、現在ではもう少し基礎科目を履修するように変わってきているようだ。好奇心がてら、カリフォルニアのEduaction Codeという奴を拾ってみると、中学・高校での社会科目についての規程は次みたいな感じ。
Social sciences, drawing upon the disciplines of anthropology, economics, geography, history, political science, psychology, and sociology, designed to fit the maturity of the pupils. Instructions shall provide a foundation for understanding the history, resources, development, and government of California and the United States of America; instruction in our American legal system, the operation of the juvenile and adult criminal justice systems, and the rights and duties of citizens under the criminal and civil law and the State and Federal Constitutions; the development of the American economic system, including the role of the entrepreneur and labor; the relations of persons to their human and natural environment; eastern and western cultures and civilizations; human rights issues, with particular attention to the study of the inhumanity of genocide, slavery, and the Holocaust, and contemporary issues.
アメリカに関しては法から経済から歴史からいろいろ記述があるが、世界・海外に関してはやけにあっさり。その他のサイトを覗いても、どうやら地理、特に世界地理というのは一般的な必修科目でないように見受けられる。
アメリカ人の海外に対する傲慢さというのは、そうした基本的な無知から来ているところが大きいと思える。加えて、どこで読んだのだか忘れてしまったが、成熟した知性や知識を尊ぶ欧州に対して、無知をよしとするマッチョな伝統的社会性というのもあるようだ。高校社会等が典型で、映画にもよく登場するアメフトの選手とチアリーダーがトップに君臨するその社会は、他人事ながら頭でっかちな人間には辛いだろうな~と思わされる。
とにかく個人個人に悪意はないにしろ、そうした無知が辿りつく行き先というのが現在のアメリカという国であるのだから、日本の義務教育の改悪問題も他人事ではないと思ってしまう今日この頃。
格言曰く、
「無知な友ほど危険なものはない、賢い敵の方がまだましだ」 (ラ・フォンテーヌ)
「無知は幸福」 (ことわざ)
それとも無知な側の強者に回った方が幸せなんですかね。
【過去のコメント】
[Tweety] [2004/01/08 22:31] [ MyDoblog ]
トラックバックありがとうございます。
今日は私もNewellさんのジョークの方からトラックバックさせていただきましょう。カリフォルニア内でのトラックバック・ネットができそうですね。
[Tweety] [2004/01/08 22:36] [ MyDoblog ]
もうひとつコメントさせてください。無知というと今のブッシュ大統領も無知ですが、それ以上に無知だったのが、父親のブッシュの副大統領を勤めた元上院議員のクエールで、ラテン・アメリカの国々を訪問中に、ラテン・アメリカではラテン語を話すけれでも、と言う発言をしました。まだ、これはいいほうで、彼はこれ以外にもいろいろ無知をさらけだすことを言っています。
[blue&gold02] [2004/01/08 22:47] [ MyDoblog ]
いえいえどうも。
子ブッシュは相当やらかしてますよね。まぁ、日本にも森首相という方がいらっしゃいましたので、よそ様のことは言えませんが。
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2004.01.07
旅行するのが結構好きだったりするが、日本や他の国に比べてアメリカを旅しているなぁと感じるのは、特に以下のスタイルの旅行の時。アメリカの広大さを感じさせてくれる。
1. 夜行便
日本だと空港周りの騒音等の関係で夜飛び立つ飛行機の便は限られているが、アメリカの場合、無数の便がある。特に西海岸から東海岸へは、時差の関係で夜に飛び立ち朝に降り立つ通称"Red Eye"という便があって、多忙なビジネスマンや親の危篤等、急用を持った客が利用する。単語が寝不足の赤い目を意味する所から来ているように体力的に辛いのだが、観光の際も移動時間を睡眠時間にすることでフルに時間を使えるので、若い連中は利用するようだ。航空チケット代も安く抑えられるし。
こいつを利用して、飛行機に乗った途端すぐに眠れるよう、夜の空港で飛び立って行く飛行機のライトを眺めながらビールやワインを煽っている時は、アメリカにいるんだなぁと思う瞬間。飛行機が降り立った空港で、眠い目をこすりながら眺める朝の賑わいもまたそんな感じ。
2. 長距離ドライブ
1.を書いておきながら何ではあるが、最近、飛行機の移動だと何となく旅行している感覚が弱まってきた。車で大移動を繰り返すような旅行を経験してしまったためかもしれない。
広いアメリカにはフリーウェーが張り巡らされているので、どこへでも、行こうと思ったならば時間と車さえあれば出かけることができる。2人だと費用が安いとは言いがたいが、4人も車に乗っていれば明らかに安く上げることが可能。往復1週間もかければ、山を越え砂漠を越え川を渡り全長2,000~4,000kmの旅ができる。(3,000を越えると、1日7~8時間ペースで突っ走る日が必要になってきてしまう。)
路上には危険もつきもので、Salt Lake Cityを走っていた時はいきなり30mぐらい先から渋滞。あれよあれよという内にヘリコプターが道路に降り立ち、どうやら頭上の立体交差から落ちて来た車が走っていた車に激突したらしい。そんなの避けようがないが、その他にもクラッシュしている車をよく見かける。Oregonあたりでは干草を撒き散らしながらトラックが走っていたが、車のスクラップを積んだトラックが鉄片を撒き散らしながら走っていたこともあった。さすがにパトカーに捕まっていたのだが。
"Middle of Nowhere"という単語があって、何もないところ、ど田舎を意味するのだが、アメリカを車で旅すると正にその言葉そのものだなぁ、と思う場所を走り抜ける。写真はNevadaの砂漠の脇道だが、正にそういう感じ。South Dakotaでフリーウェーを降り、近くの小さな田舎町を目指した時は、高速から降りてその町まで2~3時間。農家が点在する中を走りながらも、夜中の畑の中の道は、Steven Kingの小説ってこういうところが舞台だったりするんだろうな、と思わせる怖さだった。とにかく標識がないので、20分行って間違いに気付くといった感じだったし。そんな時に見上げる星空はものすごく綺麗だったりもするのだが。
そんな何もないところでも、フリーウェー沿いには一定間隔でガソリンスタンド+ファーストフードのコロニーが点在する。長距離を走る場合、いくら燃費のいい車でも1日に数回ガソリンを補給しなければならないので、フリウェーを降り、ガソリンを入れて人間にもハンバーガーを補給する。こういう旅行の場合、大体ファーストフード・グルメ三昧で、もうハンバーガーはいいよ、となる。町と呼べるところにたどり着かないと、なかなかレストランもないし、先を急ぐ場合ファーストフードを掻き込む方が合理的だから。
フリウェー沿いでは、それなりの大きさの町にたどり着けば必ずモーテル群が現れる。Motel 6、La Quinta、Best Western、Comfort Inn等。ま、日本の安いビジネスホテルぐらいのレベルか。大抵、ネットの格安サービスで予約して行ってしまうが、いきなり立ち寄っても止まれそうなことが多い。たまにお祭り等々の祭事でいっぱいということもあるようだが。
そうそう、出かける前にはAAAで地図をゲット。AAA(トリプルA)は日本のJAFFみたいな団体だが、会員に対して地図を無料で配っている。アメリカ全土の地図を作っていて頼めば無制限にもらえるので、旅行前にはこいつとMapQuest等のネット地図で下調べ。近所のAAAには近隣他州の地図どころか、東海岸、カナダの地図まであって、ちょっとびっくり。大抵の旅行先の地図が無料で手に入ってしまうのである
【過去のコメント】
[Newell] [2004/01/08 08:19] [ MyDoblog ]
私はドライブ旅行の時は、GPSを使います。
最近、高級車には装備されていますが、そういうのではなくて、持ち運び可能なやつです。
これを旅行のときには必ず持っていって、レンタカーにくっつけます。くっつけると言っても、ダッシュボードに置くだけですが。
機会をみて、私のBlogで紹介しますね。アメリカではクルマでの移動が必須なので、とても重宝します。
[blue&gold02] [2004/01/08 08:44] [ MyDoblog ]
おぉ~ハイテク!TVのCMでやっていたような。
カーナビってアメリカではどうなんですかね~、見たことないんですが。日本式の奴があったら、「あと50km、まっすぐです」とか喋りそうですが。
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2004.01.06
【過去のTB元】 [スーパーマーケットのストライキ]
ちょっと時間が経ってしまったが、Tweetyさんの記事よりトラックバック。
アメリカでは結構な率でストライキを見かけることがある。日本では、大抵の会社で戦後労働組合つぶしが進んで御用組合化していること、パートやアルバイトの人達の労働環境が最近まで省みられなかったこと等で、特定の会社、特定の団体以外のストは珍しい。アメリカの場合、特に低賃金な労働者達(ここで取り上げるようなスーパーのレジ打ち、事務員等)にとって労働環境の悪化は切実な問題。リストラも日本に比べると一般的であるため、街中でストを見かけることも少なくないのである。
広大なカリフォルニアはLAを中心とする南の地域と、サンフランシスコや州都サクラメントを中心とする北の地域に分かれるのだが、昨年末より南カリフォルニアでスーパーでのストが続いている。対象となっているのが、Albertson、Safeway、Ralphs等のスーパー・チェーン。アメリカ全土は広いため、各地域ごとに独自のスーパーチェーンがあったりして、旅行したり他州の人と話をするとその地域性がおもしろいのだが、うちの近所でめぼしいチェーンは以下の通り。
Andronico's: ベイエリアの高級食材系スーパー。確かに高いけど、何でもおいしい。ものすごい値段のKobe Beefとやらも売っているおかげで、ネイティブも皆「神戸」という地名を知っている。
Albertson: アメリカ全国区の中級スーパー。Wal-martに次いで、全米2位のチェーン。
Safeway: やはりベイエリア発祥のスーパー。低級というと語弊があるかもしれないが、安い分品質が落ちる。肉とか平気で腐ってるし。いたるところにあって日本のコンビニ的なので、建っている場所によって若干品質も異なるようではある。
Target: 少し高級を標榜する雑貨系(食料品よりその他のものがメインの)スーパーチェーン。ここもアメリカ全国区。独自のブランドグッズを開発したりしてやっているが、近所の所のはいかんせん......どうやら、リッチな白人居住地域と雰囲気が全く違う様子。
CostCo: 上の4店舗とはビジネススタイルが異なる、会員制スーパー。売れ筋に絞り込んだ商品セレクトで、大量に売ることで安価に提供。そのおかげで、肉等の生鮮品の品質もすこぶるいい。ただし、量がものすごいので、肉食ネイティブを含めてどこの家庭でも持て余す様子。
Trader Joe's: オーガニックを売りにした食料品スーパー。Andronico'sほど高くないので人気。
ベイエリアでは何故かアメリカではどこに行ってもあるとされるWal-martや旧K-mart系のスーパーをあまり見かけない。オーガニック志向等、他州と違う性向が問題なのだろうか。ここら辺が一つの今回のストの原因。Wal-martが40店舗規模のカリフォルニア進出を発表したため、恐れをなした一部のスーパーチェーンが賃金カットを提案し、ストへ突入した。Wal-martは全米一、世界一のスーパーチェーンでありながら、結構独特の企業戦略を取っており、その一つがアンチ労働組合。いろいろな手段で組合結成を阻止している。そのため平均賃金も他会社と異なり、コスト競争力で太刀打ちできない他の会社が賃金を引き下げようとしたのが今回の背景。
アメリカの小売業は、サンクスギビングとクリスマス商戦で年間売り上げの15%以上を稼ぐので、今回のストは大ダメージ。売り上げが前年比40~60%まで落ち込んだようだ。そうなると労働者にとってもマイナスと思えるが、今回の賃金カット、厳密に言うと保険料の自己負担率引き上げで、保険を受けられるようになる期間を数年にまで引き伸ばし、かつ会社負担を1/3に引き下げる等の内容。日本の感覚と桁違いに高い医療費のおかげで、医療保険の改変は労働者にとって死活問題になってくる。
しかし、何故南カリフォルニアだけでストが起こっているのかというと、労働契約の更新時期がこの時期だったから。北カリフォルニアでも、今年の夏に更新期がやってくるので人事とは言えないのである。アメリカ全土ではWest Virginiaでも同様のストが勃発していた。ただし、こちらは決着。どうも南カリフォルニアの条件改悪の度合いが強烈過ぎたようだ。昨年末には、ベイエリアの何箇所かのスーパーの店頭でも、南カリフォルニアからやって来た労働者がデモ行動を行った様子。ただし、余り話題になっているとはいいがたい。不況の折、アメリカの企業全体が医療保険のカットを行っているので、買い物客の同情を得にくいということもあるのだろうか。前述の通り、夏頃には人事ではなくなっている可能性があるのだが。
【過去のコメント】
[Tweety] [2004/01/07 01:22] [URL]
ちょうどこちらの契約更改の時期だったんですね。そう言えば、レジの人たちが夏ごろからマネージメントの人たちに隠れてひそひそ話していました。
我々もそろそろ我慢の限界に来たようで、ピケを越える人が増えてきました。それに、彼らの福利厚生は一般の人に比べるとかなりいいので、同情もそろそろ限界のようです。
[blue&gold02] [2004/01/07 01:48] [ MyDoblog ]
どこぞの記事の中でも、インタビューに答えて
「同情するけれど、我々にはパンが必要。」
とありましたね。株価や格付けも急降下したようなので、会社側も危なくならないのかな。特に片方のチェーンは元々経営不振のようですし。
[Newell] [2004/01/07 03:00] [ MyDoblog ]
なるほど。では、北カリフォルニアでも、夏ごろにストをする可能性があるかもしれませんね。
我が家のメインストアは、Lunerdisという地元チェーン店なのですが、彼らもやるのかなぁ。
[buonobuono] [2004/01/07 10:54] [ MyDoblog ]
初めておじゃまします。これ程問題がこじれる背景には企業の懐具合もしかりでしょうけど、医療費の高騰とか保険のカバー率の低さ、とかの根本的な問題もあるのでしょうか。健康保険が日本の様に充実していない、と聞きましたがどうなのでしょう?
[buonobuono] [2004/01/07 11:01] [ MyDoblog ]
またまたbuonoです。すみません何度も。CostCoで思い出しましたが、アメリカで正しくは「コスコ」と読みますよね?昨年(おととしになるかもしれません)に日本にも上陸して、確か福岡の方にあるのですが、日本では何と!!「コストコ」と皆が呼んでます。 日本人にとって「読むが字のごとく」の方が馴染むから、と考えたのでしょうが私にはどうもコストコと呼ぶのが恥ずかしいです。
[blue&gold02] [2004/01/07 11:30] [ MyDoblog ]
どうもこちらこそ初めまして。
CostCoはコスコですね。でも「コストコ」の方が本来の正しい発音かとも思えます。アメリカ人は発音しにくい音は略しますからね。
医療と保険の問題は正におっしゃる通りです。でも、日本でも制度が破綻すれば、将来的には似たような状況になるかも。アメリカの教育、犯罪、失業等々の社会問題って、何だか日本の辿る道を示唆してるんですよね。
[wolfy] [2004/01/07 19:54] [ MyDoblog ]
なんか日本では、「コスコ」では既に登録があるので「コストコ」と呼ぶことにしたらしいですよ。
アリゾナでは Albertson's は衣類の安売り屋ですね。アリゾナとはスーパーの質・価格とも「レベル」が違いますね…だから「仕事を奪われる」という知事が当選するんでしょうが。
[blue&gold02] [2004/01/07 20:40] [ MyDoblog ]
「へぇ~」ですね。IKEA(北欧発、アメリカ都市部で大人気の家具チェーン)ももうすぐ日本進出ということで、呼び名についていろいろ悩んでいるようです。(→アメリカ人的には「アイキア」)
[wolfy] [2004/01/07 22:37] [URL] [ MyDoblog ]
IKEAが進出ですか…家具は現在日本では「ニトリ」が本拠北海道から関東→関西進出して結構人気があります。割安な価格ながら結構良い品質との評価ですね。もう100店舗を持つ「大型店」です。
こことのマッチアップになりそうですね。
[blue&gold02] [2004/01/08 05:15] [ MyDoblog ]
ニトリって日本にいた頃見かけるようになったと思っていたら、北海道生まれだったんですね。飲食店では名古屋からの関東侵攻が進んでいるようだし、ユニクロだって昔は西日本旅行した時に眺めるような店だったし、時代は変わっていくものですねぇ。
最近、マルイ In the Roomの店じまいが進んでいるようだけど、流通費のせいか何だか家具は特に日本では高すぎますよね。有名デザイナーの家具等、同じものがアメリカでは2/3ぐらいの値段で買えます。値段とセンスのバランスがとれた家具屋は、日本でのビジネスとしては狙い目だと思います。
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2004.01.05
1週間ほど知己を頼ってNYに行って来たわけなのだが、見聞録といっても観光客として以上のものは書けないわけでもある。だから、その程度ということでご勘弁を。

1枚目の写真は、ちょっとした知り合いのNew Yorker(NY生まれ30年弱ぐらいNY暮らしか)が連れてってくれた生家のアパート35階から。両親が寝静まった真夜中に忍び込んで眺めた景色は最高で、手前に建ってしまった高層アパートを除けば、ほぼ全方向のパノラマビューが楽しめた。滅茶苦茶、寒かったけど。ちなみに、ここ1週間、NYは非常に穏やかな天気で、ネイティブに言わせると「今は春みたい」だそう。それでも耳が痛いくらいの寒さだっんですが......雪がゼロだったのは幸いだった。
滞在を通じて思ったのは、東京に近いかなという感覚。メトロポリタンという言葉はアメリカではやはりNY以外は似合わない感じがして、LA も SF ももっと時間の流れもゆったりした印象を受ける。ただし、規模がもっと大きいNYは東京以上に「空が無い」感じだった。ゴッサム・シティ(バットマンの舞台)のモデルというのがよく分かる。
定番のロックフェラーセンターのツリーは思ったより小さかったけれど、周りはものすごい賑わい。ここ以外でも、有名どころでは東京同様、夜でも沢山の人が歩いている。気を配っていればナイトライフがかなり楽しめる雰囲気。有名なイエローキャブもものすごい量走っているので、すぐつかまえられて問題があまり無かった。 同じく有名なツリーの下のスケートリンク。1時間ぐらい平気で待たせられるので、はなから滑る気なし。地下に掘り込んだような形で、周りが皆地下街のレストラン。同じ高さで眺められるような窓は皆「店に入ってから見て頂戴ね」ということでセコイ。ま、それが商売ってことかな。写真で分かる通り、上手い人が滑っているとは限らない。
NY在住者の憩いの場所といえば、セントラル・パーク。この中には小さな動物園やスケートリンク等々があり、ランニング、馬車、犬・子供の散歩等のメッカ。夜は犯罪の温床のようで、TVや映画でもよく死体が見つかる現場になる。確かに人がいないと危険かも。街中自体は、夜でも観劇の帰りの老人がせっせと歩いていたりする。 セントラルパーク内の芝生は、季節外なので立ち入り禁止。公園は、日本で言えば代々木公園辺りか。所在位置的には日比谷公園に近いけれど、あそこは広さと緑が全く足りないから。岩と舗装道路が多く、特に冬の寂しい感じは近いかもしれない。規模が全く違うけれど。
ちょうど大晦日には街中をウロウロして雰囲気を楽しんでいたのだが、警察によってどんどん閉鎖されていく道路を迂回している内にヘトヘトに。観光名所も皆「明日来い、今日は入れん」ってな具合だし。疲れきって入り込んだデリ(日本の食堂+コンビニ+ファーストフード屋みたいな感じ、アメリカにしては味がよくて安い)で座って寝込んでしまった。その後、帰ろうとしたら、どうやら大晦日のカウントダウンの最中心らしく、一帯が封鎖エリアに。デリで粘っていれば、寒い思いをせずに年越しイベントが見られるということで、急遽夜まで粘ってみた。
Times Squareに繋がる7th Ave.を歩いた後、Squareの中心の脇道が時間を過ごしていた辺り。テロ・アラートのせいもあるのか、夕方から地下鉄の駅から街角から警官と警察車両の量が半端でない。意外と平和なのか、粘っていたデリに警官が入ってきちゃあ、携帯いじったり暇そうにしてたけどね。真ん中の通りでは、6時間ぐらい前から寒い思いをした人々が待ち構えているのだが、さすがにテンションも下がり気味。でっかいオレンジ色のハットをDiscovery Ch.が配ったり、音楽流してるけど、寒すぎ。こっちはそれを尻目に、暖かい室内でヌクヌク待ってた。知っていて閉鎖区域内のホテルを取っているのか、周りの面子も皆余裕の振る舞いだった。

意外と年越しの瞬間はあっけなかったけれど、紙吹雪の量は大したもの。写真じゃよく分からないかもしれない。電気仕掛けのボールが年越しの瞬間に落ちるビルが有名らしいが、どれがそうだか最後までよく分からんかった。ガイドブックもちゃんと書いてないし、警官も群集も皆「あっちじゃない、こっちだろう」とお互いいい加減なもの。街中でもよく尋ねられて、こっちも最初何のことかと思った。一緒に年を越した隣の老夫婦は、どうやら移民一世のよう。いい人だったんだが、「俺はポーランド人、かみさんはイタリア人。お前らはどことどこのチャンポンだ?」って聞かれてもね~。「超純粋な日本人」って言っときました。
ベイエリアに暮らしていて、アメリカでも異質に人種構成豊かなんだろうなと思っていたけれど、NYの人達が喋る英語には癖があることがもっと多かった。各国人がそれぞれ街を作ってコミュニティを形成しているので、皆出自を強く持っている様子。運転手が無線や携帯を使っている時は、各国語が飛び交っていたし。アジア系も多いようだが、意外と日本人は比率としては少ない様子。結構な割合で中国人に間違えられた。テロのせいもあってか、日本人観光客も減っているのだろうか、それとも不景気のせいか。
郊外の滞在先へ戻るため、カウントダウン後の帰りを駅まで急いだのだが、警官手際悪すぎ。酔っ払いが街にあふれているし。あちこちを封鎖して一方通行にしているのだが、道の途中で引き返せといったりして、交差点が3すくみ状態に。警官はとにかく「動け」としか言わない中、「何で通さないんだ!」という雰囲気になってきて、ちょっと暴動の予感も漂う感じに。何とか抜け出して、駅に辿り着いたので良かった良かった。TVで「新年初のNYPD新人就任式で、歴史上最多比率の女性警官が誕生した」とやっていたが、確かに女性警官(しかも若い)が多かった。というか、警官の数が尋常でなかったわけだが。
東京という街が美術や音楽を楽しむのには世界的にトップの場所であるのと同様、NYという街もそういう方面こそ最も強みを発揮する場所。美術館もMetしか行けなかったが、MOMA、Whitney、Guggenheimの所有作品は美術史の教科書に載るような超有名品ばっかり。音楽の内、オペラ観劇に関しては別のエントリーで書くとして、ジャズを聴きに行った顛末を簡単に。
マンハッタンを南に下った辺りは、治安も少し悪くなるが、芸術家が住んだりしてアーティスティックなエリアになる。何となく夜は怪しい雰囲気(SMグッズの店や刺青屋等々)だが、人がいっぱい歩いているので、まぁOK。アメリカがいいのはコストをかけずに、音楽や演劇が楽しめること。行ったことないけれど、Blue Note Tokyoの値段ご存知ですか?NYの本物Blue Noteだと、値段 数十ドルで良質な音楽が楽しめるんですが。
Blue Noteに30分前に電話をかけて、「席いっぱい空いてるから大丈夫」って確認してから出かけたのだけど、店の前には大行列。「ミスがあって、残りのチケットは数枚」って、「まずは謝れよ」という感じだったが、まぁアメリカってところではこんなの日常茶飯事なので、皆慣れたもの。今度は近くの、こちらも老舗Village Vangurdへ。皆考えることは同じですね。ちょうどチケット売り切れに。傍の黒人さん達は「ここら辺にはジャズ・スポット、まだ数軒あるしな~。」といって闇の中へ。こちらもSmallへ行ってみたが、DJ Nightだったので、近くのArthurs Tavernという店へ。すごく狭いバーの中で、客とミュージシャンがごっちゃになって演奏中。ジャズというよりFunk寄りの選曲で、J.Brownから、J.Hendrixまで。舌でギター弾く真似までしたり、サービス精神満点で、かなり良かった。皆、演奏は文句なしに上手いしね。座れなかったので、立ち見で楽しんだ後、近くのジャズ生演奏のレストランでゆっくり飯食って家路へ。こういうナイトライフもいいもんです。何せ音楽楽しんでもコロナ2本に飯代だけ、安いしね。
先に「日本人をあんまり見なかった」と書いたけれど、やっぱりブランド店が密集する5th Ave.にはいっぱい。あの辺りはウィンドー見るだけで面白いけれど、あんまり立派過ぎる宝石って、度を越すと本物だか偽物だか分からないのでは?という感じでありました。

後は、既に開発がスタートしている"Ground Zero (World Trade Center跡地)"。地下の部分は今鉄道駅と地下鉄駅をつなぐコンコースになって、再開発も進行中。New Yorker達が通常の生活で家路を急いでいる中、観光客も多く訪れていた様子。 周りにはHilton等、きれいなビルも建ち、跡地自体の開発が進めば、被害の爪痕もきれいに消え去ってしまうのかなとも思わされたけれど、横の暗い路地にある小さなビル群は空っぽまま。顧客もいなくなった中小店舗は、爆風の衝撃を受けたビルの手入れも含め、なすすべもない様子。
そういった跡地の脇で、惨事の写真を綴じた写真集を売っている露天商が皮肉だった。さすがに直視に耐えないものがあるが、覗き込んでいる観光客も結構いて、時が経つと人も鈍感になれるのかという感想も。(ちなみにNYの街先では、あとこちで偽ものブランドバックや時計、海賊盤CDやDVDを売っている。風呂敷の上に並べて、警官が来るとトンズラする様子)。TVでは年末の消防署内での暴行事件がニュースになっていたが、街中の消防署には未だに消防士の犠牲者の顔写真が並んでいた。
NYでは地下鉄が有名で、確かに入り組んだ路線がネットワークを形成している。イタリア辺りの地下鉄と比べると、少しきれいになってきた様子。トークン(ゲーセンのコインのように、そこだけで通用する硬貨)よりも磁気カード方式に移行しているようだし。ただし、この機械がポンコツで、読み取ってくれない機械を前に大行列。これもアメリカでは当たり前の光景だが。また、地下鉄とは別にNYには2箇所の鉄道駅があり、郊外からの通勤者の足となっている。
その一つのGrand Centralは20年ぐらい前から巨額を投じて手を入れただけあって、立派な威容。ボランティアによる無料ガイドの説明を聴いてきたけど、線路数では世界一らしい。地下2階にわたり100番台まで続くホームが並んでいる。電光掲示板も壊れてたりして行き先が分からなかったりするのが、これまたアメリカ的。立派なレストランやデパ地下的食品マーケット街も中に入っていて、ビジネスモデルとしても興味深い感じ。ちなみにNYは本当に飯の外れが少なかったという意味で、非常に一般的なアメリカとは違っていた。(普通、アメリカ人の「うまい」というのは当てにならない。飛び込みの店は高い確率で外れ。結局、味覚の信頼できる人の口コミだけが頼り。)
【過去のコメント】
[ポピー] [2004/01/06 17:50] [ MyDoblog ]
blue&goldさん、おかえりなさい。NYの景色、きれいですね。これからゆっくりみさせてもらいますね。
お友達の生家、アパートで35階って・・・。こっちでいうマンションなんでしょうけど、、、さっすがNYって感じです。
[blue&gold02] [2004/01/06 23:54] [ MyDoblog ]
どうも。60年代から建っているらしいです。
[ポピー] [2004/01/06 18:12] [ MyDoblog ]
カウントダウン後も地下鉄が通っているってことは、相当おそくまでやっているんですねぇ。
関係ないですけど、夜景なのに、、、写真。随分綺麗にとれてますねぇ。
[blue&gold02] [2004/01/06 23:55] [ MyDoblog ]
日本と同じで早朝まで走ってましたね。警官もいっぱいなので安心でした。
[ポピー] [2004/01/06 18:17] [ MyDoblog ]
NY、、ご飯美味しかったですかー?わたしは7年ほど前行った時はあんまり美味しかった印象がなかったんだけど・・選んだ店が悪かったのかな。パスタなんかやわらかくてゆるゆるだし、ケーキなんて頼んでもスポンジがごわごわしてて生クリームはザラザラ・・最近は美味しいお店も増えたんでしょうか。
[blue&gold02] [2004/01/07 11:23] [ MyDoblog ]
どういたしましてです。世話になっている郊外の家までの遠い道のりを急いで帰らなくちゃならなかったので、余韻に浸っている余裕が無かったですね~。とにかく寒かったので、アラブの人みたいに顔面をグルグル巻きにしてました。これで暖かいというんだから、雪なんぞ降った日には......
[blue&gold02] [2004/01/06 23:57] [ MyDoblog ]
もしかしたら、味覚がアメリカ人化しているかもしれませんね。ケーキは大抵駄目なので、期待しないですね。パスタはゆで加減は大抵駄目なので店選びが大変なんですが、NYでは大体OKでした。
[ポピー] [2004/01/07 10:09] [ MyDoblog ]
NYの写真をいろいろありがとうございました。
NYでカウントダウンだなんて素敵だな~。NYってすっごい底力と活気のある街だし、
相当盛り上がったことでしょうね。
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2003.12.28
以前書いたエントリーについてコメントをいただいたのですが、
[MediHen] [2003/12/26 08:27] [ MyDoblog ]
この大量に生産(?)されるツリーですが、
クリスマスが終わった後は、どうなるんでしょう。
全部ゴミとして、消却なのかな。
なんか、もったいないような・・・
僕もいい加減なもので、「専門に回収が来るらしい」という伝え聞き程度で答えてしまっていました。昨日、溜まった郵便物を整理していたところ、ゴミ回収のお知らせ来てるじゃないですか、まったくちゃらんぽらんな......

さて、僕の住んでいる辺りでは1月中に、通常の植物ゴミと一緒に回収してもらえるようです。ちなみに家の辺りでは、普通ゴミ、植物ゴミ、資源ゴミの3通りにゴミが分類されています。植物ゴミってのは庭の手入れで出るゴミってことですね。飾りを外して、通常のゴミ箱(3つのゴミそれぞれに専用の入れ物があります)の横に置いておけばよいとのこと。ということで、当然焼却処分でしょう。う~ん勿体ない。山に行くと、小さい木が生えていて、あ~これツリーになるんだろうな、と思わされることが多々です。
ど派手なイルミネーションが繰り広げられることからも分かる通り、ツリーの飾り付けには結構力が入っているので、皆クリスマスが過ぎても新年明けぐらいまでは飾ってたりします。冬休みでお出かけ、業者もクリスマス休暇ということもあるんだろうけれど。だから回収も1月ということのようですね。
ちょっと面白かったのは、下のリサイクル回収に関する部分。「程度のいいリボン・包装紙は再利用します」とのこと。プレゼント社会のアメリカだから、リボンの使用度合いも高いということなんだろう。日本人だとリサイクルのリボン嫌がりそう。(家でお袋は取っておいて使ってたりしたから、家庭ではリサイクルやっているのだろうけれど。)どうせ欧米人はもらってすぐ包装解いちゃうしね。
【過去のコメント】
[she-no] [2003/12/28 03:01] [ MyDoblog ]
リボンのリサイクルですか。私はあんまり気にしないけどなー。
子供らが幼稚園に通っていた頃は、バザーで売り出すキャンディ・レイ用に、リボンを集めるので、とっておきました。
日本でも、簡易包装が主流になりつつあり、豪華なリボンは、最近目にしなくなったような気がします。
(子供らが通っていた所と)同じ幼稚園に通うお子さんをお持ちの方がマンションに何軒かいらっしゃるので、今でもリボンはとっておいて、バザーの時期になると寄付します。
[blue&gold02] [2003/12/28 03:10] [ MyDoblog ]
なるほど時代は変わるってことですね。
でも、ゴミ収集業者が不特定多数から回収したリボンというのには抵抗がある気も。ご近所さんや知り合い、家庭内とかだと全然OKですよね。she-noさんみたいなリサイクル意識高い方が増えているといいな、と思います。
[MediHen] [2003/12/28 22:51] [ MyDoblog ]
すいません。実は、コメントしたのを忘れてました(_o_)。
フォローありがとうございますです。
植物ゴミってのがあるのですね。日本でも、社宅の行事の草刈りの後など、刈った後の草の始末に困ったりしますが、庭の広いアメリカだと、結構なカサなんでしょうね。
個別に集めてくれるというのは、いいな。
[blue&gold02] [2004/01/05 12:49] [ MyDoblog ]
日本だと生ゴミなのかな。
米国でも庭仕事とか関係ないウチの場合、無関係なんですけどね。
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2003.12.27
"Law & Order"の話を書いていて、少しこの話をまとめておきたくなったので。
日本同様、アメリカでも家に毎日ダイレクトメールが届くわけだが、中に毎週お定まりでやってくる青と白地の広告葉書がある。間違いなくゴミ箱行きなのではあるが、どうしても毎回ふと目をとめてしまう。表の宛名の脇に必ず"Have You Ever Seen Me?"という欄があって、行方不明の子供が常に2写真ずつ特徴と共に載っているのだ。毎週毎週写真が違うところが空恐ろしいわけだが、時には同一人物の写真が載っていたりする。行方不明になった当時の写真、そしてCG合成による現在成長していたらそうなっているであろう顔写真。行方不明当時の写真は既に10~15年前のものであることも少なくない。見ているといつもやるせない気持ちになる。
日本でも最近、ローカル・コミュニティの絆の崩壊に伴って急激に幼児誘拐事件が増えて来ているようだが、やはりアメリカの場合、その比でもないぐらいにとてつもない人数が消えて行っている。映画「ブレーキダウン」の例や数ヶ月前に話題になったワシントン州(カリフォルニアの隣の隣)の連続娼婦殺人の例を引くまでもなく、成人ですら広大な土地の中に消えて行っているのだから。
日本にいた頃も、Soul AsylumというバンドがRunaway Trainという名曲で行方不明の子供達の写真を延々と写し続けるクリップを作って話題になっていたりしたので知ってはいたのだが、やはりこちらに来てからはもう少し切実なものを肌に感じる。(ちなみに、近所ではあの有名なMissing Children達の写真が印刷された牛乳パックを見たことがない。あれは地方が限られたものなのだろうか。)
数ヶ月おきに起こるベイエリアの街、RichmondやOaklandでの銃撃戦巻き添えによる子供の死亡も悲しい話なのだが、この行方不明の子供達の場合、底の無い暗がりを感じさせられる。西海岸を離れた旅先で盗難に逢った時、地元のシェリフの元へ届けを出しに行ったのだが、やはりオフィスには行方不明者の貼り紙が沢山。ドライブ途中の骨休めのために立ち寄ったに過ぎない田舎町だったが、近隣の各地から集まる捜査要請の貼り紙は重なり合って相当な数になっていた。
また、中部の州で、演劇とヨットマリーナが観光資源のこじんまりとした町に立ち寄ったのだが、あちこちの小洒落たカフェの店先に判で押したように新聞記事が貼ってある。半ページほどのそのローカル新聞の切り抜きを読んでみたところ、その町出身の男が刑務所の出入りを繰り返した挙句、再度隣町で銀行を襲撃。殺人を犯し逃走したのだが、その際に離婚した妻の元に立ち寄り、子供を誘拐。そのまま山に逃げ込んだらしく、半年か1年経つが行方が分からない、といった記事だった。
行方不明の子供達については、性犯罪者の線が濃厚な場合も多いのだが、離婚社会のアメリカ、こういった養育権絡みの話も少なくないらしい。記事によると、犯人の男はベトナム戦争従軍で精神的におかしくなったらしく、その後転落の人生を歩んだということになっていた。澄み切った青空と自然の下、こんな田舎町にも闇が潜んでいるのか、と考えさせられた一時だった。
参考サイト: National Center for Missing & Exploited Childrenのサイト
【過去のコメント】
[tess] [2003/12/27 02:06] [ MyDoblog ]
こんばんは、でよろしいでしょうか。
かつて、米国商務省観光局と仕事での付き合いがあって、いろいろ得がたい体験をさせていただきました。もちろん住んだことがあるわけではないのですが、私が感じたのは、アメリカは・・・と語ることの無意味さと、blue&gold02さんがおっしゃるような闇でした。他人から見ると、その闇は深くて、多様で、耐え切れないほどなのですが、やはりなんとなく折り合いというものがあって。
間違って、黒人居住区に入り込んでしまった、南部の州政府の女性スタッフの慌てぶり、そしてそこで感じたある種の恐怖感。
ほんとにアメリカはぼくにとっては不思議な、そして魅力的なところです。
これからものぞきに来ます。よろしくお願いします。
[blue&gold02] [2003/12/27 03:10] [ MyDoblog ]
えぇっと、日本では「おはようございます」ですか。
海外とのビジネス上のやり取りは興味深そうですね。僕にはほとんどそういう経験が無いものでして。
机にかじりついているような生活なので、書くことも細い窓から覗いているに過ぎないようなレベルですが、異国・異文化の光景というのはいろいろと勉強になるなぁ、と一人よがりしてます。
かなりくだらないことも書くので、そういうエントリーはスルーしていただくとして、こちらこそ今後ともよろしくお願いします。
[blue&gold02] [2003/12/27 03:21] [ MyDoblog ]
混乱して間違いました。
日本:「こんばんは」
アメリカ:「お早うございます」
ですね。失礼しました。↑
[MediHen] [2003/12/28 23:01] [ MyDoblog ]
牛乳パックについてる写真、という奴ですね。イヤな話です。
一方、日本でも「拉致」やら「監禁」なんていうイヤな言葉が日常化しつつあるような感じで不気味です。
私の住んでいるところは普通の住宅街ですが、
夕方になったら娘を一人で犬の散歩に出せない雰囲気になってしまっており、悲しいです。
[blue&gold02] [2004/01/05 17:03] [ MyDoblog ]
洒落にならないですよね、誘拐。
日本でも急に目立ち始めた気がしますが、何か背景にあるのかと思わされます。
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2003.12.22
【過去のTB元】 [カリフォルニアに居た頃の話 3]
Doblog界の重鎮な方々が書かれているので、僕がまた書くのも何だと思うが、幾つか体験談があるのでまとめ書きを。
まず、ポピーさん、Newellさんが書かれている通り、牛肉の米国持ち込みは禁止。小包で郵送しても、かなりの率で抜かれる。レトルトのカレーとかも抜かれるので、税関よく仕事してますねぇといった感じ。後は、薬品、化粧品も駄目だったはず。ヨーロッパにいた友人によるとオランダの方がもっと厳しかったようで、一時期を境にかなりの食料品が軒並みアウトに。日本の食材が手に入らない日本人コミュニティの間では、味噌と豆腐の手作りが広まったとか。僕の場合、そこまでして食べたいとは思わないけれど。
後は、入国審査。911のおかげで、特に学生ビザ・ホルダーは割を食らっている。最近は空港の審査場所でも必ず別室へ。最初は何か睨まれたのかドキドキしたけれど、留学生は皆別室送りということのよう。他にも今年初からI-20というパスポートの次に大事な留学生用証明書が一新、全部電子データ管理されるということで、留学生オフィスは事務処理能力がオーバーフローして大パニックになっていた。
妻には学生の配偶者用ビザというステータスがあるのだが、最初の渡米時には問題なく入国。ところが、次に弔事で妻だけ日本へ一時帰国した後、米国への入国で足止めを食らった。仕事の能率悪そうな事務官が延々3時間か4時間足止めして取り調べ。通訳もついて質疑応答の記録が書面に残る、正に「取調べ」といった感じ。何のことはなく、どうやら「学生そのもの」のビザが発行されていたらしく、しかもたった一箇所のタイプミスなんだが。幸い入国でき、その後たまたま日本にもう一度戻る予定があったので、東京の米国大使館で再発行してもらえたから良かったけれど。
自分らの初歩的ミスなのに、大使館もかなり態度悪かった。名前や年齢、学校名等のミスは日常茶飯事なので自分でもチェックしたんだけど、さすがにそこの表記は配偶者側のものを書くものだと思い込んで気付かなかった。(アメリカの事務処理のひどさについては、その内書く予定。)ビザなんてみるの初めてだったし。大体最初の入国時に審査官見逃してんじゃん。
これだけだとつまらん小話なので、ベイエリアから車で延々陸路で北上してカナダへ出国、その後再入国した際の話を書いておこう。

まずは入国審査を待つ車の列また列。仕事等で行き来している車用には別レーンがあるけれど、休日ならば観光客は待たされること1時間あまり。何度も行き来している慣れきった面々は、ドライバーを残してショッピングやトイレ休憩に向かっていた。最近はテロの対象になりそうな有名観光地でもそうだが、ドライバーに対し尋ねられる最初の質問の内に
「あなたは爆発物等を車内に積んでいますか?」
というのがある。規則なんだろうけど、ハイと答えるテロリストもいないだろうにね、といつも思う。後は「銃器」についても尋ねられる。こちらは、アメリカでは所有が珍しくないからしょうがないと言えばしょうがないが。
カナダとメキシコはアメリカに対しても特別な位置づけの国なので、合法的米国滞在者ならば観光目的で30日以内特別な申請無しに往来できる。もちろんここで書いているように、入国審査はあるのだが。米加の境界線、つまり国境をある程度越えてしまった側に入国審査の検問があり、これが良好な両国間の関係を表している。

最後に米→加側国境にある看板。カナダはkm表記だが、アメリカはご存知の通りmile表記。傲慢なアメリカらしく、唯一国際標準の単位系を使わない先進国。こんな駄洒落看板立ててないでちゃんとして欲しいものだが、最近アメリカでも表記が併記になって来ているのは、遠い将来に動きがあるということなのだろうか。
以上、カナダの出入国のお話。ちなみに、この時もカナダ側で車を降りて別室送りになった。学生は肩身が狭いんですよ、全く。
【過去のコメント】
[Newell] [2003/12/22 15:41] [ MyDoblog ]
学生さんは入国が大変なんですね。
SSNは持てるんですか?
ところで、サンフランシスコが停電のようですが、blue&gold02さんのところはどうですか?
[blue&gold02] [2003/12/22 15:52] [ MyDoblog ]
停電、家の辺りは大丈夫ですね。(元々瞬電等は絶えませんが。)僕も家に篭りっきりだったので、TVで見て一日遅れで知りました。
SSNについては難儀でしたね。ちょうど渡米した頃に大学当局とSSオフィスの方針が二転三転して。全くいい年したテロリストは学生身分なんか偽らんで欲しいです。学生は皆、各国から真剣に勉強しに来ているんだから。(と、ここで怒っても仕方がないのでありますが。)
[ポピー] [2003/12/27 00:07] [ MyDoblog ]
トラックバックありがとうございま~す。ちなみに私が入国審査を受けていた頃はまだ、911の前の頃でした。きっと911があってからだったら、私の入国は難しかったかもしれませんね。よくよく考えると怪しかったかも・・・。
[blue&gold02] [2003/12/27 02:30] [ MyDoblog ]
おっとお帰りなさい。どういたしまして。
妙齢の独身女性は「ネイティブとの結婚狙いか?」という感じで、昔からビザ発給時も厳しいようですよ。
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看病の関係で細切れ睡眠が続いたので、合間には本を読んだり、テレビをボーっと眺めたり。で、意外と物を知らないものなので、変なことが気になったりする性格。
おそらく愛猫家には常識なのかもしれないけれど、テレビでやっていた「猫用全自動トイレ」に少し受けた。どうやら砂場から猫が出て行くと、櫛みたいのが出て来て自動的にモノを掬い取り収納する仕組み。これを見て、欧米マスコミがよく取り上げる日本のウォシュレットの話を思い出した。「こんなことまで自動とは、日本人の考えるハイテクって...」。似たもんなような気がするけど、まぁ臭い物の処理は誰しも嫌だということだろうか。
ちなみにアメリカは家の広さもあって、日本に比べたらペット天国。イギリスとかの方がペット熱は高い印象があったけれど、まぁアメリカもそこそこ。よく駐車場に犬だけ乗った車が泊まっているし、街中でも犬が首を出した車が走っている。キャンパスでも、飼い主がよく棒・フリスビー投げやってるし。ショッピング・モールにも、PetCo等のペット専門スーパーが入っている。ドットコム・バブル期にはpet.com(ペット用餌宅配サービス)みたいなのが泡のように現れて消えたけれど、普通にやっていれば結構なビジネスになる市場のようだ。
動物は好きだけど飼えるような環境にない私にとって、ペット産業は未知のエリア。調べてみたら、この製品、日本にも輸入しているし使っている人もいる様子。う~ん、愛猫家恐るべし。
しかし、何で機材の図体がこんなにも馬鹿でかいのだろう、特に駆動部の仰々しさが目に付くなぁ、と思っていたら、案の定使えない模様。故障・不具合多々で皆さんお怒りのご様子。
苦情等々にまつわる投稿サイト
確かにこれで$100超はちょっと。メーカーもペット好きは金にも糸目つけないだろうと踏んでいるのだろうか。
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ひ弱なようでいて意外と丈夫な夫婦だったりするので、アメリカに来て2年目ながら医者にかかったことはまだ2回ぐらい。なのであんまり詳しくないのだが、個人的な体験談を中心に書いておこう。
こちらの医者にかかる場合、アポイントメントを取らなければならない。内科だろうが日本の歯医者と同じような感じ。飛び込みでも見てもらえるのかもしれないが、通常、急を要する場合は「救急車をお呼びください」と言われる。込み合っている場合、「予約が取れるのは1ヵ月後です」とか平気で言うのだが、そもそも病気なんだからねぇ。慢性でもない限りそんなに経ったら医者に会う必要なくなってるだろう、と言いたくなる。待合室も何か和気あいあいゲラゲラ笑って喋っているのはいいんだか悪いんだか。
医者の住み分けも、何かあったときにかかるホームドクター、もう少し専門的に見る必要がある場合の病院、といった感じで、これは日本でも多少似たような感じだろうか。今回かかった医者は、5~6人の医者が集まって開業している医療センターのようなところ。機材・事務員等を共有できるので、経営的な観点からすると合理的なスタイル。アメリカにも多いのだろうか。ふと思ったのは、日本にこういうスタイルはあまり無いかなということ。開業医は世襲的なところもあるし、会計のマジック等々、逆に合体する必要性を感じないせいだろうか。
ちなみに今話題のインフルエンザ、近所ではどうやらまだ流行っていないらしい(医者談)。TVでは「大学生死亡」「小学生死亡」「ワクチン大不足」等々連日ニュースになっているが、記録的な寒さの東海岸・中部の方がやっぱりひどいようだ。
アメリカの医療において一番ポイントになるのは何といっても保険。日本と違って様々な民間保険があって、保障する内容から、かかることのできる医者・病院まで天地の差なので、どこへ行ってもまず尋ねられるのは「保険の形式は?あと、保険カードを見せて」。うちの場合、自分は大学の学生保険、かみさんは海外滞在者用の傷害保険なので、後者の保険はどちらかと言えばアメリカ社会ではイレギュラー。ちなみに救急車で運ばれても、料金請求は来るし保険共々必要になる。地獄の沙汰も金、というか保険次第。
医者の処方箋を持って、薬局で薬を買う場合も「保険、保険」。こちらではスーパーに薬局がついていることも多く、場所によってはドライブスルーもある。銀行だってドライブスルーが普通な車社会アメリカですからねぇ。
どこでも売っている風邪薬で有名なのはTylenolとAdvil辺りになるだろうか。日本の売薬より強めのようで(特にAdvil)、かみさんも胃をやられたようだ。基本的にアメリカ人の体に合わせているので薬の作用は強めのようだが、Tylenol等通常量の倍を流し込むアメリカ人もいるとか。こちとらは薬によっては半分にしたりするのにねぇ。今回、医者から処方してもらった薬もかなり強いようで、うちのかみさん、極彩色の幻覚が見えたとか言ってました。ちょっと怖いので、もう服用をやめておりますが。
どうでもいい話としては、医者用の体温計。スピードガンみたいな奴で、耳で計るのでちょっと興味深かった。日本でも赤ちゃんとか耳で測るようだけど、それにしてもこっちの奴はあんな一瞬で測るのにどんなセンサを使っているのだろうか。後は、医者にかかる前にちゃんと体重を量るのも、2箇所の病院で一緒だった。細かい決まりについては、アメリカの方がちゃんと原則に基づいた診療をやっていそう。訴訟社会だし、医療に関していえば日本より明らかに先進国だから。
【過去のコメント】
[wolfy] [2003/12/22 07:15] [ MyDoblog ]
Tylenol(アセトアミノフェン)に関してはUS4,000mg/dayに対して日本3,600mg/day。Advil(イブプロフェン)は1,200mg/dayに対して600mg/dayですね。通常薬物の用量は、本当は体重も検討する必要があるので、USの8割見当で良いのではないか、と言う声もあるようですが、人種によって薬効も違うので、一概には言えない様です。日本人には Tylenol Flu が良く効くみたいですね。
[blue&gold02] [2003/12/22 07:57] [ MyDoblog ]
お詳しい!有用な情報ありがとうございます。
Advilの方、やっぱり日本人には強いんですね。でも、ジェル状カプセルだと割ったりできないのが困ったものです。
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2003.12.13
【過去のTB元】 [ゴミ出し]
直接TrackBack元の記事につながるわけではないのだが、かなり関係ある話題でもあるので、資料ということにしてTrackBack! ちなみに我が家には古いボロ家なので、ディスポーザー(ガベッジ・コンプレッサー)も自動皿洗い機も付いていない。これはアメリカでも珍しいことで、おかげさまで、かみさんもブーイングし続ける中、旦那も準自動皿洗い機と化すのであります。(どうやら古い家が多いエリアだかららしい。)
さて、CO2削減目標の設定に対し、先進国で唯一席を蹴った京都議定書の話を引くまでもなく、アメリカはエコロジー後進国。欧米という括りで、エコ先進国のドイツ等欧州諸国辺りと一緒のイメージを持ってしまうとガッカリ来る。人口に対し広大な国土があるから、多少の害毒も全部どっかに消えてくれているだけ。日本より遅れていると言える。そのことをこちらの日常生活で感じさせてくれるのは、以下の3点。
まずはゴミ。Newellさんが指摘しているように、形式上は分別制度があり、リサイクル業者がごみ収集業者とは別にやって来る。通常ゴミ、資源ごみ、植物ゴミの3種別。しかし、日本の各地のゴミ分別制度と違い、「リサイクル側に出すのは自由、でも通常ゴミ側に何を出してもいいですよ」という決まり。これじゃあ、低きに流れる人間達、絶対面倒な細かい分別までやりませんよね。(ここのご近所さんは結構意識が高いようではある。)
映画「ボーリング・フォー・コロンバイン」のM.ムーアによる前著「アホで間抜けなアメリカ白人」には、「リサイクル業者をつけて行ってみたら、結局普通のゴミに混ぜて処理していた」という話があった。まぁ、それは極端な例だけど、僕の住んでいるところは市の境界線で、見ていると市境で業者も回収方法も違う。市の規模から考えて、あの程度の資源回収で元が取れたり資源になったりするのか、いつも疑問が頭をよぎったりするのだ。
2点めはこれまたM.ムーアも触れている車の話。こちらのSUVはとにかく馬鹿でかい。日本人が思い浮かべるパジェロ等の4駆など目じゃないほど大きい。最近まで日本メーカーを差し置いて、ビッグ3が唯一北米市場で圧倒していたのが、このSUV市場。その理由は明白。アメ車のSUVとは、トラックのシャーシに乗用車のボディを乗っけただけなのである。つまり、市場の冷え込みに伴い、元々トラックの生産ラインだったところを改修し、生産を始めて売れたのがSUV。対して、日本はトラック用のラインを持っている自動車メーカーはわずか。だから、日本が生産体勢を整える間もなく、米国メーカーが市場を支配できたわけ。(最近、日本勢の攻勢が始まり、アメリカのメーカーもピンチに。)
ということで、アメリカの4駆はいわばトラックのようなものなのである。でかい排気量でバーバー排気ガスを撒き散らす。TV広告を見ていると、そんな車で渓流や森林を平気で走っている。アメリカの国立公園は、どこでもしっかりした道が走っていて、車でポイントポイントまで入り込める。キャンピングカーやボートを引っ張ったピックアップ等が本当に大量に走っている、ばかでかい図体で。
ヨセミテ辺りではやっと自家用車の進入規制の話が出てきたようだが、日本の上高地等の様子を知っている身には「それでいいのかよ」と思えてしまう。進歩的なベイエリアですら、街中で低公害排気ガスのバス(触媒を積んでいるよう)が走り始めたのがつい最近。話題になっているぐらいだから。
最後に気になるのが、トイレ。アメリカでは男性でハンカチを持ち歩いていないような人間、結構いる気がする。(話は逸れるが、ローカルTVで「地元の人間にアンケートを取ったら、用を足した後に手を洗う男性は女性の30~40%だった」とかいう話をやっていた。うぅ~バッチい。)
一つの理由が、トイレにはほぼ確実に手拭き紙があるから。再生紙なんだろうが、トイレットペーパー並みに必ずと言っていいほど存在する。日本のような回転式のタオルもレアな存在。それで、皆、これをバカバカ使う。アメリカのトイレは汚いことが多いが、一つにはこの紙も大きな理由。皆、その手拭き紙を使ってポイだから、ゴミが結構なペースで出る。でも、掃除する人が来るペースなど多くて1日1回だから、ゴミの出る量に大抵追いつかない。それでゴミ箱から手拭き紙があふれるのが、よく見る光景になる。そういう風景を見ると、いつも何か憂鬱になる。スーパーでは「プラスティックの袋、それとも紙袋?」とか聞いたりする風習もあることはあるのだが。(でも、やっぱりヨーロッパみたいに、自前の買い物袋の利用という発想は少ないようだ。その点は日本もまだまだだけど。)
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2003.12.11
あまり気持ちのよくない話題が続いてしまったので、ここらで和やかな写真を一つ。

こちらの近所にはリスが日本の猫並みにいる。特に、隣の裏庭からリンゴの木が垂れ下がっているので、勉強していてふと目を上げるとよく現れている。いつどこで見ても、食い物を探しているか食べているか。うらやましい生活だ。
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2003.12.10
えぇ私もイヤなんですが、虫。昨日の内容に興味深いコメントを幾つかいただいたもので、嫌々ながらちょっとまとめておこうと思いまして。しかし、子供の頃って、平気に素手で虫触ってたけれど、大人になると何で駄目になるのかしらん。
さて、前文では「今の家にはアリとクモが多々出没するが、まだまだ可愛いものだ。」と余裕をかましていた私ですが、どうやら両者ともアメリカにはヤバイ奴らがいるようです。
まず、クモ。Newellさん曰く
「オレンジの線があるやつ。ガレージなんかによくいます。」
この"Black Widow(黒後家蜘蛛)というのは毒持ちで有名なんですが、ご近所に生息しているとは知らなんだ。カマキリのように雌が雄を食い殺す習性から悪女の代名詞として頻出するのですが、実物は未見。映画の題名にもあったかな。後はアシモフの古典推理小説リバイバルの佳品の題名とかね。最近の死亡例は余り無いとか。ちょっと安心。
ついでにちょっとサイトで調べてみたら、写真のサイトに。ギョッとします。でも、実は折り紙なんです。折った奴を隣の同僚の席にそっと置いておけば、飛び上がること間違いなしです。でも、一言言っていいですか?

「もっと可愛いもの折ってください。お願いだから。」
どうやら、クモ・マニアのサイトらしくて、他にもクモにまつわる記事がいっぱい...たまらん。
続いてアリ。MediHenさんからのコメント。
「噛まれると大変らしく、幼稚園の周辺に巣が発見されたりするとローカル新聞ネタになる、という話でした。」
Black Widowに続き、恐ろしい名前"Fire Ant"。何か怪獣の紹介みたいです。さて、少し調べてみました。確かにOrange County(南カリフォルニア)にそういう話があるようです。その名もずばり"OCFAA(Orange County Fire Ant Authority)"という団体が警告のサイトを持っていました。
OCFAAのサイト
噛まれると痛みを伴い数日間腫れ上がるようです。基本的には南米から入ってきたようで、Texas A&M大が研究・教育のプログラムを持っています。その中の分布図が2番目の図表。2000年までの統計しかないのですが、どうやら北部カリフォルニアには到達していない模様。ほっと一安心。

さて、面白い話をいただいたついでに、「奴らにはかなり嫌な思い出あり」と書いたままボツにしようと思っていた、個人的な小ネタをまとめておきましょう。まずは、百足。
定かでない知識ですが、奴らは胴体をぶった切っても神経系統が機能しているので動き回るとか。当然、消化器系統は切れるのでそのまま生きるわけではないよというのは朗報。昔、風呂場にでっかいのが出て、椅子で叩き切ったけれど、3つに分かれても逃げて行きました。生命力に脱帽です。
やっぱり昔、家で鈴虫を飼っていたのですが、ある日水槽の中の餌等を取り替えようとした瞬間に奴が乱入。手で取るわけにもいかないし困っている間、水槽内の鈴虫は大パニック、地獄絵図でした。奴は肉食獣なんだと思い知らされましたね。
続いて、ゴッキー。
ご存知の通り、奴らは飛びます。子供の頃、夜、家族で川の字になり電気を消してテレビを見るのが習慣でしたが、パタパタパタっとね。カナブンとかだと思って見ると...007のボンドガールの顔に止まりやがったりするわけですよ。オェ。
最悪のトラウマが、朝、昨晩の残りの味噌汁を沸かし直して食べていると、煮詰まった具の底から...(放送自粛)。これは本当にキツかったです、8割方食した後でしたし。皆さん、鍋のフタは隙間無くちゃんと締めましょうね。
映画「燃える昆虫軍団」「クリープショー」に奴らはえげつなく登場します。そんなもの見たくないのに、紹介番組とかスチール写真で見せられてしまいました。駄目な人はこの2つの名前を避けるようにご忠告させていただきます。後はゲーム「バイオハザード2」。奴らのうごめく土管を走り抜けなければならないシーンがあります。もう、ゲーム内だけど「カール・ルイスかよ」ってくらいに走り抜けてました。他にも昔PCのゲームで「目覚めたら自分がゴッキーになっていた、人間に戻るために家の中を這いずり回りましょう、なアドベンチャー・ゲーム」ってのがありましたねぇ。バッド・テイストにもほどがあるってもんですよ、アメリカ製だったけど。でも、ある意味究極の悪夢だよな~。ザムザ氏も真っ青です。
よく「高層階にどうやって入り込むんだろう?」という疑問を聞きますが、私は知ってます。一つには下水管とかあるようだけど、何度か目撃したのは「窓の横に張り付いて開くのを待つ」作戦。セミよろしく外壁にへばりついてジッと待っていたりするので、夏にはご注意を。
さて、嫌がらせのように続けてしまいましたが、もう一つ。知り合いが昔、所属していたロボット系の研究室で、素早く動く小型の機構を開発しようということで奴らを飼って観察・分析等させられていました。薬品会社でも飼っていたりするそうだけど、私ならば言わせてもらいます。
「たとえ2倍の給料出すと言われても御免こうむります。」
最後に、悪趣味大魔王な監督、P.バーホーベンの映画「スターシップ・トゥルーパーズ」から引用。
「いいか諸君。いい虫とは......死んだ虫だけなのだ!」
【過去のコメント】
[MediHen] [2003/12/11 19:29] [ MyDoblog ]
blue&gold02さん、
Fire Antについて、フォローありがとうございます。
Orange Countyで発見されたのは98年のようですが、私が話を聞いたのは、ちょうど、このアリが見つかって騒ぎになっていたころ、ということのようです。
しかし、落ちが「スターシップ・トゥルーパーズ」...笑わせていただきました。
[blue&gold02] [2003/12/11 23:12] [ MyDoblog ]
どういたしまして、おもしろい話でしたので。
地図をよく見ると、もうこちらの近所にも到達しているのかもしれないですね。アメリカでの広がり方と伝達経路を見ていると、日本にやって来る日も遠くないかも?
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黒光りしてカサカサ走り回る憎っき輩、ゴッキーは北カリフォルニアにはいない様子。これは大変喜ばしいことであります。映画とか見ると、日本のより、かなりボリューム感ある輩が出てきたりするけれど、西海岸に来てから一度も見たことがない。海峡と寒さが邪魔する北海道のように、乾燥した気候が幸いするのだろうか?さすがに奴らも、平原を越えて砂漠を越えて山脈を越えては、やって来れないのだろうか?
子供の頃住んでいた辺りが山に近かったもので、奴らとムカデにはかなり嫌な思い出あり。でっかいムカデとかポテって落ちてくるからね、天井から。一度なんて、靴履いて右足がきついなぁと思ったら、ムカデが爪先にとぐろ巻いて入ってたことがある。それ見た瞬間、10m先まで靴が宙を舞ったけれど。
さて、そうした虫虫の恐怖はこちらではほぼ無い。その代わりと言っては何だが、我が家にはアリとクモが多々出没する。まぁ上記の奴らに比べれば、可愛いものだ。アリゾナにいる知り合いなんて、1階には住まないと言っていた。何故なら、サソリさんがやって来るから。
アリに関しては、軍隊アリとかの空恐ろしい種類ではないので幸いだが、近所では結構な悩みの種。日本と違って住宅地にもそこそこ緑があるので、屋内に上がり込んでくるのだ。特に、サンフランシスコ周辺では冬が軽い梅雨状態なので、ぞろぞろ家の中でゴッツンコ状態。住んでいる界隈には古い建物が多いこと、地震の多い土地柄でもあり木造の家屋が多いことで(これはアメリカにしては少し珍しい)隙間があるので、入って来やすいようだ。ボロイ住居ということも当然あるのだが。

この写真のような強力なスプレーもあって(日本のゴキ用スプレーより臭いも強烈)瞬殺できるのだが、一番困る食卓では使えない。尻から物質を出しながら行列を作る筈なので熱湯かけて殺して後をふき取ってみても、まだ出てくる。結構なイタチごっこ。日本から取り寄せた「アリの巣コロリ」の効きめはいいのだけれど、消えるまで2~3日かかるんだよなぁ。ということで、冬の日の悩みの種です。目を離すと、甘いもの等にびっしり黒々うごめいてたりするので。
そんなこんなでアリを観察することも多いのだが、何故か扉の隙間とかにたかっていることが多い。後は、電気のコンセントの辺り。狭い所への執着心か、冬には暖かいところを好むのか(これが主要因に思える)。「働きアリの10%は常に働かない」らしいから、サボっているのだろうか。体育館の裏にたむろする高校生のように。
【過去のトラックバック】
半島の荒鷲作戦
【過去のコメント】
[wolfy] [2003/12/09 11:53] [ MyDoblog ]
ゴッキー、いますよ。LAとかアナハイムまで下りれば、ファミレスのゴミ置きで蠢いてる奴が…。
店の中で出ると、USだったら大問題になるので、ペストコントロールが行き届いているから見ないだけかも知れないっす。
[blue&gold02] [2003/12/09 12:53] [ MyDoblog ]
了解しました。ありがとうございます、本文に訂正入れときますね。南にはいるんですね。北カリフォルニアでもチャイナ・タウン辺りあやしいなと思ってますが、どうなんでしょうね。う~ん、どっちにせよ想像したくないです、蠢いている奴ら。
[Newell] [2003/12/09 15:01] [ MyDoblog ]
ゴッキー、うちもいません。見たことないです。
アリは苦労します。特に雨季は。まわりの人の話を聞くと、まだ我が家はマシな方みたいです。まあ
気にしないのが一番ですね。
クモは、ブラックウィドウっていう奴が、毒を持っているので注意してください。オレンジの線があるやつ。ガレージなんかによくいます。
[blue&gold02] [2003/12/09 15:18] [ MyDoblog ]
悪名高い「黒後家蜘蛛」ってベイエリアにいるんですか!知りませんでした。貴重なアドバイスありがとうございます。
[MediHen] [2003/12/09 18:38] [ MyDoblog ]
オレンジ・カウンティ(町で言えばIrvine)の会社に出入りしていた時、”この辺には、Fire Antという怖いアリがいるんだ"と言われました。
噛まれると大変らしく、幼稚園の周辺に巣が発見されたりするとローカル新聞ネタになる、という話だったのですが、北カリフォルニアにもこういうアリはいますでしょうか。
そもそも、”ローカル新聞ネタ”というのの重大度もよくわかりませんが。
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2003.12.09
タイトル通り。結論から言うと、どうもそういうサイトは無さそう。大抵、旅行記録の中で写真を撮るか、建築・都市工学関係の資料的な写真。日本だと有名なサイトがいっぱいあるけれど。
一例: 廃墟Explorer
考えてみれば、日本でも廃墟=「ヤンキーな人たち(米国人ではない)のたまり場」だけど、アメリカで廃墟なんてあったら犯罪の温床。まともな人は危険で近づけないので、そういう趣味の人も生まれないのだろう。ブロンクス出身の写真家のページにそういう写真が幾つかあったけれど、スラムやゲットーは廃墟好きならヨダレを垂らして喜びそうな所。でも、行けないですよ、住民以外。
個人的には廃墟フェチ、共感できるところもあるんだが。小さい頃に横浜根岸の立ち入り禁止エリア、米国居住地の向こうにある「根岸競馬場」の巨大な廃墟見て「行きて~」とか思ってましたからね。
さて、尻つぼみな内容ではありますが、お詫びにちょっとした写真でも付けておきましょう。
写真1. フォート・ポイント

ゴールデン・ゲート・ブリッジのふもとにある歴史的建造物。海上攻撃からサンフランシスコを守るための砦。考えてみれば、アルカトラズも廃墟ですな。
写真2. シアトルの幽霊船

シアトルの湾周辺には、結構過去の産業が廃れた痕跡がある。発電所の廃墟とかも公園になって残っていた。こいつは、湾に浮かぶ引取り手のない廃船。安いらしいです、どなたか買いたい方がいたら、どうぞ。
写真3. 中西部の廃線跡

アメリカでは20世紀初頭まで細かい鉄道網が発展していて、その後、急速に道路網に取って替わられた。だから、廃線が地方の至るところにある。観光地の場合、古い客車を改造してディナー・トレイン等の観光資源にしている。ベイエリア近くのナパでも「ワイン・トレイン」が営業中。
【過去のコメント】
[sakura_ch] [2003/12/11 12:33] [ MyDoblog ]
およそ世の中に「廃墟」趣味などと言うものが存在することを、初めて知りました。
凄い世界!はまりそうです。
Thanks.
[blue&gold02] [2003/12/11 14:00] [ MyDoblog ]
どうも書き込みありがとうございます。
本当にディープな世界ですよね。でも、著名な写真家で、廃墟写真撮っている人とかもいるんですよ。
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日本では女の子がキティちゃんグッズを集めてたりするので、お土産に買ったりすることがある。地方限定の携帯ストラップみたいなの。例えば、静岡県ならば、オレンジ色で蜜柑を持ったキティちゃんとか、緑色でワサビを持ったキティちゃんとか。地方限定味の大箱ポッキーみたいのと同様、最近、結構日本全国どこでもお土産を売っている気がする。
ふと、そういう存在ってアメリカだと何になるのだろうと思った。一番近いのはティースプーンだろうか。柄の部分にその土地土地の絵柄が入っていて、各地のお土産物屋でよく売っている。他におもしろいなと思ったのが、このモノポリー。ヨセミテ国立公園に行ってちょっと驚いたのだが、公園内の店とかで「国立公園モノポリー」を売ってたりする。(こんなでかいものをアウトドア帰りで買って行くところがアメリカン。)観光地お土産物バージョンが結構あるようだ。
各種モノポリーの販売サイト
上記のサイトを見ると分かるのだが、他にも結構バージョンがある。サンフランシスコ近辺では写真のSFジャイアンツ版が置いてある。おもちゃ屋では、キャラクターものも売っていて、スパイダーマン、スヌーピー、ベティブーとかあるようだ。(個人的にはシンプソンズ版、スクビードゥー版が、ちょっと欲しい。)コルベット、ムスタング版とかもあって、どうやらコレクター狙いの観も。ちょっと笑えるのが大学バージョンで、Penn StateやMichiganみたいな名門も出しているようだ。マス目が、Final(期末試験)やMidterm(中間試験)とかだったりするのだろうか。
こういったバージョンは何もアメリカに限ったことではないようで、ヨーロッパ辺りでもいろいろ出回っているようだ。当然、コレクターもいるらしい。
コレクターのサイト
そういえば高校の頃、父親の転勤帰りで転入してきた奴がオマーンのモノポリー持ってたっけ。全部表記がアラビア語で、当然誰も読めないんで適当に遊んだ覚えがあったねぇ。
ところでモノポリーの話を書いたのは、実は少し前のニュースを思い出したから。リンク先の記事はイギリスBBCのものだけど、こちらアメリカでも住んでいる辺りで近辺人権団体からクレームが来たとか、ちっちゃなニュースになっていた。その名も"Gettopoly"。要は黒人さん達のスラム生活をネタにした、モノポリーもどきのゲーム。ニュースでも幾つか中のマス目の文章が引用されていたが、例えばこんな感じ。
「YO、近所のガキども薬中にして儲けたぜ。おめえら、$50よこしな。」
確かにやり過ぎ。
Oakland辺りのリアルな悲惨な生活を知っている人間達にはかなり腹立たしかったようで、おもちゃ屋が取り扱いを止めるべきだと非難ごうごうだった模様。結局、おもちゃ屋も全品商品棚から引き上げたようだった。新聞紙面上で、ゲームの考案者はまた差別的な第2、3弾を考えているとか語ってた。
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2003.12.07
【過去のTB元】 [アメリカンコミックは好きになれない]
昨日書いた内容を、Newellさんにトラックバックしていただき、それをジンさんがトラックバックされて、こちらのへそマンさんがトラックバックなさったので、僕がそれをトラックバックしてみる。輪廻転生完了。何か笑える。
アメリカ人が日本の通勤風景を見てよく一言。「いい大人がみんなコミックなんて読んでいる、日本の知的レベルが云々」。そういう話に日本の似非インテリもどき崩れみたいなのが「そうそう、その通り」とか言う黄金パターンがかつてはあったようだが、今じゃ「ジャパニメーションは国家の主力産業」とか発言してそう。
今では押井守の「攻殻機動隊」(もうすぐ新作がかかるようだが)が映画「Matrix」の元ネタになったという話は有名だが、当時「攻殻機動隊」のビデオが全米売上げチャート1位になった時点で、既にジャパニメーションは受け入れつつあったのだろう。アメリカにいて実感するけれど、アメリカで売れるというのは日本で売れるというのと違って、その手のマニアが飛びついているだけであるのならば、それだけ売れるというのはあり得ないから。ここら辺を特に日本の大物ミュージシャンは分かっておられないようで、全米進出失敗とかなるわけだ。
最近やっと日本の企業もビジネスになると見て、急激にアメリカ市場に色気を出しているようだが、一方でアメリカの作家もジャパニメーション的表現を取り入れ出している。だから、その内、日本のアニメ産業もまた海外にシフトして空洞化するのかな、とも思える今日この頃。作者のクリエイティブな作業を除けば、大半は過酷な肉体作業に通じるものがありますからね、漫画家さんの仕事って。
さて、先のアメリカ人の意見については重大な歴史認識に誤りがある。アメリカのコミックと言えば、普通のイメージは、へそマンさんが挙げているように「スーパーマン」「スパイダーマン」等々。これらの原作が産まれたのは1930年代。「サザエさん」など目じゃなく、かなり前。
参考:スーパーマンを中心としたアメコミの歴史
実際は、その後どうなったか。当時は、アメリカでもやっぱり駅のスタンドで漫画雑誌が売られていて、これが読者層だった。ここは日本の現状と変わらない。だから、先のアメリカ人は自分達の親の世代を馬鹿にしているわけだ。ただし、その後モータリゼーションが進んで、皆自動車通勤になったため、ビジネスが成り立たなくなっていった(運転しながらは、さすがに読めませんからね)。さらに、キッズ向けのホラー・コミックが50年代頃、槍玉に上がり、完全にコミックはアンダーグラウンドにもぐる。
だから、アメリカのそこら辺の時代で育った世代には、コミックというのは一部のマニアが読む本。何か胡散臭い雰囲気のマニア向けコミック・ショップに行かなきゃ買えんのですから。その後、こうした環境下、漫画家達は当然ダークでアブノーマルな方向性を強めるわけだが、時代の変遷に伴って90年代辺りから脚光を浴びてメインストリームにも浮上し出すわけです。ここら辺はアメリカにおけるインディー・ミュージック界と同じような流れ。
例えば、ティム・バートンの映画「バットマン」シリーズ(最初の2作ね)は、そうした漫画家達が書いた暴力的で陰惨な暗~い「バットマン」シリーズに影響を受けている。日本の「殺し屋1」みたいなのをイメージすればよいだろうか。こうした作家群による原作は最近映画化が進んでおり、「フロム・ヘル」「ゴーストワールド」等々。まぁ、みんな骨抜きになっているようですが。アメリカにおける「サザエさん」、"The Simpsons"の原作者ですら、かつてはそうしたアングラ界で書いていたそうです。
だらだら書いたけれど、結論はなし!ま、そんな感じでアメリカ人の漫画・コミックに対する認識の変遷が背後にあるわけです、ジャパニメーションが受け入れられるようになった背景にも。
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アメコミSFと言えば <ワイルド・カード>シリーズ(SF:★★★★)
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2003.12.06
サンフランシスコにはJapan Townという場所がある。実際は、現在ではもう住んでいる日本人はほとんどいないのだが。9月頃にここに買い物に行ったら、たまたまいわゆる「コミケ」らしきものをやっていた。遠巻きに見ていたのだが、おもしろかったので、写真をアップ。日本の実物を知らないので何とも比較できないのだが、「月に変わってお仕置きよ」な人達もいました。

やっぱり高校とかでは日陰者なんだろうな、という気がしたのも確かだが、皆ガタイがいいので仮装した群集がショッピングモールをウロウロしているとギョッとさせられるものが。ホテルに会場もあったようで、エレベータでは普通のアメリカ人の宿泊客が嫌そうな顔になってました。
一方で、ハロウィンとかあるから仮装に対する抵抗は無いんだろうな、とも。ハロウィンでも、結構いい加減な格好(紙かぶって落書きしただけとか)の人が混じって楽しんでいるが、ここでもそういう人達も。アメリカ人は不器用だからねぇ。
【過去のトラックバック】
ジャパニメーション
【過去のコメント】
[デル] [2003/12/06 19:25]
初めまして。
私は数年前にシアトルに留学していました。そこで日本人と親交を深めていた人の多くが日本のアニメが好きな人たちでした。一緒に出かけたとき「月に変わって・・・」のキャラクターのバッジをしている人を見たときは、ちょっと退きました・・・。
私はあまりアニメは見ないのですが、日本人でもガンダムファンとか多いですよね。
[blue&gold02] [2003/12/07 00:40] [ MyDoblog ]
ミュージシャンにも「ラムちゃん」の刺青をしていた人がいました。音楽性とは無関係だったので、まぁ、日本より閉じてない世界なのかもしれませんね。アメリカでも今の学部生ぐらいになると、オタクとか関係なく、普通にジャパニメーションを見てきた世代になりつつあるようです。アジアの学生になると皆、完璧に僕よりも知ってますね。
[えり] [2003/12/07 01:46] [ MyDoblog ]
日本からアメリカを通じて欧州へとANIMEは流れていくんだろうなぁ。
どいつでも、日本のアニメが放送されています。
だけど、友人のドイツ人は「ハイジ」をスイスの国家の広報戦略の一環だと思っていました。(~_~;)
[blue&gold02] [2003/12/07 07:39] [ MyDoblog ]
「アストロボーイ」(鉄腕アトム)とかも、日本のアニメって知らない人が当時いたようだし、「ドラゴンボール」とかも最初は皆日本製と思ってなかったんじゃないのかな。さっき、SNLの再放送で、「マッハGoGo」のパロディ・アニメ「G.クルーニーGoGo」やってました。
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【過去のTB元】 [カリフォルニア州とアメリカ]
サンフランシスコ(以下、SF)周辺のベイエリアに対して、ネイティブも「ここはアメリカではない」「違う惑星のよう」と言う事が多いようだ。まぁ、アメリカ人にとっては、違う州=違う国という意識があって、「アメリカが独立し、各州の代表を集めて国連を作るべきだ」みたいなジョークができるぐらいだから、アメリカ人のdiversity(多様性)に対する認識も甘いとは思うのだが。
まずNY、次にSFという都市の住民の考え方は典型的なアメリカ人のそれではない。SFベイエリアについて取り上げてみれば、理由としてはこんな感じか。
1. 移民(特にアジア系)が多いエリアで、黄黒白が同比率かと思えるくらい。だから、皆、他国の文化に対して比較的に理解と知識を持っている。
2. Stanford やUC Berkeleyといった大学があり、住人の知的レベル・教育水準が平均的に高い。
3. シリコンバレーという世界でも唯一無比(特に先進性)の産業界がある。
4. もともとリベラル指向。
しかしながら、NY、東京に比べるて「都会か?」という面で見劣りすることも確か。伝統という面でも歴史が浅い土地ではあるし。アメリカのコメンディアンの舞台といえば何といってもNYで、TVでコメディアンはしきりに西海岸を馬鹿にする。
「(シュワ知事誕生を受けて)おめでとう、フロリダ州の住民達。これでやっと、君達も2番目にfreakiestな州になったじゃないか。」
かつて会ったニューヨーカーも、そこら辺を指して
「ジェリー・スプリンガー・ショーに出るような奴らは、Coastal Peopleに違いない。もしくは Nevada辺りの住人じゃないの。」
とか言ってました。ちなみにここでも、"Coastal People"ということで、フロリダとカリフォルニアが一括りに。やっぱり「変」というのがキーワードのよう。密かにフロリダと一緒は嫌だと思う心もあり。
ま、広いアメリカ。皆さん、いろいろお国自慢もあるようですが。
【過去のコメント】
[hamaZaki] [2003/12/06 01:32] [ MyDoblog ]
初めてコメントいたします。
私、学生時代をコロラドのボールダーで過してました。
『これぞアメリカ』と思って、友人にそのことを言ったら、「きみねぇ、卒業したら、ニューヨークへ行って来いよ。こことは別世界だから。」とテキサス訛りで言われました。
西と東、南と北、それに、中西部。全部違います。どこが本当のアメリカか。いや、ドコモ本当のアメリカなんでしょう、きっと。
その後、ニューヨークの書店で『テキサス語入門』という変な本を見つけて、大爆笑。今でもあるんでしょうか。
[Newell] [2003/12/06 03:48] [ MyDoblog ]
中西部の人は、訛りは強いですね。最初の頃は、ずいぶんと聞き取るのに苦労した思い出があります。
テキサス語入門。面白そうです。
[Newell] [2003/12/06 03:49] [ MyDoblog ]
あ、間違えました。
中西部じゃなくて、南部訛りです。
中西部は、アメリカらしい発音で、TVキャスターなんかが使っている話し方ですよね。
[blue&gold02] [2003/12/06 12:41] [ MyDoblog ]
あ、hamaZakiさん、はじめまして。書き込みありがとうございます。コロラドだと、冬がきつそうですね。
「テキサス語入門」、日本でいうと「大阪弁入門」?もっと地方って感じで、「鹿児島弁」あたりかな。残念ながら、周りにテキサス州出身の人間がいないので分かりません。どうしてもテキサス州出身っていうと、現大統領のイメージになるけど、喋りも含めて典型とも思えないキャラですしね。
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2003.11.30
かなり前に、日本人の連れと「おいしい」と話題のコーヒー屋へ出かけた。テイクアウトして道端で飲み始めたのだが、結構本格的な味で濃い。おもわず、
「苦ッ!」 「わ~、これかなり苦いよね。」 「苦苦だよ。」
などと言っていた、少し経って、ふと周りを見渡すと、最初から斜め脇にでかい黒人さんがいる。
苦ッ → ニガッ → Nig*er
考えてみるとヤバイではないですか。もう連発しまくり挑発しまくりです。ということで、冷や汗垂らしながら薄目で斜め前方の気配を感じ取る。どうやら、「どこで買ったの?」ってな感じの馬鹿でかいヘッドホンのおかげで、命拾いしたようだ。神様ありがとうございます。
まぁ、こういった言葉は注意力次第だと思うのだが、避けられないものもある。最近のトレンドで、「海」と書いて「マリン」ちゃんとか、「一二三」で「ワルツ」ちゃんみたいな名前が多いらしいが、国際化時代のこれから子供の名前にも注意が必要。
(という以前の問題で、「あの...もう少し考えましょうよ」という感はありますが。「お子さんの名前どうしたの?」「...」、尋ねた友人はどう答えるのだろうか。そもそも、初対面で誰も読めないのは、子供が気の毒な気がする。)
例えば、「鈴木亜久里」の「あぐり」は"ugly(醜い)"。「理穂」の語尾"ho"は、"whore(売春婦)"の俗語と発音が近似。
名前はまだ選べるけれど、苗字の場合、またやっかい。昔、男の先輩に「釜堀(カマホリ)」という苗字がいたが...(ノーコメント)。アメリカでは、「麻生」さんはいじめられるという話を聞いたので、同級生にそのネタを話してみる。
「日本には麻生さんって苗字があってね...」
「ぶひゃひゃひゃ」
笑うの早すぎ。ちなみに、
あそう → アソー → アスホォー → As*hole
です。日本語だと分かりにくいけど、アメリカ人の耳にはほぼ同音のよう。ま、アメリカでは通常ニックネームで呼び合うから、苗字の場合は退避可能。でも、学校だと、最初は先生もフルネームで呼ぶだろうし、かわいそうと言えばかわいそうだ。普通の名前を、父さん母さんありがとう。
【過去のコメント】
[Newell] [2003/11/30 04:37] [ MyDoblog ]
まあ、ベイエリアでしたら、「苦っ!!」の前後に日本語があれば、そう誤解されることもないでしょうけど。見た目がアジアンだったら。
名前に関しては、アメリカでは通称名でかなりの部分までいけますよね。役所の書類にも、普段使っている名前と、本当の名前を書く欄があるのがほとんどだし。私も、普段は日本の名前を使ってません。いちいち、正しい発音を教えるのが面倒なんで、アメリカ名を使ってます。
[blue&gold02] [2003/12/01 00:55] [ MyDoblog ]
知り合いの日本人が混じっている場で、外人に対してニックネームで名乗ったりすると、妙な雰囲気になりますね。人によっては「くす」っとか笑われます。英語モードに切り替わってると、個人的にてらいはないんですけど。
後は、最初そういう場で知り合った日本人はニックネームでしか知らないので、「あれ?あの人何さんって言うんだっけ」とかいうのがよくありますよ。
[chie] [2003/11/30 19:45] [ MyDoblog ]
昔読んだマンガで、タケシタ君が名前を聞かれてそれを紙に書かされてたシーンを思い出しました。
あと、桜井さんが「チェリーと呼んでくれ」といって失笑を買っていた話も^^;
外国に行くことは殆どないけれど、私も普通の名前でよかったとほんとに思います。
[blue&gold02] [2003/11/30 05:34] [ MyDoblog ]
日本にいた頃、自分の苗字に使っていた表記が、パスポートの正規表記と違うので、最初、書類等は少し困りましたね。外人の場合、いろいろなトラブルもあるので、表記を統一した方がいいという話をよく聞きます。
僕もニックネーム・オンリーですね。幸い、子供の頃、うちの母親が叱る時に怒鳴っていた愛称が(この場合、愛称というのだろうか)、イコール、アメリカでも耳にするニックネームなので。ベイエリアですら、最初に「君のこと、どう呼ぼうか?」と聞かれて、ニックネームを答えると、皆ホッとした表情を浮かべることが多いです。日本を知っている人ならば、逆に本名を使いたがる場合もたまにはありますが。
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昨日は、ネイティブの知人の誕生日祝いということで、ジャズのライブに行って来た。英会話力が厳しいもので会話に苦労したが、ライブはなかなかのもので行った甲斐があったな、と。
サンフランシスコにはジャズ・シーンがあるようだが、比較的歴史は浅くて2次大戦後。前に、Oaklandの話で触れたように、海軍基地ができて黒人さんが一気に流れて来た結果、シーンができあがったらしい。元々、大都市なので、ミュージシャンのツアー・コースに入っていたのも幸いしたとか。今回行って来たのは、ベイ・エリアでもっとも有名なジャズ・スポット、Yoshi's。かなり有名なようで、ベイエリアの住民ならばジャズ好き嫌い関係なく、皆知っているようだ。名前の通り、オーナーが日本人なので、「寿司(レストラン)+ジャズ(ハウス)」。ヒップである。
指導教授によると「ベイアリア一おいしい寿司が食べられる」そう。でも、アメリカ人の味覚って当てにならないからな~。前にも近所で一番おいしいと評判の寿司レストランに奮発して行ったんだけど、イマイチでした。日本人の偉い人に連れて行ってもらった郊外の寿司屋の主人曰く、トロとかのいいネタはシリコンバレーのあるSan Jose近辺で上がるそう。日本人、あっちの方が多いからなぁ。ちなみに、その郊外の寿司屋は、移転が決まりかけたショッピング・センターに店が入っているので、他の店は全部閉鎖。映画「ゾンビ」さながら、ゴーストタウン化した有様がすごいところ。最近、家の近くのショッピング・センターも店がどんどんつぶれているけど、そうしてスラム化していくのだろうか。
さて、本題に戻って、Yoshi's。200~300人入る、ジャス・スポットにしては少し大きめの箱。かなり有名な演奏者で、大体一人$30弱だから、かなりお得。(行ったことないけれど、日本のBlue Noteとか見習って欲しいものです。)車で行かないと辛い場所にあるのがネックだが、観光客として行くのならば、日曜の昼、家族向けにやっている回がお勧め。Oaklandにあるのだが、中心地Jack London Squareにあり、駐車場も隣ということでまぁ治安はまだましか。でも、僕らは8:00のチケット取れなくて、10:00スタートの回に行ったので、帰りにヒップホップな黒人さんがいっぱいウロウロしているのには正直言ってビビった。パトカーの量も普通じゃなくて、1ブロック行くとパトカーがいる、という感じ。さすが悪名高いOakland。
出演者Tuck&Pattiに関しては、一緒に行った面子が知っていたので、結構有名な人のようだ。ジャズというかアダルティなR&Bと考えてもいい感じ。ボーカルのおばさんの歌唱力は大したもので、ボイス・パーカッションからバラードから、太い体を揺すってこなしまくる。オリジナルの歌がメインなので、歌詞と曲が少し弱いのでは?と思ったけれど、ギタリストが馬鹿テクで、一人でStevie Wonderの"I Wish"弾いたり、びっくり。一同「宇宙人みたい」と口あんぐり。MCはボーカルに任せっきりで気難しそうなおっさんだなぁ、と思っていたら、真ん中にソロ・ステージがあって、コメディアンばりのトークを見せて大うけ。エンターテイナーですわ。
一緒に行った面子曰く、
「ボーカル、前に見たときより、幅が倍になってるわ。」
「ギター、何あの頭、バッハ?モーツァルト?」 「あれで、モーツァルトとチャネリングしてるんだよ。」
まぁ、彼らのサイトを見てやってください。 ~ Tuck and Pattiのサイト(写真は若い頃のようだ)
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2003.11.29
大学も最後の難関、期末を乗り切れば、長期休暇が待っているということで、学生は皆勉強に追われつつ、休みをどう過ごすか楽しい計画を練っているところ。キャンパスにも格安チケット等の広告が踊り出してきた。
そうした中、学生向けの無料の旅行情報誌が置かれていたので手に取った。特集の"Japan"の文字が目に躍る。ちなみに大学にはVisiting Scholar(一時訪問のお客様的研究員、"Faculty"がその大学本来の教員スタッフ)の日本人は多いが、日本人学生は意外と少ない。まず自分の専攻周辺では、ほぼ見ない。今まで名前を見たのが1回だけ。Visiting Scholarの知り合いは何人かいるのだが。日本ではVisiting Scholarを含めて「留学」と称する場合が多い。が、彼らは大学から給料をもらう人が時々で、基本的には日本での奨学金もしくは所属する会社からの給料をベースに滞在していることが多い。大学に所属して勉強を強いられる学生と違い、もう立派な研究者なので「留学」、特に「留学生」というのはちょっと何かと。「学ぶ」ことには変わりないけれど、能天気な学生と一緒にしたらかわいそうな気がする。
インターンシップ等で「日本へ行きませんか」というプログラムを見る、寄付プログラムに有名企業の冠がある程度というのが、キャンパスでの日本の印象。もちろん、工学では高いレベルの国という認識はあるんだけど。さて、話を戻して、手に取った雑誌。どうやら、LAが本拠地で、ホームページも持っているようだ。
情報誌「StudentTraveler」
中の記事は、筆者が日本に10日間滞在した時の体験談。日本に行ったんだから、京都か鎌倉にでも行けばいいのに、スポーツ観戦がメイン。ま、普通の話じゃ記事にならないのか。メジャーリーグに日本人が増えて、少しはアメリカ人の興味も増して来ているのだろうか?StudentTravelerの記事の筆者は、東京で、野球の日本ハムvsオリックスの試合と相撲の試合を見に行ったようだ。彼の感想によると、
相撲
- 土俵入り等、5分間も儀式が続いた挙句、試合は5秒。がっかりだよ。
- 試合終了後、力士が帰る時、観客と力士を遮るガードも垣根も無くてびっくり。オ・ニール(バスケのスター選手)が出てく時なんて、群集で揉みくちゃだろ。横綱が通ろうとすると、モーゼの十戒よろしく、道がさっと空くんだぜ。
翻訳のトーンは勝手な調子だけど、まぁこんな感じ。自分が国技を生で見たことないので、何とも言えないが(「モーゼの十戒」って表現、英語でも現役で使うんだなぁと妙なところで感心)。考えてみると、アメリカのスポーツ・イベントって幕間もショー、ショー、ショーって感じで、エンタテーメント精神抜群だから、相撲の試合までのタメとか緊張感って評価できないのだろうか。
プロ野球
- 隣の席にいたかわいい女の子に声をかける。片言だけど、意気投合して試合後スタバへ。一言辞典無くしちゃったけど、役に立つもんだ。
- 指揮をとる応援団リーダーの下、皆が揃って応援したのにはビックリさ。選手にもそれぞれ違う応援曲があるんだぜ。
- 皆、ファール・ボールが飛んで来ても、ポカンと見るだけ、争って取ろうとしないんだから驚きだよな。
- ビールを買いに行って大行列に並ぶ必要が無いのはいいねぇ。女の子が売りに来てくれるんだ。$7は高いけど、べっぴんさんだから、その価値あるってもんさ。
さっそくナンパというところが素晴らしいのですが、やっぱり相撲同様日本人のpoliteな応援振りが新鮮なよう。阪神戦とか行けば、印象も変わるのだろうか。パ・リーグのカードだったのが微妙なところで、おとなしい雰囲気も単に人が少ないから、といった気がしないこともない。ヤクルトの傘とか阪神の風船を見て、腰を抜かして欲しかったなぁ。
ちなみに僕も、前に書いたA'sの試合を1回だけ観に行ったのだが、今度は逆に日本人→アメリカの感想例。
- 回が変わる間に、毎回イベントがあってビックリさ。7回には定番の「私を野球場に連れてって」の合唱があるし、他の回も「何たらミネラルウォーター提供、今すぐボトルをかざして振ってください、ビジョンに映ったらプレゼント」「クイズ、今日の観客人数は?」とか。
- 子供連れ多いけど、お父さん試合に熱中しすぎ。皆、Corn Dogとか握り締めて、叫びまくり。子供は横でおとなしく見てるけどね(子供なのに大人だ)。
- 食い物スタンド多すぎ、何十軒あるんだぜ。そりゃ、アメリカ人にはデブが多いってもんさ。
見た試合が投手戦だったこともあるのか、テンポ早すぎてあっという間に終わりでした。ま、日本の試合はダラダラし過ぎだけどね。
この話を書いていて思い出したが、アメリカ人女性にとっても、「アメリカ男って、スポーツ馬鹿」といった感じのようだ。テレビのシット・コムで、
知り合ったばかりの男2人が自宅のテレビで、スポーツ観戦。現れた、片方の恋人と連れ、
「あら、何見てるの?」
「10年前の何たらチームのスーパーボール(だったかな)の試合さ、ここで何とか選手のプレーが...」
(ドリフのコントよろしく笑)
2人あきれる。
というのがあったけど、まぁ、そんな感じ。個人的には、昔、ネイティブから以下の台詞を聞いた時に、確信しました。
(談笑)
「だろ~。世界でも偉大なスポーツを発明したのは、みんなアメリカ人さ。アメフトだろ、野球だろ、アイス・ホッケーだろ。」
(あの、皆、元ネタ別にあるんですが...)
ガタイの立派な方だったので、臆病者の私は、ラグビー・クリケット・ホッケーの話なんてできませんでした。
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2003.11.28
今日は米国はThanksgiving Day。Pilgrims(最初にアメリカにMayflowerで渡った人々)が現地民にいろいろ助けてもらって、やっとの収穫で生き延びた日を祝う国家祝日。カナダでは10月というのが、ちょっとした意外な発見。カナダって、文化とか二アリー・イコール、アメリカって感じなんだけど、微妙な違いがおもしろい。
家族と過ごす祝日のため、いわゆるU-ターンラッシュで空港もものすごくなるし、大学も昨日辺りから閑散と。生徒も、連休の始まりと終わりをサボったりするので、授業も空き空き。学期末も近いので、教授は平気で連休明けまでの課題を出し、最終課題提出締切に向けての追い込み、期末試験に向けての勉強等々で、「休みどころじゃないよ~」という学生も多い。(自分も全てに該当。)
10月末のHalloween前から、街にはディスプレーがあふれ、Thanksgiving DayからChristmas、New Year's Dayへ。日本に比べて祝日が少ないアメリカでは、この時期が最大の盛り上がりを見せる。今、研究プロジェクトで入り込んでいる公共系団体でも「Major Holidayは休みだけど、Minor Holidayは結構出勤だよ」と言っていたが、当然、この時期の祝日はMajor扱いです。
Thanksgivingに向けて、スーパーにはcranberry sauceで食べるturkeyがゴロゴロ。最初、見たときは白いカバーがかかって積み上げられてるそれに、一瞬「何で肉売り場にバレー・ボールが?」と思ったものだが。(ちなみにソースに入れるcranberryを買って来たが、苦すぎて生では食べられなかった。ジュースもあるが、本当に絞ったものだと、かなり苦いようだ。)
困るのは、こういったMajorな祝日には、全ての店が閉まってしまうこと。普段24H空いているスーパーも駄目。マクドナルドですら閉まる。従って、食料等買い込んで篭城戦。昔の日本の正月のようだ。
P.S.
車を運転しながらラジオを聞いていたら、DJが
"Happy Turkey!"
とか言ってた。"Happy Halloween"とかは一般的な文句だが、上のはもちろんギャグ。何かバカっぽいので好き。
【過去のコメント】
[Newell] [2003/11/28 05:46] [ MyDoblog ]
こんにちは。
サンクスギビングは、どのように過ごされていますか? 我が家では、妻がターキーを焼こうとはりきっています。
明日の、デイ・アフター・サンクスギビングセールは、どちらかに行かれるのでしょうか?
ちなみに、私もベイエリア在住です。ペニンスラの方です。
[blue&gold02] [2003/11/28 09:20] [ MyDoblog ]
書き込みありがとうございます。
家で、ターキー料理されてるんですね。アメリカ人は「ご馳走」「おいしい」っていうけれど、招かれて食べた日本人は皆「あんまり、おいしいものじゃなかった」と言いますね。アメリカ人のいい加減な味覚ではなく、奥様の腕による七面鳥はおいしく仕上がりましたでしょうか。
残念ながら、これから2週間はちょっとした付き合い以外は、勉強オンリーの日々です。楽しい楽しい冬休みまで我慢我慢。ふぅ。
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10月末はハロウィンということで盛り上がる。サンフランシスコでは、ゲイで有名なカストロ・ストリート周辺の主要道路が封鎖されて、学生を中心に多量の人間が押しかけて夜通し騒ぎ倒す。アメリカでも、あそこまで規模が大きいのは珍しいようだ。
電車は仮装したメンバーでぎゅうぎゅうになって、夜遅くまで走るし、ホームには急性アル中の若者が倒れてたり、人が多すぎて駅によっては封鎖される等、日本でいうと大晦日~正月の感じだろうか。おかげで、大学も翌日の学部生の授業は閑散としてたりする。家々も結構気合を入れていて、オー・ランタン人形を揺り椅子に乗せてポーチに置いたり、かぼちゃを10個ぐらい並べたり、ディスコかよ、っていうぐらいにフラッシュ・ライトをたく等々。家の近くには貧困層が住むエリアがあるので、結構子供がお菓子をもらいに来る。100~200個のお菓子があっという間に無くなるのでビックリ。1年目はあわててスーパーに買いに行ったりした(そこまでやる義務もないのだが)。
さて本題、ハロウィン気分で気が勇み、"Pumpkin Ale"っつうビールを買ってきたのだが、これが表現できないような微妙な味。かぼちゃだから甘めと言うなら分かるんだが、何故かスパイシー。ラベルを見ると、「かぼちゃとスパイスのフレイバーを混ぜ込み...」とか書いてある。Spiceはベッカム夫人だけで十分なんですが

捨てるのもなぁと思って我慢して、つまみを探して戸棚をあさっていると何か異様に刺激臭がする。「何だこの臭いは?」と思って、臭いの元を探していると、どうやら朝食用に買って来たベーグルから。気付かないで買ってたけど、そのラベルに"Pumpkin Spice"の名が踊る。う~ん、皆刺激に飢えてるのかな。Pumpkin味で十分だと思うんですが。何かこういうフレイバーがメジャーなのかな。始めて聞くんだけど。

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2003.11.27
ドイツでは蛇口をひねるとビールが出てきて、フランスで蛇口をひねるとワインが出る。アメリカならばバーボン、という話があるが、カリフォルニア州ならば?
特にベイエリアは、アメリカでも少し特殊な例かもしれない。何と言っても、北には世界的に有名になったワインの産地、Napa、Sonoma。南のMonterey周辺にも、いいワイナリーがある。だから、スーパーに行ってもものすごい種類のワインが並んでいるし、高級めのスーパーに行けばお得な値段でおいしいのが買える。ワイン屋さんも街中にあちこちあるし。それと同時に、アメリカ人はビール好きということも忘れてはいけない。スーパーに行くと、これまたずらーっとものすごい種類が並んでいる。「MillerとかBudとか、あんな水みたいにまずいのね~」と言うことなかれ、欧州各国~アジアものまで、あちこちのスーパーで普通に売っているのであります。ここら辺だとSapporoとかもスーパーで普通に見つかる。
加えて呑兵衛にはたまらないことに、西海岸にはかなりの地ビール製造業者がいる。英語で言うと、"Micro Brewery"。大学の近くにも全工程手作りの超弱小Breweryがあるとのことだが、シアトルとサンフランシスコ周辺に拠点を持つ、ここら辺でメジャーな存在といえば、PyramidとSierra Nevada。前者は、日本のキリン、アサヒのように、ビア・レストランも経営していて、幾つか近所にあり。結構、評判よいようだ。幾つかの種類の製品を出していて、日本のように季節限定ものもある。どこかの賞を取ったとかラベルに書いてあるアプリコット味ビールもある。酒好きには甘すぎるかもしれないが、カクテルのようなものと考えればいけるかも。女性に人気。後者が個人的には結構なお気に入りなのだが、こちらも少し濃い感じで後に甘味が残る感じ。「シエラ」という通称で、バーやレストランで注文しても通じる、ベイエリアではメジャーなブランド。
その他にも、北に行った田舎町Fort Braggという町(日本人観光客など確実に行かないであろう海岸際で、車でサンフランシスコから4時間ぐらいだろうか)あたりでは、Red Seal Aleというブランドが生産されている。こちらも住んでいる辺りのスーパーで手に入る品。近所には、日本の酒造メーカーの工場もある。そこの人によると、濁り酒とかはアメリカ人には全然ダメなようで、やはり清酒が売れるようだ。
このように、いろんなアルコールが堪能できる筆者には天国のような環境なんだが、課題や試験に追われて学期中はなかなか晩酌ができない。「待て」をさせられる飼い犬のような心境なのである。ふぅ。
【過去のコメント】
[えり] [2003/11/27 21:52] [ MyDoblog ]
アメリカ人の白人の1/3はドイツからの移住したドイツ人を先祖としますから。アメリカ人はビールが好きなんですよ。コーラもお好きだけど。w
アメリカのビールか・・・。未成年の頃に行ったっきりです。いきたいな、アメリカ。
[blue&gold02] [2003/11/28 01:28] [ MyDoblog ]
ドイツ人のご当地ビールびいきはすごいですからね。それにしても、アメリカ大企業のビールはまずいですが。ブラウマイスターとかの職人的要素も、アメリカには全く合わないですよね。
[Hiyohiyo] [2003/11/28 10:03] [ MyDoblog ]
アメリカ滞在時は、まずスーパーに行って飲み物代わりのビールを買い込むところからはじめてますw
時差ぼけ解消のためにも、寝る前には大量にアルコール摂取して寝るよーにしてるので^^
地ビールはほんといろいろありますよね、あちらさん。こっちで調べていってもわからんので、現地の連中が、これは
うまいぞ、って言ってる奴を飲むようにしてます。
カリフォルニアワインも大好きで、暇があればレンタカーでナパやらソノマに行って、畑眺めたり、蔵見学ツアーにのっかったりしてたり^^
またいきたいなぁ~
[blue&gold02] [2003/11/29 00:21] [ MyDoblog ]
時差ボケ解消ならば、ビール+トマト・ジュースのカクテル"Red Eye"などいかがでしょう。
アメリカでは、西海岸を夜に発ち、東海岸に朝着く便を"Red Eye"と言います。安くて、着後すぐ活動に移れるメリットがあるけれど、やっぱり時差の影響と睡眠不足で体力的に辛くなるので、そういう通称が。
ただそれだけです。地口(Pan)ですいません。
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2003.11.25
今住んでいるサンフランシスコとシリコンバレーのあるサン・ノゼ周辺に広がる(SF)ベイエリアには幾つかの悪名高い場所がある。ここで「悪名高い」というのは治安がかなり悪いということ。
アメリカでは数ブロック行っただけで、住民層ががらっと変わって治安がヤバクなったりする。サンフランシスコで言えばTenderloin、ここは薬中とディーラー、浮浪者(これは元々どこでも多いのだが)の巣窟。観光のメッカ、Union Squareからほんの数ブロックなのに、その有り様。もしくは、East Palo Alto。Palo Altoには名門Stanford大があり、はっきり言って「ここはアメリカではないのでは」と感じるような綺麗過ぎるエリア。基本的にはこのクラスの私大名門校になれば、金持ちが多いので、ショッピングモールにもTiffanyが入っていたりするところなのだが、その東側だけは治安が悪い。
ある区域に対して、あぁここにはできるだけ来ない方がいいな、と察するのは簡単。
1. 住宅地ならば、庭が荒れ放題。鉄網系のフェンスがあったりもする。
2. 商業地ならば、窓ガラスが幾つか割れている。店には夜間、必ず鉄格子系のシャッターが。
3. 道にゴミが散乱している。
4. 止まっている車がボロボロ。
5. 落書き(グラフティって奴ですね)が多い。
日本人でも危なっかしい語学留学生とかが、そういった場所へ行ってしまうようだが、ネイティブはまず超有名デンジャー・ゾーンには近寄らない。そもそも僕が昼歩いているようなキャンパス内でも、大学発行の「安全の手引き」を見てみると、昨年の総数
強盗 81件
自転車泥棒 229件
その他の盗難 566件
洒落になりません、キャンパス内だけの数字だから。普段暮らしていると、アメリカの中では一般的な感じなんだけど、日本で幾ら凶悪犯罪が多くなったといっても遭遇確率が一桁ぐらい違うのでは。(日本では大学内の犯罪統計など公表されていないようなので、比べられなかった。)
超危険地域では、夜中車で迷い込んでも、赤信号で止まってはいけないとされる。ま、そもそも入り込んではダメなわけだが、僕がこちらに来る数年前にも、すぐ近くの街でフリウェーの出口を間違った日本人家族が車を止めた途端、襲われて殺害されたとか。
その街がOakland。ベイエリアではかなり大きい市でもあるから問題。ダウンタウンはちょっとしたオフィス街でもあり、観光名所、有名なジャズスポット等あるのだが、中でもEast Oaklandという辺りは結構まずい。昔、海軍基地ができたために、このOaklandとRichmondに貧しい黒人層が住むようになって治安が悪くなった、という歴史のようだが、とにかく全米でも人口に対する銃による死者が多いとのことで、両市とも(特にOakland)有名。ローカル・ニュースを見ていると、罪の無い小学生、中学生が流れ弾で死ぬという話が、最低でも数ヶ月に一遍あるような気がする。貧困層→ドラッグ・ディラー→銃撃という連鎖が永久に続くようで、悲しいアメリカの現実を見せさせられるわけだ。
さて、前から続くジョーク・トリロジーもこれで最後。これまた、1年前のネタで古いので何ですが。悪名高いOaklandには、人気のある球団"Athletics"(皆、通称A'sで呼ぶ)と、アメフト・チーム"Raiders"がある。街の雰囲気同様、これらのチームのファンも荒くれ者系が多い。野球のファンの方は意外とまともなのだが、一度試合を観に行ったら、相手チームのYankeesシャツを着た少数派が喧嘩を売られていた。(甲子園に巨人優勝と書いたTシャツ着ていくようなものだから、自業自得かもしれないが。)A'sの場合は白人の子供連れが大多数なので、まぁ可愛いものなのだが、Raidersの試合はかなり不穏な雰囲気で有名のようだ。知り合いの日本人が渡米して、すぐに知識ゼロで観に行ってしまい震えてた、とか言ってた。
そのRaidersが昨年は優勝。勝った勢いで、East Oaklandでは暴動が発生(勝ったのに何故?と思うわけだが)。車がひっくり返されて火がつけられ、略奪が横行した(Raidersの意味を考えると皮肉)。貧困が、結局、教育水準の低さや暴力につながり、荒れ狂うファンを生むのだろうが、そういった所は欧州各国のフーリガンと似たようなものなのだろう。そういったRaidersがちょっとしたネタになっているジョークをどうぞ。
~スーパー・ボウルの立役者(抄訳)~
オークランド・レイダースのコーチは最強メンバーを揃えるために悩んでいた。足りないのはクウォーターバック。あらゆる大学も高校も当たってみたけれど、スーパーボールまで行って確実に勝てるような戦力が見つからなかった。
ある夜、コーチはCNNに目が釘付けになった。アフガンの戦線で、若いアフガン兵が素晴らしい肩を見せつけている。手榴弾をまっすぐ200ヤード先の3階の窓の中へ。お次は、100ヤード先の10人の兵隊へ向けて。どか~ん!そして、90マイルで走るジープに向けて。命中!
「こいつだ!」コーチは彼をアメリカに連れて来て、アメフトについて教え込んだ。おかげで、レイダースはスーパーボールまで進出、優勝。MVPとなった彼は、コーチに「今一番何をしたいか」と尋ねられ、「とにかく母親に電話したい」と答えた。
「母さん、俺はスーパーボールで勝てたんだ!」
年老いた母親は答えた。
「お前とは話したくないよ。お前はアタシらを見捨てたんだ。息子だなんて思ってない。」
若者はそれでも電話越しに話し続ける。
「母さんは分かってないんだ。世界で一番偉大なゲームに勝利したんだよ。今じゃ、数千人のスポーツ・ファンの絶賛の真っ只中さ。」
「お前こそ分かってない。今この電話中にも周りでは銃声が響いているんだよ。近所は瓦礫の山さ。お前の兄さん達は怪我して死にかけてるし、妹達はお天道様が出てる中でレイプされたんだよ。」
母親は黙り込んでしまって、やっとのことで涙ながらに訴えた。
「お前を絶対に許さないからね、アタシらをこのオークランドに連れて来たことを。」
~完~
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ジョークつながりで、少し古いネタを。
1年前ぐらいだろうか、英国の教授が、ウェブ上でジョークを応募してもらい(当然、英語に限る)、さらに人気投票を行う研究プロジェクト結果を発表した。(現在は、ノミネート・投票等はやっていない模様。)これは人文系の研究だけど、うちの学科でもインターフェース、データベース構築と統計の取り方に関して、ジョークをレーティングするソフトの研究をしていた教授がいる。一風変わった研究が多い人なので何だが、それだけジョークというのが欧米人の興味を引きやすい話題なんだろう。
集計結果については、日本でも結構話題になっていたのだが、こちらのキャンパスでもコンピュータ・ラボの黒板に件のジョークが書かれたりしていたので、世界的にも結構話題になったのでは。調査結果によると、「日本=ジョークの習慣が無い」ということで、この結果の辺りに日本の皆様は食いついたよう。日本人にとっては、アメリカン・ジョークって何か「やぁ、トム、こんな話があるんだ、聞いたことあるかい?」ってな感じで始まる小馬鹿なイメージがあって、ちょっと日本人の感覚からすると「おもしろいの?」ってところがある。古臭い小噺ってやつに近いのでは。
例えば、先日、アメリカのパーティの席で弁護士の話になり、ネイティブが「弁護士ってジョークのネタが多いんだよね」と言って話し出したネタ
~世の中を良くするには~
「弁護士に関する様々な問題点を片付けるために、最初にやらなければいけないことって何だろう。」
「奴らを1,000人、海の底に沈めることさ。」
~完~
というのは、正直笑えんかった。日本では先生職業で超エリートの「弁護士」様も、アメリカでは日本での「政治家」に近いイメージ、山師・詐欺師といった感があることを知っていても、単純にヒネリが無さ過ぎるわけですよ。
さて、本題の集計結果「世界一面白いジョーク」というのは、こんな感じ
~人気No.1だったジョーク~
「米ニュージャージー州で、2人がハンティングに出かけたが、1人が木から落ちてしまった。息をしていないようだし、白目をむいている。」
「動転したもう一人は、携帯電話で緊急通報した。”友達が死んでしまった!どうすればいいんですか?”」
「電話を受けたオペレーターは言った。”落ち着いてください。まず本当に死んでるのかはっきりさせないと。”」
「電話越しが静かになったかと思うと、少し経って1発の銃声が聞こえた。」
「電話に戻ってきた男が言うには、”OK、次にはどうすればいいんだい?”」
~完~
確かに「世界一面白い」とは思えん。ただし、日本で出回っていた訳は意図的なのか、訳し方がpunchlineを殺してしまっていたので、意味が分からなかった人も多かったようだ。上の訳では「はっきりさせる」という語を使った、元の単語"make sure"には「確かめる」と「確実にする」という両方の意味があるので、そこのダブル・ミーニングが一つのポイントなんだけど、ほとんどの訳が「本当に死んでいるのか確かめて」となっていたので。
この話に関しては、旦那さんがイタリア系アメリカ人の日本人漫画家が書いた「ダーリンは外国人」という本の中でもページが割かれており、そのネイティブの「ダーリン」によると、「指示してもらわないと何にもできないタイプの人間が繰り広げる非常識な行為が面白いんだ」とのこと。その解釈も一つの要素ではあるけれど、普通に考えると「言葉の取り違えで、とんでもない事をする」という部分がキモでしょう。どちらかと言うと、日本語の訳し方の問題点が、興味深かった覚えがあり。
最初の「米ニュージャージー州の男」という辺りにも何か皮肉がありそうなんだけど、これについてはよく分からんかった。単なる設定なのだろうか、それとも...
【過去のコメント】
[Newell] [2003/11/24 16:46] [ MyDoblog ]
こんにちは。
私もカリフォルニアに住んで、こちらの会社で仕事をしています。オフィスにいるのは、私以外は全員アメリカ人。残念ながら、彼らのジョークはさっぱり笑えません。それでも、次から次へと私のところに来ては、新しいジョークを披露していくのですが・・・
一通り話し終えた後に、私が、
"Then?"
とかって言うと、とっても落胆するのがかわいそうです。(苦笑)
先日、古典落語の「ときそば」を適当にアメリカ風に直して披露してやったら、意外と受けました。落語は文化的背景をあまり反映していないものは受けるみたいです。パーティーでジョークに困ったときには、試してみてください。
[blue&gold02] [2003/11/25 01:42] [ MyDoblog ]
どうも、コメントありがとうございます。
なるほど、落語ですか。文書いてるときも、「小噺みたい」とか言ってましたが、確かに落語を短くすれば=ジョークですね。いいことを聞きました。でも、「時蕎麦」のリズム感を英語に移すには、僕の英語力が悲鳴をあげそうです...
"Then"と言いたい気持ちはよく分かります。英語のコメディって基本的にはスタンドアップとかの一人もの、もしくはコントスタイルだから、オチに向かってのフリが弱いような気もします。ボケとツッコミみたいにして、オチに向かってグイグイためる感じが日本人にしてみると弱いのかな。紹介しているようなジョークも訳しながら読み返していると、オチに向かっての仕掛けはあるんですけどね。
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